「インフルになっちゃったのでアニメ見ますって事で第一弾。遊戯王の神回を教えてくださいって事で募集したのは良いんですけど
『神回の話数を教えて』
って書いてなくて色々と探すのに困惑してる私です(´・ω・`)良ければ気づいた方教えてください。そんな中で日記も書いてるので意外と内容がグチャグチャな気がしますので後にしっかりと直そうと思いますが」
【募集】
— ブロガーまい。まいログ&ぶらりネット@遊戯王 アイデアベース (@netrain999) 2019年1月25日
なんかインフルなって暇なので遊戯王の神回教えてください(´・ω・`)
「さてさて、そんな中で遊戯王のアニメを見ていくのですが・・・自分でも知っている神回と言えば、遊戯王初代アニメより登場した「城之内 死す」でした。
これは初代127話の次回予告で話題になり、その後ニコニコのベータ版から絶大な人気を誇った予告作品が衝撃的で、後に映画のオーディオコメンタリー?にて海馬の声優さん本人がパロディを公開するなど公式的にネタにされた回とも言えます。
というかバトルシティ回、MADにされすぎやしませんかね(´・ω・`)
「そもそもこの回は次回予告以外のネタだったり話はきちんと見ておくと今後の遊戯王の回を楽しめる回になってますわよ」
「そうですね。特に海馬とモクバの憎しみの先だったり・・・この回はアニメでじっくり見ていくと”城之内”に対しての扱いがネタにされている以外に、遊戯王のバトルシティ編において遊戯や海馬達の目線がデュエリストや神など様々な方面に向けられた性格が表面に出でいた回でもあります。
そして海馬の気持ちが少しずつ変わるための伏線も少しずつ張られるきっかけになってるんですよねー」
「まぁ一部の海馬のシーンは扱いがぞんざい過ぎたりしたんだけどね」
「ココだけ見れば海馬の性格が何ともアレに見えてしまいがちですが、神の力に魅入られてしまうほどラーに関してはそれほど驚異的かつ最強の神だったのです(OCGでは・・・)。
テキストが古代神官文字で記されており、選ばれた決闘者しか効果を発動できないというのも当時は中2感があって好きでした。
海外のカードをヒエラテックテキストと言い張って呼んでたのは内緒。
実際の所、城之内はこの試合マリクに実質勝利していて《鉄の騎士 ギア・フリード》の攻撃が宣言されてさえいれば神のカードは城之内が手にしていたのかもしれません。油断してたとは言え、神のカードを持たず勝つ事が出来たのもある意味すごい功績です。
神の炎に焼かれ、そのまま燃やし尽くしたかと思ったらまだ耐えており、マリクはえげつない程焦っていましたが、それもそのはず。
遊戯王/千眼の魔術書 (TB)TB-51 [SR] : 鉄の騎士 ギア・フリード
盤面にはモンスターがいなかったので攻撃していれば、そのまま勝ててたんですよね
(´・ω・`)マリクの焦りようがヤバイ。
結局は夢の中で誓いを果たすこととなってしまいましたが・・・神の攻撃力よりも城之内の精神力が上回ったという主人公らしさがあり、闇マリクを最初に追いつめた人物でもある点には注目です。
というか、そのまま倒してれば海馬的にはどんな気持ちだったのかry
《ギルフォード・ザ・ライトニング》という3体リリースという名の”神に近いデザインモンスター”
「結局、遊戯王OCGがバトルシティ編で終わるのであれば、ラーvsオシリスのifストーリーが見たかったというのもあるけどアニメの最後も良く分からないまま終わるのよね。
つまり、実質「遊戯との勝敗が不明」な訳で・・・」
「それで終わるというのも中々渋い終わり方なんですけどね。地味に《ギルフォード・ザ・ライトニング》は3体のいけにえという神を持たざるものにとっての「神に近いシンボル」として扱われたカードの印象を強く受けたカードでもあります。
《ギルフォード・ザ・ライトニング/Gilford the Lightning》
効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2800/守1400
このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。
(1):モンスター3体をリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
中遊戯王/ミレニアムレア/決闘者の栄光 -記憶の断片- side :武藤遊戯15AX-JPM17 [ミレニアムレア] : ギルフォード・ザ・ライトニング
