ゲートルーラーでは度々コストが不正を起こしやすいと話題になってる訳ですが、ゲートルーラー公式でデッキコストが合ってない問題が起きてしまいました。
池っち店長の使っているドレットノート・ゾンビデッキ
— ゲートルーラー / GateRuler (@GateRuler) 2022年10月23日
「ゾンビラッシュ」です。
相手を即死させるコンボ系デッキで、1ターンに6~8回攻撃、15点以上のダメージを叩き出す事も可能です。
簡単な使い方の説明も添付しました。#ゲートルーラー #GateRuler pic.twitter.com/XTOoFl2mBf
時たまに思う訳ですが、ゲートルーラーはスマホゲーで出すべきものであり『コストという概念』は面白い発想であるもののゲームにおいてアナログと致命的に合わない事が課題として挙げられます。
そもそもこのコスト性において批判が飛んでくるわけですが、実際にTCGでは珍しくないものです。デッキ枚数制限などコンセプトとして区分されているものであって、ルイーズがゲームにおいて活躍できるような仕組みであるという第一弾からの売りはしっかりと受け継いでいます。
ゲートルーラー公式はデッキコスト監修を早く採用すべき
ですが、肝心の公式が間違えてしまうと『あぁやっぱり難しいのか』となってしまいます。これがTCGを発信する媒体として革命的なものであったとしても難しいという敷居が組み立てられてしまえば『カードデザインから破綻する』ものとして選ばれてしまうのでしょう。
またこれを監修する人は絶対に必要です。正直デッキメーカーやQAよりも先にこちらの人員を割かなければならないレベルでの課題です。他より難しいと思われてしまう事が新規ユーザーの獲得から離れていってしまう訳ですね。
撮影から1枚カードが漏れていたので訂正です。
— ゲートルーラー / GateRuler (@GateRuler) 2022年10月24日
このレシピに1枚「チアガールゾンビ」を足して完成となります。申し訳ございません。 https://t.co/flQDNbkqQO
またこういった不正は公式が言うアンチユーザーに指摘されてる訳ですが、アンチユーザーの方がゲームをしっかり見てるんじゃないかと思う訳です。
設定の矛盾や資料なども含めて『ゲームにおいての矛盾を限りなく0にする』事でゲームがなりたつので、そもそもルール上コストという概念が一番の課題になる以上、ゲートルーラーを発売するであろう際の懸念点として一番声を上げるべき部分ですが・・・その声が挙がってなかったわけですね。
多分デッキコストをアナログで一発で見抜けるという事を作れればこのゲームは本当に革命的という評価を貰ってたはずです。
当初よりデッキコストの不正や理解が難しい問題が払拭してましたが、このゲームはそれを引き継いでおり、ゲームにおいての理解度を大きく分かりやすくする構築を目指しましょう。
デッキコストの不正を減らす明確なコンセプトを
例えば横向けのカードの上にマークを置いておいて、カウンターは確実に横向けカードとして置いておくという手法があります。ブシロードのヴァイスではクライマックスが横向けで分かりやすいですけど、こういう仕組みにすれば『確実に50枚中16枚』は明確に分かりやすいですよね。
また、同じ色であったとしても『1コストや2コストの色を少し変えてあげるだけ』でも分かりやすくなります。デッキコストを前提としてしまってる以上『デッキ制作は難しいけど補完するのを自分の脳で補う』のでミスが多くなり、結果的に公式もミスしてしまったって事になってしまうのですから、対策は必須です。
いや、普通に見抜くのは難しいです。
例えばデッキ枚数が56枚として一瞬でデッキ枚数を数えれるわけではないですし、そこからデッキコストとなるとデッキを1分は見て数字を足す作業が必要になります。シャドバでウィッチのコンセプトがエボルヴで分かりやすくなっているようにアナログで描ける事の限界を感じる部分なのは間違いありません。その点はゲートルーラーにおいて非常に惜しい部分です。
その中でユーザーはデッキ枚数が違う!と指摘出来る訳ですが、これが大型大会で100人規模まで集まった場合、デッキを100人見るとして1人1分で見たとしても1時間30分もの時間をかけて精査するという人員的課題を残したままです。それをゲートルーラー公式で補うには数人雇う必要性がありそうでした。
また、そういった課題をゲートルーラーが解決したのであれば他TCGにも波及し『ゲートルーラーっぽい』と思われることを目指せるわけです。何故ぽいと思われることが大事なのかは別枠で。
実は第6弾からそういった部分を本気で分かりやすくする工夫はいるなと思っていて、それは誰しもそう思ってるでしょうけど『新規を獲得する』為には大事な事です。そのアイデアが斬新であれば、既存ユーザーも見治すキッカケになります。そこに全力を注ぐべきでしょう。