【深淵の獣(ビーステッド)】初動で有名【ビーステッド出張】の展開と回し方・対策について振り返り。
マスターデュエルでも暴れそうなビーステッド出張の攻略・倒し方やおすすめの対策カードを紹介&考察!遊戯王やマスターデュエルで遭遇して強力と感じたビーステッドの対策や除去手段に関してまとめ。メタ要素として非常に強いギミックなので気になる人はどうぞ。
【ビーステッド出張】とは
【深淵の獣(ビーステッド)】デッキは相手のカードを裏側表示で除外する効果を駆使してアドバンテージを稼ぐハイブリッドデッキです。
「【深淵の獣(ビーステッド)】デッキは、光と闇の獣という名前の癖にドラゴンというカオス構築のようなコンセプトになっています。
共通効果で「墓地の光と闇」を除外して展開。更に各種サーチやコンセプトを活かせるという烙印シリーズの新規テーマっていう立ち位置です。
「光と闇属性のメタとして作れてしまってる以上、デッキコンセプトとしても『除外がキツイデッキ」には全て刺さる様になってしまったわね」
「今後の環境テーマのメタとして採用を検討されるカードになってますの(๑╹◡╹)
DARKWING BLASTでカテゴリ化される「ビーステッド」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全てドラゴン族で統一されている。通常召喚モンスターは全てレベル6の闇属性・攻撃力2500・守備力2000で統一され、以下の共通テキストを持つ。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):(固有効果)
特殊召喚モンスターは全て光属性で統一されている。
通常召喚モンスターは、現実の神話・伝承における怪物がモチーフと思われる名を持ち、肩書きは「深淵の獣」と書いて「ビーステッド」と読む。
一方で特殊召喚モンスターは、《アルバスの落胤》を中心としたストーリーの登場人物を連想させる名を持ち、肩書きは「深淵の獣」と書いて「ザ・ビーステッド」と読む。
同じ当て字で「The」の冠詞の有無が分かれるという意味深なネーミングだが、カード名を宣言する際には注意したい。
カテゴリ名と属するモンスターのレベルを考えると、「黙示録の獣(ザ・ビースト)」・「獣の数字」を意識していると思われる。
通常召喚モンスターの固有名は『偽ベロッソス書』に基づいていると見られる。
15世紀後半に神学者ヴィテルボのアンニウスによって、バビロニアの歴史学者ベロッソスの史書が発見され、大洪水(ノアの方舟)の後の歴史とブリテン(イギリス)建国の神話が書かれているとされた。
以下の通り、ブリテン建国から5人の王の記述があり、後に歴史家ラファエル・ホリンシェッドが既存のブリテン伝説の2人の王アルビオン・ブルータスを付け加える形で流布された。
しかし、後年にアンニウスによる偽造と判明し『偽ベロッソス書』と呼ばれるようになった(偽書であるため以下の内容は事実ではない)。
【ビーステッド出張】の魅力は?