リリース時にモンスターを破壊する効果や打点は低いものの、レッドアイズより打点は高く正統派の切り札という立ち位置。サイコロの攻守変動を活かした戦略だったりと”城乃内の今まで磨いていた直感とプレイングセンス”が活かされた流れも魅力的。
最終的に運ゲー的な戦い方ではありますが、見逃せない戦闘でもあったかなぁと思います(´・ω・`)」
「神とは違い1人の人間として描かれているモンスターというのも注目したい所ですわね」
「実際のところギルフォード・ザ・ライトニングは当時神のカードも効果が分からなかったしOCG界隈では個人的に神っぽい効果だなぁとは思ってたカードだったんですよ。よくよく見返してみると、ギルフォード・ザ・ライトニングの効果は神っぽさがありつつ、逆境でのみ活躍できる強みがあるのが熱かったですね。
彼の「最強のしもべ」という言葉もあながち間違いでは無かったり(´・ω・`)今考えたら生きるサンダー・ボルトなのか・・・」
中遊戯王/ミレニアムレア/決闘者の栄光 -記憶の断片- side :武藤遊戯15AX-JPM17 [ミレニアムレア] : ギルフォード・ザ・ライトニング
闇のゲームでなければ勝ってた試合。
「で、更にラーの効果がって言っても、127話の時点ではマリクが勝つのか負けるのかは、分からなかったのよね」
「まぁマリクの戦い方がね・・・特に、盤面的には《ギルフォード・ザ・ライトニング》がいてラーの効果で破壊するものの最終的にマリクは
城乃内を精神的に倒しにかかる
という闇のゲーム仕様で勝負を決めてくるという手段を取っており、そもそもゲームとしてルール外決着を狙うものになっていました」
「でも、戦績だけ後で確認すると、城乃内のバトルシティ編の上位トーナメントでは、ルール外決着ばかりなのよね。1戦目のリシド戦も立ち上がったものが勝利という特殊ルールだったりしてさ」
「運と根性が試される試合が城乃内のデュエルでは強調されてたのも大きいですね。
それ故に、もしかしたら・・・という所であの次回予告が来たものですからガッカリというか”謎のネタバレ”で精神的に見てるユーザーにダメージが来てしまうという仕様に。
ただ、遊戯王においてそういったネタバレよりも”本当にただ負けただけなのか”が非常に気になった回でもあり、私も当時見てた記憶がまだ残ってるんですよね。
城乃内の敗北から次回の試合のキーワードとつながる重要な回。
「しっかり見ているとこの戦いで始めて海馬は”城乃内をデュエリストとして認めた”シーンがあり、遊戯は始めて”憎しみを一番強く出していたシーン”も含め海馬との対比が表現され始める起点となった回でした。
そして海馬と遊戯の戦いには憎しみや怒りという感情と真の勝利が背景として描かれることになるのです。
それまでは凡骨だの酷い言われ方でしたが、最後には戦ったものとしての敬意がそこにある様に見えて、今後の海馬の課題となる”勝利や様々な価値観”の壁が遊戯王を見ている人にも分かるような演出がバトルシティ編で更に露呈されることになります。
友の力や勝利と敗北など、マリクという最大の敵に対してある意味一つのストーリーの大きな節目にも繋がってたりして」
「実際に話の続きで、海馬vs城乃内まで見ないと価値観が少しずつ変わっていくのが分かるのよね。海馬に負けた城乃内の言葉を聞いてその後・・・マリク戦でのあのシーンに直結するわけで。」
「その後のイシズの会話の方がある意味説得力あった気がしますけどね」
(今までの流れ考えたらどっちもありでしょ)
「実際の所、復讐のモニュメントとなった存在や様々な大会への動機となった物がココで大きくフォーカスされることになる回が連続して続くのですが、その前に神のカードの全容と海馬と遊戯の対比や感情を大きく動かすための回として注目されるべきだったのかもしれません。
結構ネタ的な回ではあるのですが、様々なMADで使われる画像も多く中身の濃い回でしたね(´・ω・`)」
「モクバの優しさとか、もしかしたら勝ってたという気持ちも残した闘いだったのよね。そして134話の憎しみの回への布石になると」
「まぁエネミーコントローラーとかそっちの意味でその試合も有名なんですけどね。私も最初アニメ見てた時、ここまでテーマが決められてたのかぁとちょっと関心した事もあった回でした。
最初イワーク回かなぁと思ったら1話きちんと見てよかったなぁと思いました。(´・ω・`)」