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「カードゲームブームが再び起ころうとしている・・・と感じる事が多いまい。です。2017年の遊戯王のリンク召喚の売上げも回復したのですが2018年はヴァンガードのスタンに合わせての海外の売上げ向上やポケカの売上げが伸びたと言った様々な嬉しいニュースが各種を駆け巡っていると思います。
遊戯王も実際は売上げは前年度を大きく越えるものを見せており、注目したい部分はあるのですが、考えなければならない点と言えば『ほぼ全てのTCGが好調である』事でしょう。
こういった面を踏まえつつ様々な各種カードゲームの戦略を個人的に見返すと共にこれから始めると実際に楽しめるのかという面までセットで見て行きます」
- 遊戯王の販売数も回復傾向へ。リンク・ヴレインズ・パックやコレクター志向に呼びかける『ボックスアド』に光が。
- デュエルマスターズは絶対に箱でアド損しない「確実に手に入るカード」が焦点に。箱で裏切られない最低限の保障が売り。
- ポケモンカードの人気が一気に上昇。500円デッキや様々なインフルエンサーの後押しが強い。
- 正直に言えば『売上げが伸びる』大部分は宣伝。そして売るための戦略や環境のバランス等が注目されるからだと思っています。
遊戯王の販売数も回復傾向へ。リンク・ヴレインズ・パックやコレクター志向に呼びかける『ボックスアド』に光が。
「遊戯王は前回紹介した通りですが、遊戯王自体のボックス自体を買うと得するという部分を前面に出した商品が増えているというのが特徴です。
そもそもボックスでノーマルカードが出やすく『1箱』で完結しやすいので複数購入は中々に考える部分が強かったのですが、今回の20TH等でくじの様に買う人が増えたり純金製の青眼であったりと初期やコレクター勢に呼びかける動きが特徴となっていました。
カードゲームの売上げにおいて重要なのは様々な層に呼びかける事なのですが、現在の遊戯王OCGにおいては大人向けのコンテンツという運び方も出来ており『昔のユーザー』にもフォーカスを当てている点は見事だと思います」
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「実際に今回の遊戯王の売上げ上昇は結構努力したところを見せられた感じもしますわよね」
「そうですねぇ。特にカードゲームブームという火付け役である事もあって一番盛り上がった時期から『下がった』と思われてしまったりもしてしまいますが、TCGにおいては最大手である事は否めないでしょう。特に最近ではゲーム関連や『全カードの画像認識にも成功』しており、今後の遊戯王の展開には非常に興味が沸いたりもしています」
「実際に楽しむ事が出来る事も増えましたし遊戯王は1年目にして様々なキーカードを出して自由さをアピールする事がメインだった動きでしたの。リンク・ヴレインズ・パックなど既存のカテゴリーを推す事でも売上げが伸びると判断している節はありますので今後もドンドンと新規と共に強化がされる可能性がありますわね」
「それでも救済が無いカテゴリーも多いですけどね。遊戯王では『最も名称が多いカードゲーム』の可能性も強くその多さから救われないカードが多々存在しています。
実際にこれはお声を頂くことはありますが言い変えると『ストラクチャーデッキを複数個出す意味』も出てきたりしますし20周年に向けて様々なコンテンツが登場するかも・・・！？と期待したい部分でもあります。
期待して待つことにしましょう！(´・ω・`)ノ」
「そう考えると遊戯王っていう事結構言ったよなぁ・・・」
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デュエルマスターズは絶対に箱でアド損しない「確実に手に入るカード」が焦点に。箱で裏切られない最低限の保障が売り。
「遊戯王に続いて昨今急激に売上げを伸ばしているのがこのデュエルマスターズです。
デュエマはボックスを購入した際に絶対に環境を取れるレベルのカードが1箱で入っているので4箱=『そのまま環境デッキのキーパーツ等が手に入る』仕様となっている点に注目したいですね。
また個人的に注目したいのはメインで活躍してるキャラクターのカードが活躍して優勝していたりする点。またインフレを起こしつつもシールドトリガーを多くする事で『速攻デッキ等の対策』が出来ていたりと環境のバランスを取る部分でも凄くテストをしてると実感する部分がありました」
「後は大会の参加人数等が一気に増えた感じしますわね」
「そうですねー。特に2017年等から爆発的に人気が出てきたりして注目はしてきました。それに販売するパックに関しても『カード資産価値』が護られているのも特徴で、カード単価は高くても数年は再録されないのが確定しているゴールデンリスト等の存在が注目されても良いかなって思います。
様々なTCGで再録を期待されたいという部分はあれど、こういった取り組みは個人的にはかなり評価したい所。新規を刷りつつも確定で再録が起きないことで安心してパックを買えるのは良い所かなーと感じたりしました」
「カードやボックスを購入する点で『これは再録来ないなぁ』という安心感はカード買うときにホッとする点ですね(´・ω・`)またサッヴァークやデスザークなどの環境で必須になるキーカードもボックスで必ず出てくるので買おうという購買意欲を引き立たせてくれます。運が無くても環境カードを絶対に引きたい。
