「遊戯王の箱買いのメリットは？という問題がある中でボックスを３つ買うことを強いられてしまったスペシャルパック業界。
如何お過ごしでしょうか(´・ω・`)と言うわけで票数がもう既に固まってきつつある感じもするので、個人的な意見をパーッと書いていこうかなぁと思います。
元々遊戯王OCGに関してはボックス購入の利点とかを色々と書いていこうかなぁと。
特に今回の２０ＴＨシークレットレアに関しては言うことが沢山あるというか･･･そもそも何故こういった問題が背景に浮かび上がるのか色々と定義すると共に、元々遊戯王は１ボックスで買うことが一番個人的にオススメしているという理由を書いていきますよ」
「まぁえげつない所に足を踏み込んだわね。大体は予想できたけど、実際にまいログ的な話では「この企画はボックスで行う」という感じだったんでしょ？」
「そうそう。特にブレインズの最後に『今までの２０ｔｈシークレットレアを投入したスペシャルパック』みたいなので売り出すのかなと思ったんですよ。
でもそう出来なかったという事は言い換えると『そうする事が出来ない年度だった』という裏返しにもなります。
ＴＣＧの売り上げを何故ココでは取り上げるのかというと、こういった「ＴＣＧ戦略の裏側を垣間見る事が客観的に出来る」という事。売り上げが芳しく無いからという部分も見つつ、３年のスパンや需要と供給率。更には、競合等の変化など早急に売らないといけない理由があるのでしょうね(´・ω・`)」
「特に３ボックスという時点で「何か特定の理由がある買い方」になってしまいますものね(๑╹◡╹)」
「・・・３ボックスってなんだろう。何処の基準で来たんだろう。やっぱり高額なカードというのを見越して１万円を相場にしたがってるのかなぁ」
「そんな感じはしますね。ただ２０ｔｈシークレットとか色々とありますけど、実はパックごとという面で成功したレアリティというのは確かにあるかなぁと思います。
シークレットレアに関しても一部カードの高騰はありましたが、これを更に細分化している以上高い値段になるのは当たり前。
更に、そこからパック限定発売というレアリティを作り上げているので「数万以上の価格が付く」というのはちょっと予想が付くことでしたが・・・２０１８年の遊戯王はコレクターを重視した年でもあり、購入層の変化が多く出ている印象も伺えましたからその点から考慮するとまぁアリなのかなぁと思います。
特にシクレアの増殖するGなんかの値段を見てもらえると分かりやすいかもしれません。
増殖するG シークレット TRC1-JP026 遊戯王【中古】51HT0202597 ホビー トレーディングカード トレカ
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この事から予測すると、「新規勢にはレアリティにこだわりが無い場合は安く組めて、資産ゲーという部分にはレアリティで確保する」という売り方にシフトしたのでしょう。ハリファイバーや一部高いカードがあっても「売り上げが釣り合ってる」のはそのためです(´・ω・`)再録も多かったでしょ？」
「それって実際、売り上げ等にどう影響するの？」
「すごく意味があると思いますよ。例えば封入率の低いものがあればあるほど「ボックスで買えばアドが出る」と思わせる事が出来るパックになっていますから。
１ボックスで２万円するヴァレルソードとか・・・正直なところ今後も過激になる商法かもしれませんけど、こういったレアリティ商法と遊戯王のボックスは圧倒的に相性が悪いのです」
遊戯王は何故ボックス１箱で良い理由と他ＴＣＧの差について。
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「実際の所、遊戯王のボックスは１箱+αで良いとまいログでは結構念を押してますわよね」
「ですねー。正直な所『カードが余る』んですよね。と言うのも、遊戯王のボックスは基本１ボックスで「ノーマルが３枚程度出る」というのが基本の流れ。
１枚しか出ないカードはあれど基本売らない人には１ボックスで大体のカードが整います。後はシングルで調整するだけで「簡単に種類が揃う」わけです。
箱買いのメリットは基本「収録されるカードのほとんどが必須だった場合」であったり、全部組んで見たいなーという人にはまず箱で買うことをオススメします。逆に「構築したいのが１個しか無い」という場合は『箱買いはしないほうが良い』と思っています。
