今回の記事はカードゲームが好きな人には気分を害す可能性があります。2017年後半位までのTCG売り上げの推移と感想と考察を色々と行っているまい。の解説コーナーです。
「tcg売上の話の推移を聞きたい？深夜じゃないけど(・ω・｀)って聞いてそのまま投票で8割聞きたいって人が出てきたので今回はTCG売り上げの流れ。そして10月までの遊戯王がどう変化していったのかを考えていこうかなと思います。」
「ここでは数値と若干の闇部分があります。嫌な人はバックでお願いしますね」
「某店長も何かお話してましたけど、あまりそういう話はしなかったですわよね？何か意味がありますの？」
「え？だって荒れる話題じゃないですか。なのであまりしたく無かったんですよ。ただぶらりネットの管理人曰く
『自分の意見はステマ無しで一度は届けろ』
って言われて、うーんと思いつつ。
個人的な意見ですよ。
あくまでもです。最初で大文字で書いておくから、そこ間違えない様に」
※ コメントで来たので補足しますが、あくまでも個人的意見という事も補足して置きます。また、不確定要素であったとしても事実として受け入れている部分もありますのでご了承ください。
■ 遊戯王がデュエマに売り上げで負けたお話【TCG 売り上げ推移】
引用 株式会社メディアクリエイト | デジタル産業系のシンクタンク
以降売り上げ等のデータはこのサイトをメインに語ろうと思います。
「と言うわけで流石に個人的に私がカード情報を仕入れたっていうのは不味いので引用データと共に情報を送らせていただきます。
現在遊戯王等の売り上げの推移ですが、10月の売り上げにおいて『EXTREME FORCE』が『ゴールデン・ベスト [DMEX-01]』に抜かれるという事態が起きました。こういった売り上げでどちらが勝つのか。はたまた、どれ位TCG市場は移動しているのかを私たち含めぶらり管理人。及び数名と毎回会議しているのです」
「勿論私もいるわよ？でも話していると実感できるのは『遊戯王が確かに売り上げが落ちている』っていう印象だという事なの」
「そう。これは事実です。そして、デュエルマスターズも売り上げが落ちている。その点から踏まえてもこの二つの拮抗が消える事はありませんでした。二つのTCGが強すぎなのか。それともそれ以外のカードゲームが赤字なのか。
ただ一つ分かったのは『市場が増えても駄目なものは駄目という事』。
2016年では、パズドラTCG等の有名なカードゲームが入ってきて、『売れるであろう』と確信していたとしても潰れていく。そういう厳しい世界で、売り上げが落ちているというのはかなりの怖さがあると確信しています」
「で、その中で2017年。遊戯王がとある切り替えしを行いました。それがリンク召喚です。遊戯王の今までの資産価値を無駄にして、様々なシステムをスタン環境の様に流す決意をしたんです。これは誰しもが知っている大問題ですよね」
「一時期、遊戯王で価格が暴落というデマまで流れていましたものね」
「まぁ。《コズミック・ブレイザー》とかはひどかったよね。本当過去の産物と化したし。そこから遊戯王の低迷が始まります。
しかし、それ以上に考えないといけないのが『新規のスタート』という部分。遊戯王はその中でルールを変え、デュエルマスターズでは変換ミスの上での『原点回帰』を目指しました。この双方のスタートは私は非常に魅力的で。その頃から、各種TCGをぶらりの管理人から教えてもらったんです」
「その結果というかなんというか。売り上げが伸びる時と伸びないタイミングが各種あるって事。そして、ユーザーに対しての配慮をどう行っているのかという部分でした」
遊戯王でのユーザー間の配慮。 TCG売り上げの影響について。
遊戯王 COTD-JP043 ウルトラレア リンクモンスター ファイアウォール・ドラゴン 【中古】【Sランク】
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
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「じゃあ、まず遊戯王から。遊戯王は2017年よりシェアがデュエルマスターズに抜かれました。が、それ以前にユーザーに配慮しての動きが出来ていたのか。
この部分についてちゃんと考えたいと思います」
「遊戯王のリンク召喚に関しての話題は、私は最初若干否定的でした。理由としては『遊戯王が競技としての価値を求めて、様々な簡易的な部分を排除した』からです。
