【サクラ革命 終了】爆死とかクソゲーの話を聞いて感じた事を色々とまとめ。
【重要】サービス終了のお知らせ[1/2]
— サクラ革命(6/30サービス終了) (@sakura_kakumei) 2021年4月22日
この度『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』は2021年6月30日(水)をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。今まで遊んでいただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
今後の日程は下記をご確認ください。https://t.co/OLxazD2HrE#サクラ革命
「という訳で前回の批評に関しての内容もザっと含めて考えるんですが、サクラ革命が本当に終了してしまいまして。考察とか展開前にこうなると予測できませんでした。
4カ月という異様な短さ、更に様々な動画での爆死などがあるのも事実。更に、VTUBERの起用が決定してたのにその前で終了するという異様な問題も含め色々とセガさんの今後が気になります。
しかし、ブサイクでの炎上とか色々と見てたんですけど開発費とか売り上げに関して様々な憶測が出てましたが「結果的にどれが正解かは不明」のままでした。
そして内部告発的なものも正直本当かは分かりませんし、ネットでの盛り上がりは「叩けるなら盛り上がるが売り上げに直結はしてない」のを痛感するような出来事に思えます。サクラ革命は正直駄作であるという部分は多いのですが、一方で評価されていた部分もあります。色々と振り返りましょう。
【サクラ革命】序盤の掴みはどうだったのか。
サクラ革命終了に関してゲームがクソゲーだったのかのレビューは置いておいて序盤はどうだったのか。これはアニメのスペシャル映像を見ると分かるんですが「最初から低評価だった」訳ではありません。
日本、奪還。
今をミライに使うんじゃない。
今が未来を作るんだ。
ドラマチックRPG『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』(iOS/Android)、2020年配信予定。
本作の冒頭を元にしたスペシャルアニメを公開!
「非常にクオリティが高い作品なのは変わりなくコメントでも「動くと可愛いヒロイン」など色々と掴みは上々で、評価が高いのは見て分かるかと思います。
要するに「アニメやキャラのコンセプト自体の評価は高い」という事。更にいうのであればアニメの続編を期待する声も少なくありません。
このサクラ革命が発表された当時から終了にかけていまだに検索されSNSで呟かれている作品でした。そういう意味では素材は非常に惜しいのは見て取れるでしょう。
「そういえばゲーム性に関して以外は評価が高かったのよね」
「一部では酷評もあるようですが「ゲーム以外」で評価される所では批判意見ばかりではありませんでした。しかし、ゲーム作品でディライトワークスという文字が出た瞬間、あぁ終わったという声が多かったのは事実です。
序盤の掴みはという部分でこのゲームが4か月しか持たなかったので何とも言えませんが、ディライトワークス社の開発が全ての賛否を生んだ結論なのは言うまでもありません。
そして、生放送でも調整を継続してまいりますと言ってるあたり「具体的にどうするべきなのか」も予測出来ていない状態であり、ゲームシステム上での不便さとかも色々とあったのですが、そんなにゲームのグラフィックが悪くはないです。
ただ、ネットでの意見。またSNSでの意見でもあった「FGOよりも面白いのか」という点は考えなければならない点です。
「とりあえず、まずサービス開始時に遊んで思った事だけどオートプレイが入ったのは大きいわね」
「サクラ革命においてのDW革命はそこですね。サクラ革命においてFGOと大きく差があったのが「オートプレイ」です。これを実装したのは大きくゲームを快適に遊べるような仕組みになったのです。
【サクラ革命】DW社売りのイラストの美麗さ
サクラ革命に関しての売りは様々ありますがDW社のゲームでは主にゲーム性はさておきイラストの凄さは注目しなければなりません。
「色々とサクラ革命に関してのゲーム性が色々言われているのはさておき、サクラ革命に関してのイラストのクオリティはFGOと一緒で非常に高いです。この点はサクラ革命のレビューに関しては非常に良かった点でしょう。
