《抹殺の指名者》付録買取額は最高2000円!?フラゲ問題と転売の配慮について思う事
遊戯王カード「抹殺の指名者」(Vジャンプ 2019年 07 月号 付録品)
「『フラゲ入手を加味してない相場紹介はどうなのか』を真剣に悩んでいたりしましたが《抹殺の指名者》に関しての在庫状況では今回大きく問題となった事がありました。
それは『雑誌のフラゲによる在庫消失』です。
>>遊戯王/ウルトラレア/「Vジャンプ」2019年07月号 付録VJMP-JP164 [UR] : 抹殺の指名者
様々な店舗等を見ていましたが今までとはくらべものにならないほど様々な店舗でフラゲが発生しており、『発売日前日に在庫がなくなる』という問題を映し出してしまった事になります。
勿論非常に問題ではあるのですが、それ以前にフラゲや転売に関して「子供が買えないとかそういう話をするのは糞」だとかの批判だったりと何か転売や購入に関しての基本的な批判をしだす人が増えすぎてるのが現状。
転売を前提としてTCGを楽しむのは公式の意図とはズレてる件について
#深夜だから何を言っても許される
— ブロガーまい。まいログ&ぶらりネット【遊戯王,デュエマ・お仕事募集中】 (@netrain999) May 21, 2019
個人的に転売は「公式が意図していない楽しみ方」なので基本否定派です。言ってしまえばジャンプを数万冊買い占めが合法となるのと一緒ですし、意図してない商品の売り方がまかり通ってしまうので。
転売ってそういう所から考えないと駄目な事だと思うんだけどなぁ
因みに自分の意見としては妖怪メダルを前例として挙げたりポケカだったりを例にして『在庫・増版の反動』をよく発言に入れてますが、これらを念頭に入れて運営をすると転売ヤーが儲からないと判断した瞬間に引き『在庫だけが残る』という状態になってしまう事もあるので転売ヤーの存在は早期的な需要を生むだけで市場を潤さないと思ってる訳です。
「お金が欲しいというユーザーが楽しむゲームと遊びたいと思う人が遊ぶゲームは根本的に視点が大きく違うってお話で」
「まぁ中々に今回は問題が大きく出てる感じはするわね。買えなかった!って話も良く聞くしオカネノナガレサキって奴もちょっと怖い所があるからね・・・(。・ω・。)」
「そうそう。だから、Ⅴジャンプに関しても何かしら危ないなぁと思う訳ですよ。
転売がメインになるコンテンツって基本「遊んでる相手が既に違う」訳であって、Ⅴジャンプも実際は付録カードに関しての売り上げを期待してる面はあるのかな?とは思いました。正直な所、昨今の買取ブームの流れは異常で遊戯王の環境的に破壊するカードも今後バンバン入れてくるのかという問題も。
特に抹殺の指名者に関しては魔法カードなのでいずれ再録はするとは思いますが、これで再録しないのであればちょっとユーザー的にも辛いという反論が飛び交う感じもします。後増版しないとそもそも需要が足りてないというのも、雑誌の転売ヤーが買い占める結果買取価格や在庫が全く間に合ってないのです。
遊戯王のユーザーが何万人いるかは分からないですがVジャンプがもし10万部刷られていたとしても3枚は必須となれば3万人強位のユーザーしか満足に入手できないという計算に。この発行部数に関しては雑誌協会などで色々と確認が出来る一方、その部数の問題や名残がどの様なものなのか浮き彫りになってしまいました。
「でもよく振り返ってみると上記のようなカードって何かのタイミングで安価に再録されてるわよね。慧眼の魔術師とか以前だったら100冊買い占めとかで話題になってたけど・・・」
「大体が同じノリですがそうなんですよね。
最近は間に合ってない風潮もありますが再録されて安価になってるんですよ。なので気長に待てばいいのですが・・・今回は世界大会前でもあるし大型CSの問題も背景にあって。
正直に言えば「強いカードを雑誌に入れれば売れる」という裏返しではあるので公式的にも『何か意味があっての収録にした』のは分かるのですが・・・(´・ω・`)需要と供給を完全に間違えてるのは事実でしょう。
