「どうもーまい。です。今回は遊戯王の環境情報をお届け!各種優勝者さんや様々なプレイヤーに声をかけて記載許可をいただいたデッキレシピと共に今回の遊戯王の環境を振り返っていきましょう!」
「今回の『フレイムズ・オブ・デストラクション』での登場で一気に変わるかと思った環境は実はかなりスロースタートな結果となりましたの。
手札誘発が実質数種類も入り『先行での強みを消すカードの登場』がドンドンと増えていく最中、2つの新規カテゴリーは汎用性と、デッキ構築を大きく揺るがすカードとして登場したんですわよね。
遊戯王では1月のパックが強いという例年の問題を消し去ったのは好印象ですし、そのお陰で見えてきた『各種リンクパーツのアクセスの強さ』が勝敗を決する事もふえてきましたの。カテゴリーという区別も大事ではありますが、強力なリンクモンスターを使えるかが鍵になるという新規召喚方法を優遇する感じは伺えましたわね」
「そうですね!
しかし、現状では新規カテゴリーの2種類ともが優勝したって事もありますし『出張パーツを採用して』っていう動きが2018年では復権されそうな感じがします。
HEROの出張やハリファイバーなど強いから採用するという動きが『1枚のパーツだけではない』点に注目しつつ今回の特集といきましょう!」
新規カテゴリー エレメントセイバーの動向編。
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「さて、今回のエレメントセイバーの動向は結構面白い事になっています。まず、戦士族である事から《聖騎士の追想 イゾルデ》の採用が中心となっており、入賞や上位デッキには主に『装備カードの採用』が見られている事。そしてフィールド魔法等のサーチをどうするのかに関しての答えが結構分かれている点には注目したいですね」
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「実際遊戯王において、イゾルデの存在は戦士族の大きなメリットとなってますが、エレメントセイバーではコストとして捨てる事が出来るという強みでもあるのは考えたい事ですの。
そしてHERO等の採用と共に併用して《サモン・ソーサレス》が同時に採用される事でデッキの属性や種類を悪用?出来てしまっているのがポイントですわね」
「そうですね。特に《V・HERO ヴァイオン》を意識していることもありますが、出張としてヴァイオン等が目に入るのはかなり嬉しかったですが、その時に戦士族だったなぁという事を思い出してしまいました。
このデッキもまた1枚で動けるという事を証明されていたので衝撃的でしたが、光属性を同時に採用してのフォスオラージュからのワンキルはエレメントセイバーを採用したからこそ出来る事。闇属性での強化は今後も来るので、強カードを採用としてのデッキでは今後も環境では期待出来そうです。
ただしエレメントセイバーの母数の話ではいまだ少なく、覇王魔術師やセフィラなどのペンデュラム系統のデッキが今は強いのでその規制次第かなとも感じています。
関連記事。 カオス軸での採用+HEROのコンボが強力。
「また純構築では駄目なのかというご意見も来ていましたが、DM等でご解答したように準優勝など結果を出していますの。
純構築での霊神は、主にフィールド魔法がネックとなる難しいテーマでしたの。ここを意識して尚且つイゾルデをリンク召喚しようとすると、装備魔法の枚数とかでデッキ枚数が40枚を軽く越えてしまうんですわよね」
「そうなんですよ!
霊神のギミックをどこまで採用するのか。また、エレメントセイバーの採用数は本当考えないといけない点でした。ムーラングレイスの高騰も相まって怖かったのですが、最終的に行き着く先はフォスオラージュとムーラングレイスの数枚だけ挿すだけで良かったのはホッとした部分でしたね。
実際霊神の採用枚数は事故率となってしまうことがネックだったので今回の2つのデッキはそれをどうしたかが分かる良いものでした。フィールド魔法をサーチをどこで補うのかの工夫や盆回しを双方採用せずにしているのにも注目です」
純構築のエレメントセイバー
新規カテゴリー トロイメアの動向編。
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「さて、その中で中々低値が更新されないのがトロイメアデッキですわね。このデッキは相互リンクという強みを活かしたデッキである事がポイントでしたが、初日での優勝やトロイメアを植物リンクと合わせた動きがポイントになりましたの。壊獣での対策での対策など特殊な効果を活かした戦い方がポイントでしたわね」
「ですね。特にポイントとなったのは確実に特殊召喚をさせない事が出来るイヴリースの存在が大きかった気がします。エクストラリンクが簡単に出来るデッキでイヴリースを送りつけてしまえば相手が特殊召喚が出来ないっていうジレンマを抱えつつ召喚権を使うか、全体除去を打っていくしかないんですよね。
それもトロイメアを採用していれば耐性も出来ており、手が付けられなくなるのが強みでした。一方でメインデッキに採用できるのがトロイメア名称ではカード自体がイヴリースのみだったので『ココでも出張というか1枚で動けるデッキに採用される事になっている』のがポイント。
植物リンクは現在ワンキルが出来るというのが1つの強さの秘訣となっておりますが、アマリリスワンキルを規制するかはまだ不明なので今後のバリエーションの1つとして考えたいですね。
オルターガイストも上位へ!手札誘発と妨害を中心にしたロービートが環境に入り込む!
「そこで更に注目株として登場したのが『オルターガイスト』。このカードは主に幽霊とゴーストガールからの刺客ですが、トリックスターも含めて10期のデッキが軒並み上位に入り込み始めています。
新規のカードのお陰で急激な強化!という背景がありながらも低速ビートダウンの強みを活かしたのが大きな特徴です」
「実際採用の背景で登場しているのが剛鬼などのアドバンテージを稼ぎやすいカードの登場ですの。必然的にダークロウのようなカードが環境に減った事から除外を気にしないで良いというメリット。
そして手札誘発を多く積んでも、事故りにくい安定性。墓地に送られても活躍できるというというのを感じる結果となりましたわね」
「まぁ手札誘発ありきなのは否めません。しかし妨害というカードがあるからこそ輝くカテゴリーってのは最近増えた気がします」
様々なデッキパーツを活かせるデッキが今後上位に組み込む可能性も?
「おもに他のデッキで採用がされるというのが前提で作られているのがポイントで、属性等も含めて今後も出張として採用される点が注目されそうです。
エレメントセイバーは純構築に特化すればするほど「ハンデスのムーラングレイス。サンダーボルトのフォスオラージュ」の存在が。
一方でトロイメアでは特殊召喚時の効果無効のグリフォンがいたりと様々なデッキのエクストラデッキに1枚採用したいカードが目白押しだったのは言うまでもありません。
しかしながらこれらのカテゴリーに関してインタビューを続けていく内に注目点となったのは『ある程度想定された規定の回し方』に合わせたものだったという事。今は優勝カテゴリーも様々ありますが、純構築でモンスターを精鋭にしつつ手札誘発で固める事が難しくなるなどの欠点もあるので、そこを何処まで切り詰めていけるかも焦点になりそうかな?」
「現状ヴァイオンに関してはHEROが。トロイメア×植物に関してもワンキルと「既に勝ち筋が決まっているカテゴリーに出張」している事がポイントになってますので、そこに採用して仮想的を倒せるのかというのも考えないといけませんわね。ハリファイバーの一件も含めて「パーツとして大きく区分されたエクストラデッキ」というのを今後考察していかないといけませんわね」
「ですねぇ。新規層もそうですが、ここで躓くことも多そうですし、次回からは意識して書いてみましょうか!」
今月のガチデッキ分布図はこんな感じ。