エンディミオンセフィラデッキが2020年の新環境にて優勝!
大会概要
大会名 第33回ガロスCS with大阪遊戯
開催日 2020/07/18(土)
開催場所 大阪府 カード王心斎橋
対戦形式 個人戦(予選スイス 6回戦 + 決勝トーナメント 3回戦)
定員 64人
参加費 1500円 / 1人
抽選方法 先着順
優勝:【エンディミオンセフィラ】
2位:【魔術師】
ベスト4:【オルフェゴール】
ベスト4:【サンダードラゴン】
「今日の優勝紹介デッキはセフィラデッキ+出張採用型のデッキになります。最近はソリティア系列枠として「ドラゴンリンク」と並んで紹介されることも多くなってきました。
以前ではドラゴンリンクがこの枠ではあったもののエンディミオンの採用も出張されることが年々増え続けてますね。十二獣の採用もそうですが、ペンデュラム召喚等を行う部分も多く「召喚権も少し余裕がある」というのもあり、現在も注目されてたりします
セフィラデッキの優勝デッキのおさらい。
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「2018年の環境トップにして最強!それがこのセフィラデッキです。
特徴として採用できる手札誘発の量。そしてお互いにサーチ・サルベージが出来るという恐怖を一番感じるデッキとなっています。
そもそもこのセフィラデッキって何をするの?という話ですが、十二獣環境の際から《幻竜星-チョウホウ》による属性メタや、数々のサーチカードの多さによる安定性が半端無いカテゴリーでした。最初はセフィラしかペンデュラム召還が出来ないというデメリットを抱えていたりしましたが一方で《セフィラの神意》という強固なサーチ&破壊耐性という強みも活かしつつ戦えるデッキなんです」
「ここまでは言わずもがなですがマスタールールの変更で若干の弱体化を見せつつも新規カードをわんさか採用し続けてなお強化されている印象を受けますの。魔術師等もその片鱗はありますが、こっちは竜星というリクルート&サーチの強みやシンクロを中心にしていた分リンクモンスターであるハリファイバーなんかの相性が光っていますわね」
「実際シウゴを使いつつ盤面を作り上げていくのが強いんですけど、ペンデュラムの強みと毎回登場する新規カードを使っていけるのが実はセフィラの強みなんですわよね。《智天の神星龍》に始まり、一時期は《EMオッドアイズ・シンクロン》なんかが一時期話題でしたの。
>>【遊戯王 オッドアイズセフィラ 優勝デッキ考察@まい。】十二獣が相手だからこそ。マスタルール以降のセフィラはあのカードが刺さる!【週刊 環境デッキを追うvol12】
「そうなんですよね。まず竜星に関してはセフィラを入れる事で地属性が環境に出た瞬間には環境トップキラーとして出てきますし・・・って事で最初はセフィラの効果を中心に見ていきましょうか」
セフィラデッキの効果をおさらい 《効果一覧》と新規カードでどう変わった?
しかし効果が多いので主要パーツから1つずつ見ていきます。まずいつもセフィラでは初手か初動で見る事が多い《宝竜星-セフィラフウシ》と《秘竜星-セフィラシウゴ》の2枚。フウシはチューナーである事からそのままハリファイバーへ。そしてシウゴは数々のサーチを行いつつ守備力が2600と手札誘発で相手を妨害していくと中々に突破出来ない守備力を持っているのが魅力です」
《宝竜星-セフィラフウシ》・・・チューナーとして。ハリファイバーでも出てきそう←バルブで良いや(´・ω・`)
《秘竜星-セフィラシウゴ》・・・とりあえず持っておくと幸せ。このカードを使い回せるのかで勝負が決まりそうです。
また、急激に1枚採用が増えたのが《影霊獣使い-セフィラウェンディ》です。このカードはエクストラデッキのセフィラを1枚回収するのですがEXゾーンに大型モンスターが出ている場合に対してシウゴを回収し動く役割があったりします。
実際にEXにシウゴ等がいる場合は調整が必須となりますが、イラストアドっていう意味でも闇落ちの救済という意味でも採用したい1枚となっていますね」
~1枚から採用されるセフィラたち~
主にEXゾーンを回収しつつ頑張ってくれるかわいい子。リンク召喚で注目株の1枚に?
表側のカードを破壊できるモンスター。キーカードやメタカードを中心に破壊したいときにどうぞ。
裏側表示を破壊する事が出来るハンター×ハンターの蟻。打点が魅力だけど・・・?
「現状2018年での注目パーツはセフィラでは他にツバーンやビュートを使用していたりしますわね。これに関しては賛否両論あるみたいですけど、セフィラ同士のミラーでどう立ち回れるかが勝負になりそうですの。
元々環境デッキに関して低速になっているのは否めない中で、どこまで切り札や妨害を使えるのか・・・プレイングが大事なデッキなんですわよね」
「またメタカードを大量投入できるので、じわり攻めていけばあとはセフィラ自身がペンデュラムなので永続的に展開出来るってのも見逃せないんじゃないですかねぇ。最悪ウェンディ等でサルベージも出来ますし、《覇王眷竜ダークヴルム》で《覇王門零》をPゾーンにセットっていう汎用性高いカードも1枚ずつ採用しておけば事故も少ないです」
「実際にこれらのカードを採用してもデメリットはそこまでありません。例えばもしセフィラしかP召喚できないのであれば、《覇王眷竜ダークヴルム》を召喚してスケールを整えるという運用方法も可能です。セフィラはそしてレベル3チューナーを採用していますので、《ブラックローズ・ドラゴン》などのリセットカードを使うことも出来るのは大きいです」
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「と、ここまで色々と話してきましたがセフィラデッキの最大の特徴はこれらをサーチしつつ動けるカードが大量にある事です。
《智天の神星龍》《セフィラの神意》《セフィラの神託》・・・。この3枚はセフィラの安定を決定付けるカードと言っても良いでしょう」
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フィールド魔法 |
通常魔法 |
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「全てサーチしてくれる優秀なカードですし、安定というのが重要な遊戯王においてこれ以上にないサポートですの。
更に神意に関しては破壊耐性も付け加えてくれるので便利なんですわよね」
「そうそう。サーチからシウゴ。そして神託からって感じでデッキ圧縮が出来るのもポイント。そして手札誘発が飛んできても各種サーチで補えるのが特徴です。うららに関しては1枚の損失をサーチで補えたりするのもあって苦労はしませんでした。またハリファイバー等に関して増殖するG等を打ったとしてもケアする方法があったりするのが利点。
またセフィラには《セフィラの星戦》《セフィラの神撃》というカウンター罠が超強力です。コストは必須になりますが同名ミラー等ではこのカードの多さが勝負になったり、キーカードをどこまで積めて構築するかも個性が出そうですね。今では罠が遅い環境となってますので手札誘発が多めになっちゃってますけど・・・」
「という感じ。基本的な流れでは・・・。
セフィラの動き 最初はシウゴやサーチカードでこちらの盤面を整える!
その後、リンクモンスターで展開!覇王系列をグッドスタッフで採用!
手札誘発を多めに入れて相手の行動を妨害できる!
「なんてのが回していて感じた感想です。フリーではグラマトンビートとかでも普通に強かったんですけど、今はリンク環境が中心になって出づらくなってしまったんですよね。という事も踏まえつつ現在のセフィラデッキの優勝デッキレシピを見ていきましょう」