※カード検索さんという大手サイトが閉鎖されることになった事に関しての問題とその背景。TCGサイトは今後どうなって行くのかを色々と書いて行きますが、運営サイド的な話が多く気になる人だけが見る事。また個人的偏見と意見を色々と書いていますので嫌な人はブロックかバック。
そして最終的には”自分”もじゃないか!という突っ込みが入るような内容にもなっていますのでその点をご理解いただけた方のみ見ていただけると幸いです。
「また大手サイトが閉鎖に追い込んだのかって事で1年前にもそういったお話を色々と書いていたと思うんですが、カード検索さんが閉鎖されるって事で色々と今後のTCGの在り方について書いて行こうと思いました。
というか、こういった実態になっている事は大体理解はしてたので数ヶ月前から出来る限り運用の際には使用しない方針にする感じだったのは見てる人で一部はいるかもしれませんが。
大体潰れた理由の1つは”遊戯王ブログでの需要”が強くユーザーとの兼ね合いが取れなかったという部分にあります。
そんな運営サイドからすると痛い内容を色々と書いていくほかに「なんか色々と今後の遊戯王のコンテンツの縮小が怖い」という内容を聞いているのでその反論というのも書いていこうかなと。ちょっと返事に困る部分は多々ありましたが、こういうのブログ側として書いてないと色々と今後困惑するでしょうからね・・・」
「荒れる内容は書かないでね?」
「最近正直な意見を書かないからなぁ。たまには純粋に突っ込んで書かないと惰性になる人多いんで本当」
遊戯王カード検索 閉鎖の内容と理由
当サイトを閉鎖することになりました。
ツールによるアクセスや広告ブロック等により、収益に影響しない負荷が増加しており、長らく様子を見ておりましたが改善の兆しがなく、現在の収益では、毎日の更新作業を続けるのが困難なためとなります。
毎日の更新作業を自動化して省力化することはできますが、現在はその自動化をするための開発時間が毎日の更新作業で取れないという状態に陥っております……
広告以外での収益化についても考えてみましたが、サイト利用者様やショップ様の双方に対して公平性を保つのが難しくなるため、断念しました。
長らくご利用いただき、ありがとうございました。
「という訳でカード検索さんの閉鎖の内容はこんな感じの言葉から始まっていました。
元々この段階で様々なユーザーは悲観的ではありましたが、後に収益を前提として運営していなかったことや個人サイトである事。また、収益化を目指すなら”プログラマーとして生きる方が収益も年収も多い”という判断をしていたという話や、9年間の運用の中で「一部のサイト運営者の方の情報ソースとしての需要だけが大きくて、プレイヤーの需要とマッチした機能の提供ができなくなっている」という懸念があった事も閉鎖理由の1つとして挙げています」
「これは実際に理由の1つかもしれませんが、収益やアクセス目当てでの相場や高騰情報を中心に挙げているサイトの増加が原因ということですわね」
「基本的にはそうなりますね。
というか、遊戯王というサイトやカテゴリーのみこういった「相場でのコンテンツが発達していた」のは事実。
その背景には確実に相場を確認できるサイトがあった事と、アクセス稼ぎに有用だからという理由で運営されているものがあったからというのが事実になるのではないか?と思います。相場というのは全体的に見える以上こういった問題を抱えてしまったのは言うまでも無い事実ですが。
言ってしまえば遊戯王というコンテンツが儲かるから始めたっていう社会人や転売から始めたサイトが大手で常連となっている今、何が非営利か営利なのかも不明となっている惨状にメスをいれるユーザーがいないのかも気になっていました。
で、数年前こういった記事を書いたわけです」
良く検索とかで調べても価格の事が書いてあるブログが増えたのですが、これってかなり異質な事で、実は他のカードゲームのブログってここまで価格に関してウロウロしてないんですよね。
それくらい遊戯王では価格とか相場で気になっている人が多いように思えます。
個人的には転売位しか高騰情報聞いて嬉しいと思える人はいないわけですよ。後は高騰してるんだーって驚くか、自分のカードの価値が上がってるぜ!と思うだけ。サイトという根本的な読んでくれた人の解決には全く繋がっていないわけです。
後は高騰だけ書いててそのまま投げっぱなしのサイトはやっぱり多く、筆者としてはそれに対しての妥協案や改善策を出来る限り書くように心がけたいですが、中々にそれは上手くいかない。
因みにコメント欄に書いてもらった感想は全て返信しているのですが、それでも全ての回答を満足に返せてるわけではありません。