がこの点以外ではサクラ革命という部分がサクラ大戦シリーズである必要があるのかどうかを問いかけるものになったのは言うまでもありません。
まず、システム的に恋愛要素が難しい事。更に、サクラ大戦での合体技要素。世界観を楽しむような要素をどう見せるのかがソシャゲという要素では壊滅的に相性が悪いのは言うまでもありません。
更に酷評だった滑り出しはどうしても語らないといけない点でしょう。
新作アニメーション等は改善されていたものの、色んな部分で完成度が最初からFGOと比較されてしまったのですが・・・実際にサクラ革命自体のゲームバランスに関してはFGOより酷いと言わざるを得ない状況でした。素材が落ちない問題に加えてFGOの売りだったコンテンツでの勝負で「サクラ大戦シリーズのIP資産を切り崩している」という事実があった為です。
例えばFGOでは様々な過去作が出てきましたがサクラ革命ではそれがほぼない状態。更に言えば「過去作の力を借りる」感じではなくそれをドレスにして着てるので借りに今後神宮寺さくらとかがキャラで出てきたとしても『原作との違和感がバリバリでてしまうというデメリット』を抱えています。
「ここが個人的に非常に不満点でした。いやUI軽視含め、育成フローと見せ方に関してはもう古いと言わざるを得ない状態です。
そして最大の問題は「サクラ大戦の繋がりは薄い」という事とガチャが集金すぎる点です。この部分が強くて、確かに所々ではサクラ大戦感を感じるものがあるんですが、本気で遊ぼうと思うと闇鍋ガチャでさらに「10凸」という意味不明な要素。
更に天井が当初なく「集金要素が強すぎる」し、無課金で遊ばせねーよ!って意思を感じた作品は久しぶりでした。売り上げに関して悪かったというか以前に「拘束時間を異様に上げた上でドロップ率が悪い」のは事実です。
アニメBlu-ray Discサクラ大戦 帝国華撃団OVA BD-BOX
サクラ革命のレビューではこういう部分が非常に追及されたのは良く分かります。なんせFGOも最初クソゲー感があったのですが青セイバーが欲しくてリセマラしまくったようなものですからね。
ディライトワークス社製のゲームは「IP依存でありゲーム性は一昔のレトロゲー」を意識しているのでキャラで勝負するしかないって事です。
「この点だけ見てるとディライトワークス社のゲームがダメって直接言ってるだけじゃないの?」
「うーんまずソロゲーであり「対戦とかで課金を煽る」とかも無いし、PVPとかで遊べるって訳ではないんですよね。
キャラの魅力に関しては正直分かりませんが「サクラ革命レベルのクオリティ」は普通にあり、欲しいって気持ちまでが湧く導線が弱いんですよね。ストーリーの序盤でまず出ない、更に★5キャラが強いから引くけど「そもそもこいつ誰」状態がまず起きてしまうのです。
これがもしサクラ大戦のキャラであれば、このキャラが欲しい!ってなるのですがこれを潰してしまってるんですよね。そしてサクラ大戦が好きな人でもこのゲームを遊んでもそれを実感できる点がほぼ皆無なのです。
なんかこの子アイリスっぽいのよね。とかさくらっぽいよね。って流れは置いておいてもサクラ大戦をイメージしたものとして遊ぶと変な違和感が出てきてしまうのも事実。
サクラシリーズで一貫した「これがサクラ大戦!」というコンセプトが何なのか。これを考えさせられる一件となりました。
「いや正直これが完結されていればサクラ革命でブスとかの検索サジェストが起きなかった気がするんですよね。神宮寺さくらがピックアップで出てくるような感じにしておけば・・・と思ってしまいます。
プレイして遊んでると「そこまでひどくない」んじゃない?キャラの魅力はさておき後述するとして「個人的には藤島さんの絵柄で「サクラ大戦のリメイクか新作でソシャゲ」が一番良かった気もするんですよね」って感じで眺めてました。
【サクラ革命 終了】まとめ
「サクラ革命の終了に関してのまとめ。
DWのFGOも含めて視野に入れてしまうとサクラ大戦というコンテンツがオワコンと言われてしまうような気がして好きにはなれませんでした。
ゲームの出来が良ければ売れるという昨今の炎上しつつも売り上げを出した原神、ウマ娘など今はクオリティを求められている時代なのに「こういったタイプの育成ゲーム」は厳しいと思います。