特にレギュラーパックの場合、遊戯王では新規カテゴリーの強化が２枠以上あると決まっているので体験会で判明したカテゴリーを組みたいというのであれば基本購入しても良いのではないかなと。
最近ではシングルの価格が３０円になっているのですが『これでは基本パック１枚の値段と変わらない』のです」
「そうそう。だから遊戯王のボックスは基本１箱でスーレア等を買い揃えるほうが良いのよね」
「ですねー。なので、この3BOXキャンペーンの場合だと３つ違うものを買わないといけないんですよね。
いや同じのでも良いんですよ？ただ、もし３ボックス遊戯王の同パックを購入した場合、ノーマルカードは「８～９枚程度」出揃うことになります。
これ、汎用性カードじゃないと使い道がほとんど無いんですよね(´・ω・`)
スーパーレア等と合わせても、あまり有用にはならないんですよ。
９期では何かしら環境に入るカテゴリーも多く、最終的に１ボックスを買うことで補完され購入意欲が沸くという流れもありましたが、３ボックスを買うとなると話は別で」
「更に今回のレジェンダリーは特別枠だからって話だけど・・・」
「在庫なしどころかプレミア品じゃねぇか！！ちくしょう！！」
「ってなるのが目に見えてるんですよね。
更に２０ｔｈシークレット狙いでボックスを買うとしても確率的に出ない場合もあるとなれば『買うのもやる気が失せるなぁ』と」
(。・ω・｡)「意外とこう見てると辛いわね」
(´・ω・`)「１ボックスでおなかいっぱいになりますよね」
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「しかし、これも悪い理由ばかりではなく《ダイナレスラー・パンクラトプス》のような環境カードを安価に購入できる強みにもなります。
皮肉な話では『レアリティの調整を行う姿勢が公式であった』という裏返しでもありますが、３ボックスを購入する場合、ノーマルの買取とかをどうするのかを考えないといけないって訳ですよ(´・ω・`)カーナベルとかトレトクとかの買取をメインで今後紹介しないといけないのですかって訳でですね」
「悪い言い方では１ボックスで補完されてて２箱以上は趣味でという流れが強い遊戯王界隈では、ボックス購入で余るカードが多すぎてという問題に差し掛かりますの。
1ボックスで1パックであれば問題ないと思いますのでぜひ変更をお願いいたしますの(๑╹◡╹)」
「前の多重スリーブの時も問題提起したら変えてくれたし、今回も変えてくれるんじゃないの？」
「そうだといいんですけどねー。
でもこういった意見を少しずつ言うって大事だと思うんですよ。まぁお金もって無いからだろ！とか意見も届きますけど、『このゲームの本当の年齢層を考えて欲しい』というのが私の意見です。
そもそも新規層をどう狙うのか。日本のMTGを目指すために競技性を求めるのか・・・売り上げ重視の売り方をしていない現在の遊戯王OCGは非常に好きですが、こういったレアリティ販売に関しては『まだまだ調整中』という所なのかも。
というか
正直ダーク・ネオストーム
発売時にこの発表をしてよってのが正直な意見なのですがそれは(´・ω・`)」
「(๑╹◡╹)20周年はまだ先ですの」
「まぁそうですよね・・・ただし、一応様々なTCGを遊んでいる身としてはMTGの『ボックストッパー』みたいなものですけど、あれも1ボックスに1つでしたからね・・・(値段はまぁお察しで)
[rakuten:saitamatoy:10006357:detail]
デュエルマスターズ等は「１ボックスで大体１枚ずつ」しかパックで出てこないものも多く、この事から大体４枚ずつ揃える場合「４箱買えば良い」という扱いにもなりますから、遊戯王OCGも3箱でレアが揃うじゃーんって発想なのでしょう。
ただ、『お金が余っていれば、４ボックス買ってしまってもカードが物凄い余る』という問題にならないんですよ(´・ω・`)特にこっちの場合も『UGCという限定カードが1ボックスに1枚確実に付いてくる他、メインカード2枚は絶対封入』という流れ。
遊戯王OCGの場合もウルレア等の流れはあれど『何かしらボックス購入でアドを出す手段』を投入するために20thシークレットレアを入れたのではないか？と睨んでいるので今後もこういったレアリティ商法は続くのでしょうねー」
「後、在庫が潤沢に多い遊戯王ならではですが、肝心の『遊戯王OCG デュエルモンスターズ 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION』の在庫が余ると見越しての売り方な気もします。コレはしっかりと考察したい所。