新規ユーザーに関して面白い点を上げると新しい戦術があるように見える・・・んですけど、ルールが複雑になりすぎました。また個人的な意見では『５×５マスのカードゲームに位置を求めるな』というのが個人的な意見でして」
「あ、昔書いていましたわよね。いちいちマーカーの配慮などいろんな部分を用意する必要が出てきて無駄っていう」
「ですね。そして、遊戯王にはこのとき既に追いかけていた私に取っては9期のインフレを感じて買わない人が増えると思いました。
そして各種デッキが停滞したのが事実ですし、過去のカードを活かしてようやく0スタートになるはずと踏んでいたんです。だから私は救済策を4月辺りで出してスタートすると踏んでました。」
「が、その肝心のヴレインズパックは11月下旬まで発売を延ばしました。つまり『インフレさせたくなかった』と一部の層は思っていたのに、『リンク召喚で更にデッキ格差』を生ませ、更に『自分の好きなテーマが使えない』って思う人に対しては『半年待て』って言わしめたんです。そりゃあ売り上げも減りますよ」
「でもユーザーとしては、考えればなんでも出来る。思考停止なユーザーが増えたって言ってますわよね？」
「それ、何割の人がループを思いついて回せるんでしょうか。そして、純構築の為に15枚のエクストラにパーツを放り込まないといけないのでしょう」
「現状《ファイアウォール・ドラゴン》等のカードはソリティアによって変化しています。が、すべてのユーザーが《プロキシー・ドラゴン》や《セキュリティ・ドラゴン》の新規パーツも集めないと・・・という『遊戯王の今までの資産を帳消しにした』動きもあるんですよね。しかも雑誌の付録という『転売が嬉しがる収録』はそのまま。再録枠も夏に『やばい！売り上げが下がったからなんとかしないと』感がやばかったと思いませんか？」
「そして、それらの変化を踏まえ、遊戯王の売り方はこうだろうって察しが付いたのです」
- 毎年の世界大会が開催⇒今年最初に発売したパック・ストラクチャーデッキを優遇。
- 制限解除の話題でもちきり⇒半年はカードの規制は無い。
- 再録が豪華⇒既に価格が暴落。環境に対しての問題も残ったまま。
- ストラクチャーデッキに関しては6月は優遇。12月は不遇⇒改善傾向。
- 毎年禁止制限をMVPとして隠して開催。ユニコーンさんの禁止化にカテゴリーが泣いた*1
「と、書き出すだけで意見はあるのですが、インフレカードを出す⇒規制というスタン環境をずっと繰り返しているのです。しかも他のTCGでははっきり言って『それ規制レベル』というものでも半年は置いたままですから」
「新規は消え、ユーザーの推移も変化したと」
「まぁ後9期辺りから遊戯王のブログ書く人増えてるじゃないですか。コレって言い返すと『ヘビーユーザーはそのまま残っている』と取れますけど、ドンドンやめて言ってる人多いですからね？悪化は良貨を駆逐する。現状のユーザーよりも以前のユーザーの方が濃い記事を書いていたと思っています。
こういった意見も送られてきました。
私もそうなりたいから書いてますし、キャラクターブログとして随一のサイトにしたいとは思ってますが、例えば大会出場で結果を出した人が記事のトップに来ないとかの問題等色々と現状は悪化しています。
ぶらりの管理人は最初大会優勝者に関して、メッセージを送りどういったカードが強いのかとか聞いてたりしました。今でもフォロワーしてもらっている人もいますが、こういった質の低下も見逃せません。ユーザーの質は確実に製作者に似たものになっりつつあるのでしょう」←ここはブーメランです。反論は無しで。
「という部分が響いているかなと思います。売り上げ自体はデュエルマスターズに買っている様に見えるんですけど、リピート購入率というのを見ている人は少なくありませんか？」
「あ、そういえば見てませんの」
「じゃあここでメディアクリエイト社の売り上げの推移を見てみましょうか。まずは2017年の６月のカードの販売数ランキングです」
「一位に、デュエルマスターズの《マジでB・A・Dなラビリンス!! [DMRP-02]》がランキングしていますわね」
「そう。これはデュエルマスターズの新規パックです。収録カードの内容が結構豪華で『各種大会にて結果を出しているカード』が多く収録されている良パックでした。」