やるなら面白いゲームであれ!って感じの内容だったのは言うまでもなくって感じでしたが、ゲーム開発でもあったようにRPGっぽい系のゲームはソシャゲの中では既に飽和状態かつ激戦区。
またさらに機体にも萌えを追加してしまうと様々なメーカー参入に対して競合を作りまくっているので需要もその分減るのは間違いありません。
特にサクラ対戦という過去に大盛り上がりしたゲームジャンルなのに、サクラ革命の失敗。名前あるメーカーの美少女ゲーでこんなに早く終了してしまうのは今後滅多にないレベルかと思います。またこれに加えて今後サクラ大戦の「新ゲームが来るのか」すら怪しくなってしまいました。
「しかしこういったジャンルは爆死したとしても毎年何かを続けることで売り上げが伸びたり注目されたりすることもあるはずです。
メガテンやペルソナなどもそうですけど「当たったらとりあえず続ける」ようなゲームジャンルであった欲しいです。それが分かっていればサクラ大戦はリメイクかつ絵柄がそうでないと厳しい事も分かるでしょうに・・・と。
個人的にサクラ大戦の絵柄含めサクラ革命のイラストに関してはあまり突っ込むと怒られそうですが、古参ユーザーがまず喜ぶものにしないといけないのは前提であります。90年代ではデジモンアドベンチャーが爆死するかは置いておいても「初代イメージを出来るかぎり崩さない」事で再びバランスを取り戻しかけています。
それと加えて「えげつないほど話題になるクオリティ」はサクラ大戦においては超重要な売り出し文句です。過去に「サクラ大戦3~巴里は燃えているか~」でOPが数億円かかったというデマがあったように『現実問題としてクオリティで話題に』なることはサクラ革命では無かった気がします。
「サクラ大戦は「大正浪漫にスチームパンクっぽさを加えたギャルゲー」なのは事実で非常に画期的なジャンルでした。しかし2dと3dを組みわせたジャンルは既にどのアニメやゲームでも普通に行われている事でもあります。
しかし、サクラ革命の終了話は『単純にゲームの出来』ではなくネットに潰されたという署名も含め色々と問題視されるワードなのかなと思いました。この点はイナズマイレブンに似た何かを感じます。
古参で言うのであれば個人的には昔のサクラ大戦をそのままリメイクするだけで良かったのでは?で済んでしまうんですけど、問題は新規ユーザーにとってサクラ革命はネームバリューが無ければ「艦これとかの擬人化メカゲー」と代り映えがなく、2dムービーを頻繁?に挟んだり、フルボイスなど他のソシャゲに比べて「革命的なゲーム」である必要性があります。
プリコネだってリテイクで復活したし「サクラ大戦は恐らくまだまだ生き残れるコンテンツ」に違いありませんが今の時代サイゲームス位のクオリティを出さないとまず無理なんでしょうね。
また最後にですが「30憶は本当かは知らないですけど、 コラボという名目の内部告発はいわば「守秘義務違反」に近いものであってこれがまかり通るのであればドンドンとセガの内部は告発する方が儲かるし「グレーであっても問題ない」事になります」
「サクラ大戦コンテンツ含め「発信者側が儲かる仕組み」であり、ドンドンと中身を告発すればいいんじゃね?という結論になっています。いわば遊戯王フラゲとおんなじようなもので、あまり良くなくても『実質問題ない』扱いです。
が、それを除いてもゲームのクオリティは言わずもがな。いや好きな人がいるのも事実なのですが革命サクラには課題が数多くあったのは否めません。かと言いつつも売れているソシャゲで同じようなものが見受けられないという訳でもないです。
個人的には藤島さんの絵柄で「サクラ大戦のリメイクか新作でソシャゲ」が一番良かった気もするんですよね。少なくとも「サクラ大戦は過去作ほぼ全てが藤島さんの絵柄」で確立されているのでそのまま続投して「大正ロマンを突き進んでくれれば良かったのに」なんて。開発も違う所でよろしいでしょうかなんて言われると怒られるけど。
他の方が悪いという訳ではなくて「そういうシリーズである」事が前提になっている中での変更はそれ以上に難しい部分。
サクラ大戦から藤島康介を外すということは、『FGO』から奈須きのこを外すに等しい。正直、Fateファンはそれじゃあついていかないでしょ?
サクラ大戦シリーズは色んな意味で注目しているので今後のリメイク作品などは確認していこうかなと思います。