「デュエルマスターズも長い間続くTCG。ネガティブな話題もちょっとだけという事で最近デュエマがオワコンだのつまらないだのインフレし続けてるけど大丈夫?とか非常に数々の不安の声をいただいていますので全体的にお返ししようと思い記事を作りました。
いわゆる反論記事です。
嫌なひとはバックおねがいしまーす(´・ω・`)パート2.
【デュエマ オワコン】資産ゲーが続くゲームという批判に対して考える。
デュエマがオワコンって話で、デュエマに関してオワコンかどうかというよりも『子供が高くて手が出せないコンテンツ』であることを背景にコロナでの競技性を重視した結果遊ぶ子供が減っているという話題が多かったりしました。
まず前提としてデュエルマスターズにおいて売り上げとかの話もしますし。大会の話もしますけど『確実にそうとは言い切れません』。なぜなら1カードショップの意見であって全てのカードショップの意見を統括できるわけではないからです。
今後全国回ってカードショップでデュエマどうですか?みたいな話をしたり、できませんからね。TCGでデュエマの売り上げが落ちたのは『子供を視野に入れたものか』であることを証拠づけるのは難しいんですよ。
「まぁ証拠じゃないけどTCGの現在の売り上げにおいて遊戯王が伸びて他が下がっていたりする数字は出てるわね。これに関して競技性=対戦する競技として大会が行われない=買う意味がないと考えるユーザーが多いかが重要になるわ。
子供向けだけどmtgに似た運用を求められている昨今なのか『趣味じゃなくて競技を目指す動きがあった』のは事実ね。後はカードシングルが高いかは今TCGの相場で確認が出来るからそれで確認するといいかもよ」
「あーいや・・・あの一応判断する事は出来ます。ただ2019年での売り上げが上昇した際のキッカケが強いから売れるという図式を全面に押し出していた結果なんですよね。
例えば2019年の売上が伸びたのは言わずもがなインフレが続いたことによる点とそれを伸ばした競技性の結果でした。GR時代は競技性が高い故に『数万円を使わないと環境デッキが組めない』という事態になったのは本当にやばい事件だと思います。
それに加えて「ゴールデンリストによる再録延期が確定している故の『相場操作』」も見逃せません。ミッツアイルはそれを象徴するものでした。
しかしながらユーザーの中では炎上はしません。一部資産ゲーという問題を提起するユーザーはいても『競技として成り立っている』事を知っててその上で上手く成り立っていたのだと思います。
強いカードは強い。そして使える場所がある。
これが2019年のデュエルマスターズの躍進の1つだったように思えます。高額カードを何種類も集めて、それを作るという流れを何回もしてる感じですね。
デュエルマスターズ/SR/火/[DMRP-09]超天篇 拡張パック第1弾 新世界ガチ誕!超GRとオレガ・オーラ!!S9/S12 [SR] : BAKUOOON・ミッツァイル
ただ、この資産ゲーの脱却はTCGにおいて。というか子供向けジャンルとしては課題です。安くて強いデッキもあるものの、そもそもボックスで当たったカードを使おうとすると他に数千円のカードを集めないといけない昨今は『子供向けかつお金持ちのゲーム』になりつつあります。
またその結果「カードを売る・有料が増える」などの悪循環を起こしており、1ボックスにおいて平均どれ位の額を使うのかという額も年々増えていました。
「それを脱却したのがデュエマのスタートデッキとかでのモモキングとかの相場なのよね。資産ゲーといいつつも安価で組めるカードも多いしさ。でも実際は安価で戦えるというイメージもだけど、競技性という部分でどうするのかって中々言えないのよ。GRとかはまず資産ゲーだったけど今後どうなるかよね。
トレカ(デュエルマスターズ)デュエル・マスターズTCG キングマスタースタートデッキ ゼーロJr.のムゲンクライム [DMSD-16]
