遊戯王事件簿シリーズ第二弾は、遊戯王高額商品の中でも異質な存在「ダークボルテニス」のプレイマットについてのお話です。プレイマットでは様々な高額商品がありますが正規の手段で手に入らない幻のプレイマットの存在がありました。
今回はそんな事件の真相を振り返っていこうかなぁと思います。
遊戯王高額プレイマット「ダークボルテニスマット」とは
遊戯王の問題で起きたアッパーデック社との因縁が残った商品「ダークボルテニスマット」 。その正体はアッパーデック社との訴訟問題等が背景にあるのかなど「正規手段による入手が困難」である事も背景にありました。また、大会中止において『出回らなくなった説』が有力になっています。
「あ、これこっちが訴訟受ける奴だ(。・ω・｡)」
「今回の話題は幻のプレイマット、ダークボルテニスマットについての話題です。遊戯王には数々のプレイマットが存在し、高額な商品になっているという話を前回はしてましたが、その中でも異質な存在を放っている商品がありました。
これに関して深い話をすると怒られそうではあるのですが、ジャッジでの専用プレイマットかつ遊戯王の海外会社運営で行われている大会で『配られるはずだったプレイマット』です。
「ダークボルテニスプレイマット」と幻の理由
イラストは当時強力・・・だったダークモンスターでのカウンターカード《ダーク・ボルテニス》。イラストは今までと同じような作りではありましたが、お話も諸説ありすぎて「途中で配布が打ち切られたが故に幻のプレイマット」として話に挙げられるものなんですよね。
勿論、全て憶測の範囲ではありますが当時の経営に関して打ち切りになる理由があって『その影響である可能性がものすごい高い』訳です(´・ω・｀)
遊戯王/レア/EXTRA PACK 2EXP2-JP032 [R] ： ダーク・ボルテニス
「まぁその会社の話はおいおいするとして、これに関してはマットも数枚出回っている事からコレクター価格として崇められるようになってしまった訳と」
「まぁネット界隈でも50万位になってましたね」
「50万！？」
「当時でも5万円位していたものでしたし、2016年辺りでも10万クラスの商品でしたのよ(๑╹◡╹)」
「特に今や本当に幻すぎるプレイマットとして名を馳せることになってます。というか知ってる人殆どいないんじゃないか説まで飛び出しますが、コレクターであれば1度は見てみるといい商品です。ダークボルテニスプレイマットの良さはやっぱり黒い下地に映えるイラスト故に異彩を放つ感じになっているんですよね。
またアッパーデック社の問題も背景にはあって『あまりいい商売ではない』事を続けた結果と重なったので何とも言えません。ただこの流れは9期の遊戯王の売り方でもそうですし何かしら現在のTCGの功罪を先走ったものは軽い形ではあると思います(レアリティ商法やインフレ商法など)。
「まぁそういう意味で、本当に幻の商品になっちゃったって訳よね・・・もし大会上位入賞者専用って事は数も刷られてないし、更に『途中で手に入らない』ってなれがって話か」
遊戯王高額プレイマット「ダークボルテニスプレイマット」の在庫は？
「まぁ問題のダークボルテニスプレイマットの在庫が実際に無いのでは？という話がありますがネットオークションや実物が一定数存在するのは確認されています。昔チラっと見たって有志の方が言っていましたが、これも実際はかなりレアな様子。
それに正規手段では手に入らない以上『現在新品かつ美麗状態なものは皆無に等しい』のではないかとも感じています。
また商品の紹介をしようにも「本当に本物かが不明な上に怪しい案件」であるが故にオススメとも言い切れないのが難点なんですよ。
「偽物の可能性もあるしね・・・」
「しかも5dsのロゴもカッコいいという話もあってそれでなお人気になってる商品なんですの」
「まぁもし持ってる人がいたら正直凄いって話よね・・・実際に持ってる人にインタビューとかできれば良いけど、見せてもらった時になんて声をかけたら良いのか分からないわよ(。・ω・｡)」
「ただ言い方は悪いですが、貴重商品故に言い値でって話も多いので実際の値段は不明です。当時の貴重さも相まって数少ないコレクターズアイテムとして有名ですし、配布中止にならなかったとしても高い商品だったのには違いないでしょう。
また正規入手が不可かと言われれば少しだけ話が違います。
ダークボルテニスプレイマットに限った話ではないものの、遊戯王と海外の制作問題での影響で起きた問題で一番の被害者でもある分、高額なプレイマットの1つとして当時から注目しているユーザーがいたりしていました。というかそもそも海外のカードが実質強力すぎたのも事実。
例えばダークモンスター全盛期に有益だった《闇の誘惑》。ライロの強烈なサポートカード光の援軍、ロンファなど当時から考えても破格なスペックを持っているものが多かったし正直後のインフレを推してしまったカードたちがこの当時に多かったのは言うまでもありません。
遊戯王/スーパーレアパラレル/20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION20TH-JPC92 [SRパラ] ： 闇の誘惑
それに、子供であってもエクストラパックの有用さに驚いた人もいるでしょう。また日本でも闇の誘惑などは高額商品として当時は注目されてしまって一部のデッキにて資産ゲーが進んでしまったのは感じてたんですけどね・・・(´・ω・｀)
「まぁ確かにこの当時のパックって《ダーク・グレファー》・《ローンファイア・ブロッサム》・《闇の誘惑》は環境で見かけてるし、《マテリアルドラゴン》はメタカードとして雇用された時代もあったわね。
もっと言えば、《六武衆の師範》・《ヴォルカニック・ロケット》とかも再録とは言え入っていたし・・・ラインナップとしては注目されすぎな流れだったわよ(。・ω・｡)」
「まぁそんな流れもあって数年後にはダークボルテニスと時期が重なってしまったという皮肉さもあったんですけどね。
もし、この高額商品「ダークボルテニスマット」が売られている時は是非とも注目してみてくださいね(´・ω・｀)久しぶりにダークボルテニス使ってみようかなぁ」
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