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【遊戯王 メタファイズ 環境デッキ考察@まい。】《マクロコスモス》が効かない彼らのデッキ構築は。《命削りの宝札》の相性を見る。【週刊 環境デッキを追うvol11】

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週刊 環境デッキを追うvol11は、遊戯王のメタファイズ 環境デッキ考察シリーズをお送りしたいと思います。

 

最近は除外でメタをするデッキが多くなってきました。

その象徴として上記のマクロコスモスをサイドで投入している使用デッキ【十二獣】がその筆頭と言えるでしょう。

 

  しかし、そのメタとしての役割とは反対に除外をテーマにし、注目を浴びているのが【メタファイズ】というデッキテーマです。

このデッキはかの《異次元からの偵察機》のように除外されることで効果を発揮するテーマ。

 

霊獣や様々なデッキはありましたが『露骨にアドを得る』デッキと言うのは今回が始めてではないか?なんて思っています。

 

  さてそんな【メタファイズ】ですが彼らは除外をテーマにしたデッキであり、除外を積極的に投入し活かせることから有効的に真竜デッキをメタにする事が可能なデッキとなりました。

 

果たしてその中で【メタファイズ】はどう立ち向かえるのか――。  

今回はそんな【メタファイズ】の環境事情を考えたいと思います。

 

除外が効かない友好的テーマは環境にどう影響するのか。

【メタファイズ】は、光属性のデッキであり一方で戦闘ダメージを与えるとと除外をコンセプトを中心にしているデッキです。

 

《メタファイズ・ラグナロク》等のビートダウンデッキか、《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》を中心にした大型を中心に動くのが最大の特徴と言えるでしょう。

 

 現状遊戯王の環境において、メインデッキで動けると言うのも大きく各種エクストラメタに阻まれないデッキなのも非常に有効で、効果だけを見ていると非常に優秀なデッキなのは言うまでもありません。

とにかくサイドではあるものの数枚のサイドカードを無意味にしている面では十分にダークホースになりえるカテゴリーです。

しかし彼らにも弱点があります。

ただし、問題点があるとすれば彼らは  

【現環境では考えられない位純構築では遅いデッキ】という事が挙げられます。

 

【メタファイズ】の共通効果の特徴は次のスタンバイフェイズというものが多く、先行制圧にしても後攻ゲーという立ち位置から動いても、モンスター依存である点や魔法罠に頼っている点が非常に辛いのが問題点でしょうか。

これらでどういった問題が起きるのか色々と考えてみました。

■ 魔法罠を制限されることの問題点。

まず制圧面で考えられるのが《サイクロン》や《魔封じの芳香》等の大型メタカードです。

《メタファイズ・ファクター》による召喚制限をサイクロンで破壊されたり、魔法罠をセットさせない魔封じの芳香》は《メタファイズ・ラグナロク》等の戦闘破壊を行なわせないようにする動きを仕掛ける事が出来ます。

 

実は《メタファイズ・ラグナロク》に関しては戦闘ダメージを与える手段を魔法罠に頼り切ってしまうとメタカードに対して手が出せないというジレンマを抱えているのが問題点ですね。

こうなってくると必然的に《トラップ・イーター》等でメタったほうが良いんじゃないかという個人的意見はさておき『コンボデッキ』の弱点を抱えているというのが最大の問題かもしれません。

実は【メタファイズ】のモンスター効果はメタファイズによって召喚されなければ効果を発揮しないいわゆるバニラモンスターでしかありません。

 

なので《メタファイズ・ファクター》で出しても実はただの2900打点が最大のデッキであると同時にこのフィールド魔法は魔法罠効果モンスターの効果から守ってくれるカードでは無いので、除去系魔法もちゃっかり効きます。

 帝王の烈旋》《聖なるバリア -ミラーフォース-》等のカードは結構刺さるほか、タイミングを間違えなければそのまま決定打になる事もあります。こういったカードをすり抜けて大型を出すのがポイントとなるでしょう。

 

【メタファイズ】が取れる戦略 純構築の場合。 

まず【メタファイズ】に自体の大型モンスターは単純には《メタファイズ・ファクター》で出せますが一方で効果がありません。なので出来る限りこちらとしては相手の阻害する効果と合わせて戦っていこうかなという考え方をしていく必要があります。

 

それで取れる戦法は1つ。こっちが展開するときに《大熱波》等で除外カードを待ちつつ戦っていくものです。

大熱波》 等のカードでこれらを止めておき出来る限り相手の動きを抑制させるのもポイントなのか?とも感じましたが、実はこれ結構【真竜皇】には刺さる感じで良かった印象。

ですが、こちらもセットする位しか出来ないのは痛いですね(笑)

 

■ 命削りの宝札ではどうなるのか。

 

後個人的にどうしようかなと悩んで考えたのが《メタファイズ・ラグナロク》を立てつつ盤面を維持する【命削りの宝札】タイプのデッキです。

 

このデッキの特徴はとにかく【メタファイズ】関連のカードを発動しておいて動く初動を中心に戦うメタデッキなのですが、『命削りの宝札』を駆使する事で《メタファイズ・ラグナロク》を中心にデッキ構築をメインとして戦うデッキというもの。

これであれば伏せカードを増やしつつ墓地に【メタファイズ】を貯めて一気に除外する立ち回りをする事が出来るので結構便利。

特にこれで何が出来るのかというとフィールドに影響せずに『【メタファイズ】の効果を起動する事が出来るのが最大の特徴でしょう』

特に命削りの宝札は、《封印の黄金櫃》や《七星の宝刀》等を使って先にメタファイズの効果を起動する事が出来て相手のスタンバイフェイズに【メタファイズ】を展開する事も出来るので実は結構優秀です。また引いたカードは墓地に送られるものの《次元の裂け目》を張っておけばって奴ですね(´・ω・`)。

 

ただし、特に相手ターンでも《メタファイズ・ラグナロク》を除去か戦闘破壊しなければ妨害札により大型が出てしまうので、意外と役にだったのですが《オネスト》等が使えないのが問題点かなと。

この点はデッキを回しつつドンドン計算して行く事が大事に感じます。

【メタファイズ】の今後は出張か先行制圧のルートが鍵。

今の所【メタファイズ】には《メタファイズ・ラグナロク》での展開と、フィールド魔法の2種類の展開方法がありますがこれらは逆に『【真竜】等のフィールド魔法等を活かせないことの繋がり』を使えないのが最大の問題点のように見えます。

 

この2つを止められてしまうと大型を抱えただけの事故を起こしてしまう上に《メタファイズ・ラグナロク》などのメタファイズモンスターの展開をしないと効果を発揮しないので実は結構調整を兼ねているモンスターでした。

 

 

しかし、実は何でも使ってカードを除去し続けなければならないプレッシャーを抱えてるのは事実で大会等でふとした場合に出てくれば除外を中心にしている対処をしているデッキでは若干辛い感じがしました。これからは除外する事もマイナスという形で考えなければならない部分が遊戯王の大会で大きく左右されそうです。

 

 

過去の週刊環境デッキを追うシリーズはこちら。

hukusyunyu.hatenablog.com

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