トリックスター・リリーベル 星2 光属性
天使族 ATK/800 DEF/2000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードは直接攻撃できる。
③:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、自分の墓地の「トリックスター」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
「という訳で《トリックスター・リンカーネイション》からの続きですけど・・・このモンスターが今回重要なカードですの?」
「やっぱり《トリックスター・リリーベル》は今回【トリックスター】の無条件召喚役として登場しているので重要と判断しました。
この《トリックスター・リリーベル》。実は【トリックスター】デッキでは主に展開用として使うのが大きな点になっているっぽいんですよね」
トリックスター・リリーベルって実際どうなのよ?
「さて、このカードの利点はなんでしょうと聞かれればやっぱり場に出せるという感じがしますの。元々《トリックスター・リリーベル》の効果はドロー以外の手段で手札に加わったときだから悪用はされるのは目に見えているとして・・・」
「言ってしまえばドロー以外の方法で手札に加わった場合っていう効果になっているんですよ。なので、実は《救援光》とか《光の召集》等でちゃっかり回収出来てしまうカードではあります。なんだかんだで優秀な面はやはり光属性ゆえという感じがしますが【トリックスター】には重要なサーチ効果があるのでそれを中心にしてという感じがしますねー」
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①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
「後はなんだかんだでこの《トリックスター・リリーベル》を出来る限り手中に収めるための努力を行えるかなんですよ。というのも元々《トリックスター・リリーベル》に関しては自身の回収も行えるので、中盤では《トリックスター・リリーベル》を回収しつつ更に《トリックスター・リリーベル》を出すという展開も出来ます。」
「なんだかんだで【トリックスター】のデッキの中心は《トリックスター・リリーベル》とは言いたいですが、その中で《トリックスター・キャンディナ》や《トリックスター・ライトステージ》でのサーチを駆使しつつ【トリックスター】を大型を出すというのは変わらない感じがしますね!」
「地味にデッキからとかが書いていないのがミソですの。という事は別に回収効果が多ければ多いほど活躍するデッキは多そうですのよ!でもこれ相手ターンでも発動できれば・・・」
「あ、それは今後考えたい課題ですね」
②:このカードは直接攻撃できる。
「低攻撃力を補うかのように直接攻撃が出来る効果が付いていますの。今回は《トリックスター・リリーベル》も攻撃力が低いからの処置ですわよね?」
「多分それに加えて《トリックスター・ライトステージ》の効果を合わせてバーンダメージを与えていくというのが主流になりそうですね。
例えば《トリックスター・ライトステージ》の効果は自分フィールドの「トリックスター」モンスターが戦闘・効果で相手にダメージを与える度に、相手に200ダメージを与える効果がありますが、これで確実に1000ポイントのバーンを与えていくというのが戦術の1つとして認識されそうです」
《トリックスター・ライトステージ》
フィールド魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「トリックスター」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、相手の魔法&罠ゾーンにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
セットされたそのカードはエンドフェイズまで発動できず、
相手はエンドフェイズにそのカードを発動するか、墓地へ送らなければならない。
(3):自分フィールドの「トリックスター」モンスターが戦闘・効果で相手にダメージを与える度に、
相手に200ダメージを与える。
「元々低い攻撃力を活かすという訳ではありませんが、こういったカードのコンボでサーチしつつ戦うのはもう決まったコンボとして活用できる感じがしますの」
「ただ最近低攻撃力ってだけでちょっと怖い感じがするんですよね(´・ω・`)」
■ 戦闘破壊を重視した戦い方はどうなる?