一方で《墓穴の指名者》のような誘発カードが安価になっているのは事実で、シングル価格としても問題はない様子ですし、最悪採用しない形にするのもいいでしょう(´・ω・`)でも環境としての採用を加味すると選択肢が1つ減るってのは痛手。
遊戯王/ウルトラレアパラレル/20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION20TH-JPC94 [URパラ] : 墓穴の指名者
更に手札誘発ありきの環境になっているのでは?と感じざるを得ない中に雑誌の付録カードとして出されると『増版が出来ない&トラクチャーデッキの様な継続的な需要の為の再販』などもあったりして一概に問題が無い!って言いきれないんですよね(´・ω・`)
逆に言えばストラクチャーデッキに再録されるのが前提のカードだったりするとありがたいのですが」
「ストラクチャーデッキリボルバーに再録するとかだと炎上ものですものね(๑╹◡╹)」
「でも雑誌の3倍以上の価格が付くカードを雑誌に入れるって正直商売のセn・・・いやなんでもないです」
前日販売での状況で抹殺の指名者買えたのか問題
【募集】
— ブロガーまい。まいログ&ぶらりネット【遊戯王,デュエマ・お仕事募集中】 (@netrain999) May 20, 2019
抹殺の指名者やVロンヘルムなどが付録となっている7月特大号Vジャンプの在庫が余っているのか売り切れ続出なのか・・・近くのお店でどうだったか教えてください(´・ω・`)
※店舗名などは転売等に利用されるので記述無しでお願いいたします。#拡散希望
「という訳で今回は特別?に、抹殺の指名者に関しての在庫情報に関して情報提供を募集しました。結果として見えてきたのは
・個数限定であっても売れてる店舗が多い事
・在庫が無い店が多い事
・田舎では普通に在庫が残ってる事。
・正規の発売日ではないのに売り切れてる事。
この4点が焦点として挙げられる事になりました。要するに在庫が無い以前にフラゲ発売されている時点で入荷無し状態となっているのです(´・ω・`)遊戯王の公式発売とかの話もそうなんですが、フラゲによって発売日以前に売り切れて入荷未定にという前例が多発してるようなんですよね。
一方で、田舎とか(言ってしまうと駄目なんですけど…すいません)、お店によっては在庫が余っている所もあるので『相場が下がる地域がある』のは明白な様子。抹殺の指名者に関してはあまり気にしないでも良いのかな?という印象も。
「今回もちゃんと回ろうとは思いますが在庫に関しては『どこのお店でも無い』ような状況と『在庫が余ってる』の2パターンになる感じ。特に買取が1000円超えか!?と宣伝するサイトも多いですが
初動ではAmazonだと3500円もしてましたし、実際は『安価になってる』としか言いようがないのです(´・ω・`)」
「勿論在庫が無いってのは絶対に問題になると思うけど、発売日に在庫無しとか普通に起きるのかって感じよね(。・ω・。)」
「まぁ予約は当たり前って感じの流れでしたが、大体フラゲで在庫無しって状況になるってのは驚きですね(´・ω・`)雑誌に関してのフラゲは今まであったのですが今回は勢いが全然違いますね。
理由としてもこれだけではなくて20thの応募者サービスとかも背景にあるので『需要の数が多い』のは背景になっているとは感じましたが・・・こちらは早期発注とかは無いにしても、気を付けた方が良いのかなってレベルになってると思います」
「(๑╹◡╹)でも、環境レベルでのカードを付録で売る流れは結構驚きですわよね」
「最近売上とか気にしてなかったんですが、こういった発売方法を見ると感じざるを得ない気はしますね。因みにツイッター上では発売日当日ではないのに在庫無しという結果が相次いでいる様です。
当日買う人はとりあえず早目に購入するかネットでの在庫を確認するようにという感じでした(´・ω・`)早く再録されるといいね」
モンスターアートボックスなど雑誌に関しての受注生産品に関しては配慮も?
