遊戯王のジャッジで過去に起きた事例やジャッジ問題などを含め、遊戯王ジャッジから考える今後のジャッジの規定やジャッジキルによる炎上を避けるための対策などを解説・考察します。
という夜中の振り返りです。ジャッジの炎上や問題点に関しては過去の記事をご覧ください。
遊戯王 ジャッジ:度々訪れる不正・ジャッジ炎上について
「あー・・・うん。これに関しては前日は本当に大荒れでしたね。ウチも実際に帰ってきて見て考えたんですが、今回は厳しめに贔屓ジャッジという形のワードで話させていただきます。
というのもこのジャッジ問題。社会的にもTCGだけで起きてる問題ではありません。
ジャッジを公平に行う・・・世界的な競技すべてに関連する問題でもあるのです。そりゃあ自国が優勝するのが一番ですから贔屓もしたくなるでしょう(´・ω・`)競技性においてのジャッジは言ってしまえばTCGが一番わかりやすくてルールがあるからこそ『キチンと行い、複数の各国のジャッジが集う』のが当たり前な環境になるべきなのではないかと思う訳ですね」
「中々に荒れる話題よね。だってルールの問題はさておきジャッジの存在って『こういったものを避けるため』にあるんだからさ。戦いにならない。対戦にならないという問題を引き起こしてしまうんじゃ・・・」
「正直なところ、遊戯王の世界大会のジャッジ炎上の件もジャッジもアメリカで、開催もアメリカっていうだけあって「威圧的なジャッジがあった」とかで炎上した案件もあるんですよ。
こういった開催国で起きる問題は本当に後を絶ちません。ポケカの炎上だってジャッジが2人いれば起きなかったかもしれませんし、ジャッジ規定をきちんと決めるほうが先!って思う事もありました。匂いとかそんな事よりも・・・って感じた話は多いんです」
「今回は人種差別的なジャッジっていうけど「日本人だから炎上もそこまでしない」だけでこれがもし黒・・・」
「ああああ!!!ダメ!それは言うとやばい!!
(´・ω・`)まぁでもそれは確かにあるのですが、TCGの審判をすべてジャッジに任せるというのも危ない事なのかもと思える事例です。
遊戯王のジャッジ問題も過去に数件存在した。
「実際に2017年の世界大会では遊戯王において『数々の警告と非難が起きていた』背景がありますの。1試合で6・7回警告が飛ぶなどジャッジの不正に関してはヘイトツイートが多くTCG自体を縮小させてしまう動きになり兼ねないわけですわね(๑╹◡╹)」
「過去にもヴェルズビュート事件も含めてだけど、ツイッターでの問題は数知れずとなったのよね。
実際に世界規模での大会で考えて問題は数知れずだったんだけど陰謀論的な裏ルールまで出てるって話じゃないの*1
「それは聞いた事ありますね。実際に監視者であるユーザーが増えていてもこういった問題があって、『各種TCGでこういったジャッジ案件が増えてる』印象です。
遊戯王に限らず、前回のポケカ。MTGな何かしら一部のユーザーに対しての警告をならす事は多いようで、意味不明な警告連打などが起きてたりと『問題が多発する事態』になっています。遊戯王の世界大会では日本人のユーザーがそういった故に炎上して話題になりましたね」
遊戯王のジャッジ含め、対策法はないのか
「遊戯王のジャッジなどでも問題がありましたが、こういった問題を起こさないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
方法は「ジャッジの人数を増やし、アウェーの国を含め審議する事」です。これに関しては言うまでもなく『人数を増やして対策する』しかありません。実際にフィギュアスケートなどの競技点数を図る競技で様々な各国のジャッジや審査員を入れるような形にすれば少なくともアウェーでの贔屓は起きないでしょう。
ただし世界大会であってもそういった事をするには「各国語を話せてなおかつ適切なジャッジが行える人」という敷居が高すぎる事をしなければなりません。ジャッジに関しては『世界各国』の為とコストの面もありきっと行えないのではないか(´・ω・`)」
「まぁ監視されててもこういった問題が起きてるから対策しようがないのよね」
ジャッジは「監視・判断する人」であり威圧的な存在になってはいけない
「ジャッジとはそもそもどういった事を定義されてるものなのでしょうか。
ジャッジ(英: judge)
英語で、「裁判官」、「審判」、「裁判する」、「判断する」等の意味。日本語でも「審判」、「判断」などの意味で用いられる。
とあるようにユーザーに関して公平な立場でなければなりません。しかし昨今のTCGを振り返るとジャッジの問題に加えてジャッジキルなど『何か威圧的な存在』として見られてしまうような事があってはなりません。そりゃあ不正はダメですし、審議を行い円滑に進めるという面でもどうしても問題が出てしまうのですが「心理的プレッシャーを与える為の手段としてジャッジを利用する」というのはもっとダメな事です。
世界の競技という面で見れば少なからずとも『ジャッジ案件』の問題は出てきますからこれだけで「TCGの市場はダメだ!」と判断するのは違いますが、そのために努力したものに関して無駄になるという無念の気持ちは痛いほどわかります。
また、強者差別的な部分も多く、ジャッジ案件に関しては一度「規約等を見直すべき」でしょう。
特にジャッジのルール裁定は問題ないものの、ペナルティーでの裁定は「各々の判断」であり「理解と確認」であるが故にキチンと複数人かつ各国のジャッジという部分でなければ『再発する危険性がある』のです。またジャッジでの不正が大きければ関係ない勝者にも火種が飛んでしまいますからいいことは全くないのです(´・ω・`)」
「2019年でも遊戯王の世界大会で一度ジャッジキルがありました。個人的にジャッジキルをリアルタイムで見てても遅延の判断なんてわからないのです。
ただ1つ怖い点としてはCS等で不正が行われてるのは確実にありますしジャッジそのものの存在はかなり重要である事。また賞金が絡むと不正は加速するように増えるようになっていくでしょう。
TCGの競技性が求められる中、説明責任を含めて行うようなジャッジである事。そして悪い事をした人にはパッシングをいくらしても良いという民度的な炎上がなくなる事を祈ります。
*1:問題は闇の中ですが、海外ではコナミ的にそういったルールがあるとかで疑いをかけてる人もいる様子でした