「こういった収録に関して気づくのは『カード単価の収録価値』です。ボックスの余り方を見ても結局は『マジでB・A・Dなラビリンス!! [DMRP-02]』の方が優秀。こういったカード価格のデフレ感を見てると遊戯王に関しては『やばい。早く売り抜けないと大変な事になる』と一気にカード価格が下がる事が起きています」
「何か遊戯王に関しては信用されていない部分が見え隠れしてますの」
「で、更にそこから数ヶ月。いまだにデュエルマスターズが2位3位を取っています。遊戯王が勝ってるじゃないか！って言う人は甘い。数ヶ月前に発売しているボックスがその時点で販売しているパックよりも販売数を追い越しているんですよ？これはすごい事なんですから」
「まぁ、しかも9月に販売されたボックスと言えば、バトスピのデジモン子ラボで有名だった《デジモン超進化! ブースターパック [CB02]》。ヴァイスシュバルツでは《進撃の巨人 Vol.2 [1カートン]》など有名タイトルを差し押さえているわ。しかも売り切れ続出で多分数も出さなかったからであろう《デジモン超進化! ブースターパック [CB02]》を追い抜かしているのも注目点よ
あ、因みに発売された時期も注目ね。」
超プレミア価格に⇒《デジモン超進化! ブースターパック [CB02]》
「と言う問題を抱えつつ遊戯王はいつの間にか11月の時点で売り上げを追い越されたと言う話ですね。そうです。販売数を1位取ればいいんじゃないです。
「シングル以外で購入するユーザーの多さ」が多いデュエマの戦略勝ちだったんですよ」
「結果として11月にブレインズパックがやってくるから売り上げは伸びる。しかし、12月にデュエマは強いの。2016年の12月ではTCG販売数ランキングにて『拡張パック最終章 ドギラゴールデンVSドルマゲドンX』が1位に。2015年では、おもちゃランキングで2位：『デュエル・マスターズTCG 革命 拡張パック第3章 禁断のドキンダムX[DMR-19]』という結果を残してるわ。
つまり遊戯王で、ここを追い抜かす可能性がかなり低いの。
12月にブレインズパックを持ってきて落とすことが出来ても、12月のクリスマス商戦には勝てないわ。なぜなら12月の売り上げはカードゲームを除いて『一番月の中で商品が動く時期』だからよ」
「なんか池っち店長って人が11月は遊戯王に負けて云々っていうコメントにはそういう裏があるんです。
ツイッターでは説明不足ですが、おもちゃコーナー全般での売り上げの推移での売り上げの一番力を入れているのはデュエルマスターズなので」
「が、ここでもドラマはあるんですよねぇ。この話はまた後日にするとして、遊戯王が確実に追い込まれているのは事実でしょう」
「もう一つ言うとすれば『ユーザーも各種カードゲームに嫌気がさしているのではないか』という部分も注目ですわね」
「そうです。こういう場合考えないといけないのは『各種カードゲームへの移行』。デュエマじゃなくて他のカードゲームへ移行する人もいるでしょう。カードゲームをする理由で遊戯王と言われる時代も今後は変化するかもしれません」
個人的に思うカードゲームの行く末と今後。
「さて、今後のカードゲームに関しての市場ですが、一度は縮小するかなと思っています。遊戯王とデュエマの市場が今半分を持っている以上、他のカードゲームがこれを超えない限り市場は小さくなるばかりです」
「が、一部光るものも忘れてはいけませんよ。夏にはヴァンガードよりバミューダのイラストアドボックスの発売など『シーズンごとに売り上げが爆発的に伸びるボックス』も控えています。遊戯王やデュエマをまず超えるにはこういった『付加価値』が生きるカードゲームが出てくるのではないかとの示唆をしていまして」
「その一方で、遊戯王が低迷するって事は『カードショップの悲鳴』と同じです。カードゲームの専門知識がないお店はまずカードを扱わなくなるでしょう。思考停止による遊戯王依存の結果がこういう悲劇を招いていると言わざるを得ません。量販店やモール等の特化価格を色々と見ていると、この部分はいずれ響いていきます」
「という事を感じる昨今でした。これらを追いかけるために今回からあたらしくすーちゃんに各種カードゲームの新情報を届けてもらうことにします*2
「あーなるほどね。で、私が前に出る事になったんだ」
「お願いします！」
「確かに。他のカードゲームも気になる人は多いもんね！良いわよ！その代わりサイトの一部を使わせてもらうけど・・・！」
「え！？」
――続く。