個人的にはデュエマは非常に面白いTCGの1つだとは思っています。カードプールも多く1弾目から登場しているマナカーブを起点としたものや、デュエルマスターズをmtgのギルドを意識した構成で得手不得手を作るようなシステム回りにしたのは非常に好印象でした。しかしながら、デュエマがオワコンと言われたりする面はコロナ化での『実利の向く方向性』の違いが出た事で、売り上げが下がり尚且つ盛り上がりを失わせた結果があるのは事実です。
遊戯王OCGは一緒に始まったTCGではあるものの遊戯王OCGは『レアリティなど投資先が封入率商法に傾いた』のですが、『デュエマとポケカ』は大会景品に向きました。
TCGにおいて価値のある商品の向く方向性が購入か結果かで別れた結果とも言えますがこれはTCG市場が1000億円の中のパイの奪い合いの中で『こうすること差別化を図った』ような動きでもある故に皮肉でもあると言い切れますが・・・。
が、しかしTCG市場においてコロナが無ければ競技性という部分で戦える市場であることは事実でしたが池っち店長や様々なユーザーが言われている実利という部分で突出した実利を求めるような動きはTCG市場において競技性とその格差を開かせるに至っても仕方がないようには感じます。
また競技性や高い商品故に入ってくるユーザーの民度や勝てばよかろう精神のユーザーが増えた事による層の排除は確実に子供向けではない『趣味なのに競技に走らせてしまう現状を加速させている』に過ぎません。
の交換などは、ぶっちゃけ「横行」している。(ジャッジの人達はもちろん、頑張っているんだけど!)
— 池っち店長 (@ikettitencho) 2020年10月4日
デュエマは、性善説に基づいて作られている「子供向けTCG」だから、ぶっちゃけインチキがやりやすいんだよね……
で、ここ数年、大会の勢いで見た目は好調だったデュエマは、コロナ禍で
続く
しかしこの流れは非常に変えにくいもので特にデュエルマスターズはすでに絵違い商法やバージョン商法。最近遊戯王OCGも取り組んでるレアリティ商法ですら取られてしまっているのですから。
それに個人的に思うのですがデュエマの有料記事って子供層向けの商品で見ると「20代がメインターゲットの子供にコロコロが買えるお金を取っている記事」なんですよね(´・ω・`)炎上することではあるんですが…。まぁそれを含めて今のTCG市場は20代をターゲット層にした商品を展開するかにかかっていると思います。
コロナが恐らく2・3年続くとなればTCG市場も正直閉鎖的になるのは事実でしょう。そのためにはどのTCGも「資産価値を求めて購入する層」「強いものが手に入れる競技層」をコントロールするしかありません。
デュエマの強いボックスが売ってない件について
「問題はココですね。売ってない。ドラグナーが流行ってる!買いたい⇒でも売ってない!というループが発生していること。
これは1ユーザーとしてTCGの影響もそうですけど『大人の転売』とか含めて異常すぎる気がします。中国生産が追い付いてないのかは置いておいても、子供が買えないなーって話をしてて(´・ω・`)ってなってました。
でも正直デュエマの再販ペースは上昇しており。クロニクル最終決戦デッキもなんだかんだで復活してます。前のデッドダムドよりペースは速いですし、販売するペースも上がっています。
更に主役級のカードは安価なままでレアリティを下げて封入率を上げる事によって『相場の調整』に成功しています。ただ再販出来ないという足かせが「カードの単価を一定基準まで下げない」のではないでしょうか。
チェンジザとかもそうですけど『再販しても一定水準』なので結局「安価にならないのでしょう」という諦めの声も一部あります。この点はTCGにおいて今の時代は致命的なのかもしれません。何と言っても「結果を出すとまず高騰する」という時代ではそのカードのシングルを早急に下げれない為です。
また、逆に言えば「人気シングルを再販を早期に行い売り上げを上げる」という行為も出来ません。
デュエマが様々な影響で『競技が出来ない現状』をどう見るか
「デュエルマスターズが競技や大会を多く開けない⇒競技出来ないからカードを買うモチベややる気がなくなるという意見もあるし実際に売り上げが落ちているのは事実です。それにこれが何年も続くとって考えると怖いかもしれません。