今後遊戯王OCGに関わるキャンペーンの基準になるので個人的にも注目してるんですよ」
遊戯王箱買い・ボックス購入の利点は『1箱でコンセプトが揃うこと』
「遊戯王の場合『特殊なパックじゃないとノーマルカードの扱いに困る』って所だけは考えないといけないのね。
でも基本パックの購入は1ボックスである程度コンセプトカードが揃うというのが最大の特徴だからこれは削って欲しくないわよ」
「遊戯王だけが特殊って訳でも無いのですが、封入率はライト層向けなのに、ユーザー層は『20代以上』というミスマッチが問題を引き起こしているのではないか？とも言えます。
箱購入のメリットに『買えば転売で儲けられるから』というのも楽しみ方が違うとは思いますけどね・・・。
批判するのはキッズだけでしょ？という批判者も多いですが、基本遊戯王ＯＣＧの初期ターゲット層はその子供たちも入っていますし、『だったら新規勢にも1枚20thシクレアを手に入れてしまえるようにしよう』とした方が有意義でしょう。この対策が基本転売目的であったとしてサービスであったとしても『レアリティを追加した上での商法』となっているのであれば今後こういった売り方が当たり前になってしまします。
後はこの売り方を見て、公式は「3ボックスを買う」という何かしらの枠を目指しているのかもありますが、こういった複数購入を示唆する内容は『今後の商法悪化にもつながる』ものに成りかねません(カートン１とか必須枠とか様々な問題がレアリティの背景にはありますからね)。
コレはいわゆる『付加価値の提供』みたいなものですから、今後売れない商品が出てきたら20thシークレット付与するからねって話にもなります。兼ね、遊戯王には『カートン特典』と言うものが無いのでこの点は武士ロード等のような商法に切り替えたというべきなのかもと考えれば別に悪い事ではないんです。
それに価格帯に関しても色々と語るべき内容が多いのも事実ですが「ANNIVERSARY DUELIST BOX」は２ボックス分として扱うなどすれば消費は掃けるのになーとか思ったりして。
20thシークレットはあくまでも『箱を剥く際にアドを取れる為の付加価値』の提供がいつのまにか買ってもらう為のキャンペーンの一端になってしまっているのが辛いところでしょう。特に遊戯王がガツっと売れる3年目を迎えるという中で売り上げの上昇率が芳しくなく、尚且つ「4月にはパックが値上がりする事実」も背景にあり焦っているのはなんとなく理解が出来ます」
「公式的にキャンペーンの意図が分かりづらいのよね。逆に封入率が低すぎて揃わないからシングル買いをするのにという理由もあるのよ」
「まぁソシャゲに似たものとか言われるとちょっと心苦しいですけどね。
今回のキャンペーンで『何処までボックスを買う層がいるのか』も判断できる時期である事もある上にいまさら過去のボックスを買う理由は『買って無いか、このキャンペーンが欲しいから』の選択になりますから、何も悪い事は無いし、再録が強くなってしまった遊戯王OCGにおいては『名称の強化をしても再録が無いので箱が売れない』という状況になりがちで、結局補完するためにはシングル購入を強要されてしまうのが問題なのでその問題さえ解決できれば良いのかなと思います。
例えばこれ、1ボックスに1枚だときっと爆売れしますよ(´・ω・`)」
「そうなのよねぇ。逆に売りたければ1ボックスに1枚してしまうのが一番良いのよね。やっぱり価値を留めたいからだろうけど」
(逆に20thキャンペーンを行うのであれば今回サイバネティック・ホライゾンより行い、20thシクが出なかったことの救済として、一緒に準銀製の青眼等も狙えるキャンペーンにしておくべきでは？という発想もあるかも)
これの解決法は多分「カードゲームID」を活用して累計3ボックス買うとそのままパックが貰えるようにシフトしてやればカードショップ等の箱の回転率が上がって、なおかつシングルも見てもらえるようになるのになぁ。これじゃとりあえず3ボックス買ってねというアプローチにしかなってない(´・ω・`)
— ブロガーまい。まいログ&ぶらりネット@遊戯王アイデアベース (@netrain999) 2019年1月14日
後は商品展開ですが・・・それはまた別の機会にして考える事にします」
「・・・墓穴の価格の話は？」
「それも別件で(´・ω・`)」
あ、最後にですが、のんびり20thシークレットレアの価格とか通販で見れる用に作ってみたので活用していただければ幸いです。
