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【遊戯王 ロボッピの裏話】「アルジャーノンに花束を」のあらすじや感想考察から遊戯王VRAINSのロボッピの結末を振り返る【夜中のまい。語録】

「アルジャーノンに花束を」のあらすじや感想

「アルジャーノンに花束を」のあらすじや感想

f:id:hukusyunyu:20170614095029p:plain遊戯王VRAINSで起きた悲劇的なロボッピの最期。様々な視聴者さんから見ると「なんで悲しい物語だろうか」と感じる一方でアルジャーノンに花束をという本に関して似たような物語があると知っていたユーザーにとっては意図した結末であったもののショックを受けた人は多いのではないでしょうか。

実際にこういったアルジャーノン的立ち位置の結末は多く、遊戯王においても今までなかった切り口ではありました。確かに知性を手に入れてしまった事で悪役になってしまったとかは一度VRAINSにおいては行うべき話だったのです。

早急に知的になり精神的な成長が追い付かず、結果的に様々なキャラクターや慕っていたaiすらも超えた結果、アニキ(ai)すらも超える救世主であると豪語した後知性が崩壊し元の状態よりもひどい結果になってしまうという話という部分は機械的な初期化に近いものですが、VRAINSの場合はAIなど機械的な知性の話を多く盛り込んだ作品である事とあり行いやすい展開の1つとも言えます。

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ただこれをメインストーリーに入れてしまうとイグニスやAIの誰かが知性的に上位に立ち、最終的に自滅するような世界観であるのは言うまでもなく、イグニスという名前がプロメテウスの逸話にある災いな以上ライトニングたちの誰かが悲劇的な結果に合うので行う事はできません(2期最後でああなってしまうのですが)。

えっ?

結果的に話が報われなさすぎる*1ので、避けたかったのもあるでしょうしソルティスという新しい「知性を持った存在を作る事の」やSFと言えば「ブレードランナー的側面」も書き上げたい所でしょう部分でロボッピを選んだのはある意味英断だったなぁと感じた次第です(´・ω・`)

と、実は結構SFのお話故にキチンとした地盤があってこその話が多かったりするのです。ロボッピの話はまさにアルジャーノン物語に近い道筋そのものでした。しかしながら大きく違う点がいくつか存在するのでそのメタ視点と共にそもそも話で考察されているアルジャーノンに花束を振り返っていきましょう」

アルジャーノンに花束を とは

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「アルジャーノンに花束を」という話に関してですが知的障碍者のチャーリィ・ゴードンという存在は、とある実験によって賢くなったハツカネズミ「アルジャーノン」に感動し人類初となる脳手術を受ける事になります。

 

結果的に賢くはなるんですが、知性が賢くなっても感情は成長せず結果的に様々な悩みを抱えてしまう事に。また、今までうまくやってきた周囲にバカにされていたという事実に気づいたり、母親に対して悲惨な目にあってきたという悲劇的な問題背景も浮き彫りになってしまいました。

また手術には一時的に知性を上げるものの、社会性を失いそのまま知能が低下して元よりも悲惨な結果になるというデメリットが。

 

最終的には先に手術を受けたアルジャーノン自身は死んでしまいます。チャーリィ自身もその退行が起きてしまい、チャーリィ自身が障碍者施設へ向かい自身の良く末を受け入れたのち、知性が失われていく最後の気力から

「どーかついでにあったらうわにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてください」

という記述を残したというのがアルジャーノンの花束のストーリーでした。

 

かなり話を飛ばしてしまった感じはありますが、経験を得る前に知性だけが成長してしまった末路や知性を得たが故の景色を見てしまった現実は孤独を感じざるを得なかったし、小説を読めばその切ない部分や感情の大切さを感じる作品でしょう。

VRAINSではその部分がロボッピであり、知識を得た結果知性が上がるのですが人間に対立し結果的にオーバーヒートしてしまい知識を失い消滅するというエンドにつながっています。

「アルジャーノンに花束を」のチャーリィとロボッピの差とは

f:id:hukusyunyu:20170614095029p:plain「結果的にアルジャーノンに花束をという部分でなぞらえるとロボッピ自身は知性が向上した結果、家事用ロボットなのに実質あの「ソウルバーナーに勝利」したと同時に知性を失い昔の家事ロボの時よりも知性がなくなってしまうという結果になってしまいます。

また、社会性を失うという部分は「救世主であり宇宙を征服する」という部分を一番に考える性格に変更され、ロボッピ自身は・・・という話が114話では行われていましたね。 

  • チャーリィが知性を身に着ける⇒ロボッピが知性を身に着ける
  • 感情的に孤立する⇒自身が成長しアニキを超える救世主と思い込む
  • 知性が低下していく⇒オーバーヒートで記憶を失う

 

という部分までは一緒ではあるものの、VRAINSの最終回まで見てないのでロボッピ自身がアルジャーノン的立場にあるのかチャーリィの立場なのかは不明です(イグニス自身の未来や自分の行く末を見極める事になるという結果がわからないため)。

ロボッピ自身も最初はかなりいいやつだった。

ロボッピ自身はアルジャーノンに花束をとは違い「自分の意思とはそぐわない結果として知性がめばえた事」がよりAi自身の悲壮感を引き立たせる結果につながっています。「周囲の感情というのが知識だけだった以上、アニキと慕う自分がうまく指導していれば結果を変えれた可能性がある」からです。

 

 

104話では意思を持つ結果がバックアップの再構築の際に偶然出来てしまった事で、ある意味では「何も影響されず、批判的に思われていないただの家事ロボットが知性を持つ」という結果をきちんと反映させたものになりました。

ロボッピ自身が知性だけを学ぶ事によって、人間自身が最悪な生き物と判断してしまい、機械が知性を身に着けた結果としてはよくあるストーリーの1つではあるものの、遊戯王というコンテンツで見ればあまりにも重い話です。