「でそんな【トリックスター】なのですが・・・実は結局打点不足という点は変わっていない事実なんですよね」
「特にこの《トリックスター・リリーベル》で回収したところで・・・という感情はあって、《トリックスター・ホーリーエンジェル》ですら打点は2000。はっきり言うとかなりキツいんです」
「対策は何か無いんですの?」
「実は方法が1つあります。それは《トリックスター・ホーリーエンジェル》の効果によるリンクマーカー先に置いておき続けるという事です」
「《トリックスター・ホーリーエンジェル》の効果はこのカードのリンク先の「トリックスター」モンスターは戦闘・効果では破壊されない。という効果があるのでこれで《トリックスター・リリーベル》を守るというのはアリかなぁとは思いました」
リンク・効果モンスター
光属性/天使族/攻2000
【LINK-2:左下/右下】
「トリックスター」モンスター2体
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードのリンク先に「トリックスター」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、相手に200ダメージを与える。
(2):このカードのリンク先の「トリックスター」モンスターは戦闘・効果では破壊されない。
(3):「トリックスター」モンスターの効果で相手がダメージを受ける度に発動する。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、そのダメージの数値分アップする。
「現状《トリックスター・リリーベル》を活用する場合では現状直接攻撃の他に自分のターンで《トリックスター・ホーリーエンジェル》まで繋げて更に《トリックスター・リリーベル》をリンクマーカー先まで出しておくのがセットと言えそうですの」
③:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、自分の墓地の「トリックスター」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
「そうする事で、《トリックスター・ホーリーエンジェル》で使ったリンク素材をそのまま回収できますからねー。ただ肝心な点として【トリックスター】で盤面に出すカードが現状《トリックスター・リリーベル》しか特殊召喚で場に出すカードがいないのです」
「まぁ確かに《トリックスター・リリーベル》自体を出すことで《トリックスター・ホーリーエンジェル》までを繋げるのが基本的な回し方ですからあまり効率は良いとは言えませんの」
「ただ一応先行では無い場合《トリックスター・リンカーネイション》をセットして、次のターン《トリックスター・リリーベル》を出せば良いんですけど・・・《トリックスター・リリーベル》の1の効果は1ターンに1回しか出すことが出来ませんから連続して使えません!」
「なんだかんだで理想の動きをするにはもう一枚特殊召喚するカードが欲しいところですわね・・・」
「もし《トリックスター・リリーベル》を相手ターンに出して効果を発動させるという回し方にする事は出来ますの?」
「そうしてもいいんですけどわざわざ耐性付いてる《トリックスター・リリーベル》を狙ってくると言うことは多分《トリックスター・ホーリーエンジェル》を狙ってくると思うんですよねー」
単純にバーンダメージだけを考えると強い?
「ただし忘れてはいけないのは《トリックスター・リリーベル》の連続攻撃で一気にライフを削れるという事です。《トリックスター・リリーベル》から効果で《トリックスター・リリーベル》を回収した場合そのまま場に出せるので《トリックスター・ライトステージ》のバーン効果を含めて一気に2000ダメージを与えるという点は優秀ではあるんですよね」
「例えば《一族の結束》とかの打点アップ系を入れておくと、一気にダメージが加速度的に増やすことが出来ますの。この場合だと合計3600が追加ダメージで載せる事が出来るのでまぁまぁダメージ的には致死量ですの」
「あと、回収効果は制限が無いので《閃光の双剣-トライス》とかを装備すると2枚回収出来たり・・・元々《トリックスター・リリーベル》で2回攻撃している時点で実質2枚は回収しているのは利点。アドバンテージを後で取るというデッキに仕上がっているのはちょっと面白いかなぁと」
「珍しいですが【剛鬼】デッキと合わせて10期のテーマデッキは何かの条件と共にサーチするというのが前提になっていますの。例えば墓地に送られた時とか・・・一方で戦闘ダメージとか中々条件がかみ合いませんが」
「後地味に忘れてはいけないのが《トリックスター・リリーベル》ってレベル2なので蘇生系も豊富だったり実質効果は優秀て感じなんですよね。後はもう一人の【トリックスター】の存在。多分レベル3の妖精だと思いますがこのカードの効果が握っていると言っても良いでしょう」
■ 【トリックスター】の回し方が大体分かってきた!
「さてここまで色々と書いてきましたが、【トリックスター】の回し方や戦術は既に決まった感じがしますね」
「直接攻撃に連続バーン。つまり余計な効果がありつつも実質はローレベルのように動くように見えてチクチク刺す蜂デッキみたいな感じですのね!次回からは【トリックスター】の回し方を少しずつ解説していこうと思いますの!」
第4幕へ続く!
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