「深淵の獣(ビーステッド)デッキ」のコンセプトは光属性を闇属性のメタになる特殊召喚効果、更に烙印とのコンボや出張も可能になるドラゴンテーマ。
現状ではティアラメンツなどのメタになっている上、ドラゴンとの兼ね合いで出張や強味を引き出せるのは非常に強力でした。また、相手ターンでモンスターがいるだけで「除外して特殊召喚する」効果が強力。
除外して出せるだけでメタとして機能してる感じがあります。エフェクト・ヴェーラーを相手の先行で使っておけば「相手のエンドフェイズ時にモンスターを展開して効果を使える」ので、カオス構築やライトロードなど光や闇が墓地へいくカードを利用しやすいのがポイントです。
自分または相手の墓地の、光、闇属性モンスターを1体対象として発動できる。そのモンスターを除外し、このカードを特殊召喚する。相手フィールドにモンスターが存在する場合、相手ターンでも発動できる
除外+展開テーマなのでサンドラなども相性がよく出張要素と噛み合ってるのも大きいですね(´・ω・`)
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【ビーステッド出張】展開方法・回し方
- 深淵の獣(ビーステッド)デッキの重要な3枚のモンスター『深淵の獣マグナムート』『深淵の獣サロニール』『深淵の獣ドルイドヴルム』。この3枚の共通効果は墓地の光と闇を除外する事で特殊召喚が出来ます。
「さらに共通効果の特殊召喚に加えてデッキや墓地からカードを加える効果や除去などが出来たりします。問題は「墓地がしっかりと肥えているのか」が大事です
自分または相手の墓地の、光、闇属性モンスターを1体対象として発動できる。そのモンスターを除外し、このカードを特殊召喚する。相手フィールドにモンスターが存在する場合、相手ターンでも発動できる効果は共通なので、ここからどう活かしていくかがカギになりそうです。
【ビーステッド出張】対策まとめ
ビーステッドデッキの対策は光闇を使わせない動きがポイントです。
また、属性が複数なので御前試合や結界像もアリ。アーティファクトなどの除外できなくするカードを積んでおくのも良いでしょう。色々と試してみるのもありかと思います。
【ビーステッド出張】対策その1:特殊召喚を誘発で止める。
ビーステッドの効果は、展開の最終着地点で妨害布陣を出されるので、ある程度の主要パーツを止める必要があります。注目点は特殊召喚の回数と展開を何処で止めるかです。
破壊耐性は出来てしまうものの、リリースだったり耐性をすり抜けるか色々と除去をしていくしかないのもしんどい所ですね・・・。
【ビーステッド出張 対策】壊獣

重要な点は相手をリリースできるという点でアポロウーサなどのカードもついでに対策出来るというメリットがあります。マスターデュエルでは『シングル戦』有利なゲームなので刺さる事が多いのも見逃せません。
《海亀壊獣かいきかいじゅうガメシエル/Gameciel, the Sea Turtle Kaiju》
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「リリースしつつ相手のモンスターを除去!しかも召喚権も残っているので除去方法は色々とあるのがポイントですねー!また対称を取らないという意味では《妨げられた壊獣の眠り》なんかもポイント。
このカードも対称に取らない除去ですが、複数種類壊獣をいれないといけないデメリットがあるのが辛いかな?」
【ビーステッド出張 対策】禁じられた一滴

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速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと
元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
「禁じられた一滴は、『相手に効果を使わせない』プレイングとして重宝します。また、デッキコンセプト的に言えばシングル戦で後攻のまくりに使える事で、マッチ戦でも対策は困難だったりするカードなので色々と作っておきたいカードの1枚だったりします。
効果をチェーンさせないのでバロネスとか他の妨害もしっかり除去が出来ます。ある意味では有益なカードなのでシングル戦のマスターデュエルとかでは必然的に作っておきたいカードです。
【ビーステッド出張 対策】展開の合間にニビルで止める。
原始生命態ニビル
Nibiru, The Primal Being 星11 光属性
岩石族 ATK/3000 DEF/600
このカードの効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:メインフェイズに、このターン相手が通常召喚・特殊召喚を5回以上行った場合に発動できる。フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚し、「Primal Being」トークン(岩石族・光・星11・攻?/守?)1体を相手フィールドに特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、リリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力を合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
「最近たまに出されるとビックリするニビル。デッキ構築として見ると全てのデッキには刺さらないものの、対策しないとたまに詰むカードでもあります。
分かりやすい対策としては5回目までの特殊召喚で先に効果無効モンスターを立てる事にあります。セフィラエンディミオンでの《魔導獣キングジャッカル》、バロネスでの対策などマスターデュエルではもう少しすると簡単に耐性を付けられてしまいます。
一方で、チェーンに乗るので対策がしやすく、その上で相手がメインフェイズで無いとな反応出来ないデメリットをかいくぐりたい所。
対策としては特殊召喚をさせなかったり、エルドリッチの様な『特殊召喚を多用しない事』を上げるのが良さげ。《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《召命の神弓-アポロウーサ》を立ててしまって『1回でも効果を止めてしまう』のもアリかと思います。