子供にプレゼントする際に『絶対に表紙の当たりカードがある』という面がやっぱり大きいと思います。安心して喜んで貰えますからね」
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ポケモンカードの人気が一気に上昇。500円デッキや様々なインフルエンサーの後押しが強い。
「恐らく一番大きくポイントとなったのはこのポケカかなと思います。実際に売上げが伸びた！3倍！？って感じで一気に広まったポケモンカードですが・・・一歩裏を返すとポケモンカードゲームは５月等までは売上げが伸び悩んでいた事実を結構だれも発信者は扱っていなかったなぁと感じました。
勿論前年比という意味では伸び悩みましたが新規層を確実に拾うという意味では、『５００円デッキを９種類』というラインナップで出したのは凄いと思います。えげつないインパクトだなぁと(´・ω・`)」
「後はやっぱりインフルエンサーという部分であったりと人口が急激に増えたってのはありますわよね」
「実際にゲームの成熟もありますし売り込みがまだポケカは薄いのかなぁと思います。YOUTUBERの紹介でっていう人は多いですが言い換えると公式での宣伝をそこまで注目される方はいません。
ポケットモンスターというコンテンツを生かすものではありますが、色々と注目しなければならない部分は多いです。例えばスリーブのバリエーション。これは正直な所『各種TCG』より力が入っています。ココから何かしら展開出来ますし、まだまだポケカって余力が残ってる印象もあるんですよねー(´・ω・`)」
(´・ω・`)因みにまいログで色々と好きなキャラを推したらスイレン票が多かったです。
正直に言えば『売上げが伸びる』大部分は宣伝。そして売るための戦略や環境のバランス等が注目されるからだと思っています。
「実際にカードゲームに求めるのは戦略性や様々な部分で不満が無い事でしょうか。
アナログカードゲームの裏側には『遊ぶ競技人口』が最大の問題点でありこの部分を乗り越えれば一気に人口が増える側面を持っていたりします。そういった面ではカードゲーム業界は大きなユーザーのパイの奪い合いだったりするのです。
その上でTCGユーザーは『カードゲームシステムに裏切られない』事だったり環境でのバランスが悪くなかったり『他のカードゲームが気になる』と言った事が増えてきてしまうのが現状かと思われます。またTCG内においての民度という意味でも重要な点ではないでしょうか。
煽りや様々な誹謗中傷等のご意見ばかりが見えてしまうと、それだけで悪い印象を持たれがちです。こういったユーザー層のご意見や様々な部分が最終的にユーザー層の移動をさせてしまうのでは・・・と考えるべきなのではないでしょうか。特に遊戯王であったりと成功しているTCGは既に20年という長い間持っているコンテンツであり、初期勢であった人は既に大人になっていたりします。
しかもゲーム層という部分では現在大人であっても普通に遊んでいるコンテンツにまで普及しました。ソーシャルゲームへの推移があったりと様々な部分において時代が流れている昨今、新しいユーザーをつかむ為に様々な企業が行っていく戦略には注目したいですね」
「カードゲームブームはある意味では2013年の時が最大でしたの。この時代は様々なカードが刷られていく時代でインフレや様々なカードの価値を失わされてしまうというショックや、スタンダードなどの部分が受け入れられないユーザー層がやはり多かったんですの。
ですが今やカードゲームは競技としても受け入れられる事も多く、『バランスを保つためならある程度は許容する』という動きが今回ヴァンガードでは得れているのは大きかったですの。遊戯王と比較するのは間違ってますしあまり大きな声では言いたくないですけど『持っている地盤やユーザー層に対する第一印象』がどう響くのかは考えなければならなくなりましたわね」
「実際に遊んでみると分かるけど『どれも面白い』のよね。ただ紹介するサイトや母数が少なくて遊戯王は圧倒的にコンテンツとして運営するサイトが多い。これが答えなんだと思うわ。
ただし売れるからと言って商売的な意味で参入するサイトが多くなって結果的に今の・・・(自主規制)の様な状態になってしまうのは否めないからココは今後のＴＣＧや発信者のご意見で決まりそうな気もするわよ」
「ウチのまいログでも出来る限りの誹謗中傷は行わないようにしますし批判をするとしても事実等からの資料を同時に提出して行う様にしていますが正直な話流行を発信する媒体の扱うテンションやイメージで売上げも大きく影響するってのは正直にあると思います。
人気が出る為に何をしても良いのか・・・これは一時期ヴァンガードのカートン問題でもありましたが、ＴＣＧの普及という意味では、こういった「印象」って非常に大事です。またアニメ化と言った公式側の宣伝をどう行うのかも重要でしょう。
コラボ企画や様々な公式で残っている「宣伝の切り札」をどう切るかも大事です。
結局の所カードゲームのブームや流行は『人気だと思わせる』という事が重要なポイント。今後の戦略はこういった「売れている」というのを感じさせる売り方*1が全面的に出てくる可能性があるかもしれませんね。
posted with カエレバ
*1:品薄商法やボックス特典等シングル層に呼びかける動きは活発になりつつあります