知性が発達した結果、ロボッピは人間を排除する事を決意

最終的にゴーストガールコンビに勝ち、ソウルバーナーまで勝利した知性の上昇(デッキが強かったのは内緒)のは事実でアルジャーノンに花束をでもあった知性の低下は「ロボッピのAIが絶えれなかった」という内容に書き換わる形になりました。その過程までにロボッピ自身が感情の成長しなかった部分は各種114話などで感じる事が出来るかなと思います。

 

結果的にサーキットを呼ぶ時も「導く事を必要としなかった」し「高いIQをもつよりももっと大事なことがある」という本作とのつながりが希薄だったのは少し残念ではあるものの。

向上心という部分をいい部分へ向けられなかった事による悲劇は2期の時のaiであれば可能だったのか・・・と終始考えてしまいましたが・・・多分ダメだったのでしょう。

ロボッピの悲惨な最期と「感情の成長」

アルジャーノンに花束をより悲惨な部分としてはロボッピ自身には記憶がリセットされてる分、Aiとの出会いや知性を得た記憶がなくなっている事。また、一応ご主人様の部屋に戻ってお掃除するとは言ってるものの、遊作自身の部屋に戻って掃除するのかどうかも怪しいくらい初期化されてしまいました。

ロボッピ自身の最後の感情は「自身の生き方」に忠実な機械的思考だった

とかなり鬱展開に入ってしまったのは事実ですが、VRAINS自身遊作の人と関わりが難しかった時の一番の相棒であった事もありロボッピ自身も不幸ではあるものの、遊作自身もかなりの精神的ダメージを受けてしまったのは言うまでもありません。また2期の最後のように全員記憶が戻った!というエンディングになったとしてもロボッピが本来の姿である方が良いのか、また人間体の方が良いのかというのも大きな議論となります。

 

感情という部分は失いつつも向上心や綺麗なものを見る事による感動は、知性の低下が急速に起きたとしても残っていたというのは最後のスタッフの良心とも言えるのではないでしょうか(そもそもこんなエンドを作るのは良心と言えるものなのかはさておき)。

最終的にロボッピが征服とかそういったものにとらわれていたものから本来の興味を取り戻したという言葉の重みが凄い。

綺麗なものを見るという好きの感情は最後まで失われなかった。

AIも知識を埋め込んだというのは自らの意思とは異なるので、向上心自身が裏目に出てしまった事も皮肉なんですが、本来の「アルジャーノンに花束を」の物語でもあった「知性の下降時に起きた」部分はロボッピの最後にある「綺麗な光」という部分で補完された部分は押さえておきたい所です。

 「アルジャーノンに花束を」のあらすじや感想考察から遊戯王VRAINSのロボッピの結末を振り返る

f:id:hukusyunyu:20170309035938p:plain「ロボッピの最後はかわいそうなものでしたが、VRAINSという知性やAIという部分を重視する話である以上1回は入れなければならない話だったのは言うまでもありません。

また奴隷的に扱われるアンドロイドが反逆するというブレードランナー的思考もいつかは入るのか?と思ったのですが、AI自身が感情を持つのかという命題は既にクリアされている以上、こういったアルジャーノンのような結果はメインキャラで行う訳にはいかなかったのでしょう。


同じような展開を目指す・・・という意味ではゼアルのオービタルなどロボット的なキャラクターは数多くいましたが、話の中に入れると不自然でありVRAINSのようにSFに力を入れる作品であるからこそできたとも言えます。

逆にオービタルがそんな結末になるとかも想像はできませんが、VRAINSではそういった暗い話もあってたりするのかなぁと。

遊戯王/スーパーレア/デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編3-DP20-JP036 [SR] : フォトン・オービタル

実際の所、アルジャーノン系列の話はよく見かけますがこういった話を一度は日記としてまとめておいたほうがいいかなぁと思ったので夜中のまい。語録にて書いておく事にしました。

 

今回のVRAINSでは113話の時点でアルジャーノンに花束をを想起させるものと感じた方も多いと思いましたし、分かりやすいものでしたがいざそうなってしまうと切ないのと共にロボッピの変化が何か心苦しいものを感じたのは言うまでもなく。ちなみにストーリーにおいて少しずつ言葉が汚くなっているのも感情の成長がなく知性が伸びた結果とも言えますが、AIがそれに気づいてても彼をいい方向へ成長させられず、意図しない結果になったのは彼の表情でわかる事でした。

指摘部分としてはロボッピ自身に「人間が救いようのないもの」という対象としての部分が知識しかなかった事でしょう。自身の経験ではない事もあり回想もなかった事がAI故の問題点であったとも言えます。機械的に判断してしまった事もありますが、その実本当に遊戯王VRAINSで遊作の言う絆や友情に関してこの作品で描かれきっているのかという皮肉とも受け取れる訳ですが。

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ただ、日本語版での説明にてこういった言葉も書き記してありました。

 

知識の探求にくわえて、われわれは家庭でも学校でも、共感する心というものを教えるべきだと。われわれの子供たちに他人の目で見、感じる心を育むように教え他人を思いやるように導いてやるべきだと。

Ai自身も宇宙征服とかではなくキチンと調和を図った言葉を使っていればいい方向に向いたのか・・・はアルジャーノンで見ればそうではないですけど救いが欲しいし、AI自身が思っている自責の念を加速させる部分として扱われないかが気になるところ。

個人的にはVRAINSで好きな回でもあり、Aiが今後どうなっていくのか1つの伏線となったのは言うまでもないと思います。

 

*1:ロスト事件で生み出された結果、知性が上がり続けるイグニスが最終的に知性を失い話の中で少しずつ消滅するような話になる

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