現在、Amazonで予約開始中!>>YU-GI-OH! OCG 20th ANNIVERSARY MONSTER ART BOX (愛蔵版 コミックス)
楽天市場での定価予約が開始されました。
「でも【モンスターアートブックス】に関してもこういった商品は基本的に雑誌からだったのに予約が出来るような形になってるのよね。これに関しての転売対策による配慮は少なからずあったんじゃないの?(。・ω・。)」
「まぁ雑誌の発行部数以上売れると判断してるんでしょうね。今回の一件でもそれは強く感じましたし。モンスターアートボックスなどに関しての予約状況は多々多くいただいておりますが非常に好評だった様子でした」
こういった商品が飛び交う中で、モンスターアートボックスなどを普通に予約できる今は中々キチンとされているなとは思いました。
高額商品というのもあるのかもしれませんが、実際にこういった形でケアが出来るのかが結構Vジャンプ側としてもあるのかなとは思っています。
そもそもフラゲに関してはWIKIにも載るほどですが、メーカー側で何かしら規制をかけるべきなんですよね。作品の取引量の削減など正直フラゲしても良い事は無いのですが今回の付録カードに関しては何処の本屋さんも前日に売り切れ続出みたいな流れになっていて見てみてうーんってなりました。
このような行為がメーカーや流通下に通報された場合は、メーカーとの取引契約破棄や、作品の取扱量を減らされたり、通常は発売日に販売するために前日から3日前に設定される入荷日が発売日当日になったり、などのペナルティが課される場合がある。ゲーム関連ではスクウェア・エニックスやカプコン、コナミデジタルエンタテインメントなどがこういった行為を行なっている。また、滅多にない事ではあるが、発売日前に入荷分を全てフライングゲット分に回し、発売日当日に既に売り切れているという事もある。こういった場合、クレームや該当する会社への通報の可能性が高くなる。
そもそもフラゲに関しては遊戯王OCGの場合公式ショップにすらも朝の7時からと提言されているのに付録カードや雑誌には何故こういった規制がかからないのか正直疑問でしかありません。
ブログ側としても紹介する内容が「公式がフラゲするので前日からショップを確認しよう!」となる状況になってしまうのです」
「しかも強いカードだとって話よね」
「今回の新規カードは強いのは分かってましたけど、増版しようにもユーザーの声が聴けず、尚且つ受注もそういった効果が聞かれないままの問題があってコントロールできないのも考えてほしいですの。
その上で、増版するのかなどを加味すればいいのに・・・となってしまってるのは問題ですわね」
「まぁ、今回だけじゃないんですが転売に関しては言う事も多いですし、フラゲ問題も背景にはあるんですけど『Vジャンプが読めない』という話がマスコミなどの問題に挙がらない所を見ると付録で成り立ってる面が強いのかと少し不安を覚えることがあるのは事実です。
2017年から遊戯王や各種TCGは売上ショックの後に『資産ゲーとしてのやり口やオリパなどの回収』を数多くしてきました。こんな流れもあるのでTCG市場としても新しい波が必要なのでは?と感じる時はあります。
個人的に付録カードに関して強いカードを入れるのは賛成ではありますし、遊戯王のボックスに強いカードを入れるのは賛成ではあるのですが『こういった商品の中身を知りつつ在庫発注が出来ない』現状は今後の需要と供給のバランスを崩す事になるのだろう・・・と思っています。
ライザーや魔術師なども踏まえて最近は顕著にそういったカードの頻度が増えてきましたし、今後も定価以上のカードが毎月出てくるのかも考察していく必要があるのかなと思った昨今でした(´・ω・`)