でもですよ。遊戯王の時もそうなんですけど売り上げ落ちた=オワコンってのはなんか違うと思うんですよね。
ツイートとかでもあったように4割落ちたのはやばいことですが・・・正直デュエマの向いていた方向性が「ガチャレンジでいったん収束した」事やboxの封入率問題などが売り彫りになったからとかも考えた方がいいのでしょう
「正直様々な取り組みはしてるけど資産ゲーを脱却するというか『デッキ1つの値段を下げていくような動き』をしている現状は取り上げないといけないなって感じはしたわね。
普通にデッキを組むのであれば6000円位で組めるものは多いわ。でも『6000円って子供にとって高いのか』を考えないといけないのよね。この不況・かつ経済が苦しい時代に数万円という出費を親が許すのか。という背景は考えないとって感じかな」
「それは確かに・・・まぁ正直売り上げに関してはパックの封入率とかも響いてくると思いますよ。「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」とかもそうですけど、デュエルマスターズにおいて古い高かったカードを収録してたりとかする動きはあれど『なぜかシングルの価格を下げる努力は少ない』故にデッキを組む難易度が上がり続けている背景は押さえないといけません。
トレカ(デュエルマスターズ)【BOX】デュエル・マスターズTCG Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー [DMEX-11]
「そういえばなんですけど、池っち店長のツイートでもあったんですが、TCGにおいて実利や名声が欲しい人が増えた背景があるのかどうかって話があります。
そうなんですよ。TCGにおいて景品が売れるとか、高いカードが手に入るって発想自体が『大人向け嗜好のTCG』なんです。子供に逆に優勝すれば数十万のプロモとかそういった話含めてそれを視野に入れさせるのか正しいのかどうか。
デュエマでは現状CSプロモが高額化し、「実利を求めるプレイヤー」が大会に押しかけるようになった様です。人数が増えるのは、「目に見えるプラス」だけどもこれがもし『大会の景品が良いから』で増えるのであればそれは考えなければいけないことなのかもしれません。
「正直デュエマに関しての民度問題ってのは本当に何も言えないけどSNSではそれが表面化し始めてるのは事実っぽいけど本当に民度が低いのか件数や割合は算出できないから何も言えないのよ」
「正直ここが最大の問題なんですよね。TCGの民度って何なのか。正直プレイングとかもそうですけど、それ以前に民度が低いって言われても『自分の周りだけではないのか』という話を『インフルエンサーが話すことで正当化されてしまう』問題は考えないといけません。
でも最近どのTCGもそうですけど「ユーザーが発言した内容に寛容さが減ってる」気はします。この構築ではこれ必須とか、それは違うとかなんかこう・・・「自分の意見を言えばダメ」みたいな流れが強すぎるんですよね。だから今回は民度とか大会の1分のユーザーのお話は無しです。そういったユーザーが多くなっているというのであればコメントでも書いていってください。
デュエマはオワコンではないし、つまらないものではありません。ただ昨今の一部が感じている競技性という市場をどう扱うのかで『TCGの規模が変化』するのは考えないといけないのでしょう。今回の話もどこまで本当かはわかりませんが昨今の炎上・民度・競技性なもの。高額シングルの宣伝などの横行なども含めて「子供が遊んでるTCGをメインにしてるのに遊べないよ」って印象はありました。ウマキンとかもそうですね。
デュエルマスターズではその肝心な「相場コントロール」に関して万策が尽きてしまっています。相場を下げるにはデュエマのレアリティを細分化し『更にレアの高いもの』を入れるという動きをしないといけない反面、競技性を重視していたりするので強いカードが高いという事実で格差が生じたりする部分が強い印象は受けます。
今後デュエマがオワコンと言われたりする事がないように頑張りたいんですが、でも今の現状はCSとかカジュアルに戦える環境を作り上げる事だけなんだなぁと感じるんですよね。