「え?数年前から改善される余地どころか悪化してるって?そうなんですよ。相場中心にした方が良いってサイトばかりになっていていつの間にか本当に相場中心の内容が当たり前のようになってるんですよね。
これ、他のTCGコンテンツ見てれば分かるんですがここまで毎日の様に高騰や値上がりを書くってのはありません。
勿論中古市場やスタンと言うのを導入しておらず8000枚という種類を簡易的に見れるってのもありますし人気!とかそういう期待を込めてというのはあるでしょう。
しかし、それは
数年前のあの動画の様なげふんげふん
になってしまうので迂闊には言えませんが、大抵ツイッターの無断転載等に繋がってしまい規約情報等のグレーゾーンでの使用の裏づけとなってしまいました。
(´・ω・`)これに関しては見てくれている方の需要で書いている部分もあるので何とも言えませんがごくごくマナー的にはアウトな事です」
「どちらにしても、利用者様と交流することなく、裏方に徹するためにシステム的に対応していた私に責任があるのは分かっておりますが、一部のサイト運営者の方の情報ソースとしての需要だけが大きくて、プレイヤーの需要とマッチした機能の提供ができなくなっていると思っておりました。と言われていたのは事実ですわね」
「私も色々とメールでお話してた1人なのですが、こういった問題が出てしまった以上、本当に考え直さないと駄目だなぁと思っています」
遊戯王カード検索は利便性に優れた相場サイトだった。
「実際に利用をしてみたのですが、相場を確認する上では非常に優秀なサイトでした。
言ってしまえば価格・comの様なサイトで様々な最安値が見れるという結果になっていますし各種中小カードショップの大きな宣伝材料となった部分はあったかなと思いました。特にそういった部分ではカードショップも痛手となってしまう可能性はあるでしょう。ただ相場が見れないということは逆に言えば付加価値を上げる事で売上げが伸びる可能性があるということです。
これは昨年のまい。語録でお話してましたね!(´・ω・`)」
「運営側としても紹介されてないショップとかは朗報かもしれないなぁ。私が今も使ってるサイトはカード検索さんの中には無かったし」
「実は隠れた名ショップ!
みたいなのもありますよね。また初動相場を追いかけようと思っても12時に売れるわけでは無くなったので『シングルの初動相場を見るのも難しい』物となってしまいました。
このラグが非常にいたかったのも個人的にはありましたねー
(´・ω・`)後ショップリンクの先がマルウェア検知されたり、windowsが壊れたとかいうえげつない広告出すのは本当やめてくださいマジで」
遊戯王カード検索は著作権を意識して製作された老舗サイト
「カード検索と共に場のコミュニティを自発的に作れるのは強いと思いますが、基本的に一番ここで問題を引き起こしている点があるとすれば『収益とブロガー界隈の罪悪感の喪失』でしょうね。
これは個人NOTEで書いてるんですけど(リンクは張らないので自分で調べてね)、カード検索さんの言うとおり『月額課金にするならパックを買え』って言うのも非常に正しい判断だと思っています」
「まぁ収益が無いと運営のやる気が無くなるってのは大半の問題でもあるけど『社会的に生きれない』わよね。
だって、もし個人サイトでご飯を食べていくって事はTCGブログ自体をビジネスとして扱わないと行けないし。
正直遊戯王サイトの運営にはスキルは必須じゃないからプログラマーとかそういった仕事に入るのが一番将来的にも安定してそうだしね」
「まぁ回す等の事実はあれど、ビジネスという観念から言えば遊戯王が詳しくなくても運営は可能ですからね。
ただ転売だけじゃ上手くいかない!⇒そのまま遊戯王の相場サイトへみたいな流れだったり、カード検索さんの様な、自己のレベルアップという部分で運営してる人はかなり減ったかなと思います
お金が発生してる分はウチのサイトでは9割貯金に回していますし貯金は今後TCGのコミュニケーションの場として作れればなぁと思った資金運用に徹していたり。因みにリアル何してるの?って人は何度も言いますが有料note探してみたら良いと思います。そこまで明るい話ではないんで」
遊戯王カード検索の閉鎖で起こる事とその反論
コンテンツの縮小は基本無いと思います。
「逆にコンテンツの需要は上がると思います。原因は3つありまして、『SNSの発達』と『業界の需要が遊戯王1つではない』。『再録による需要やコレクターでの価値観を付与させた』ということです。
そもそも2017年において遊戯王の売上げが減少したのもありますが、現在TCGにおいての全体的な相場は遊戯王とデュエルマスターズが5・5の比率に近い形で、その後にポケモンカードが追随する形となっています。
その中で相場を確認できたのは実際遊戯王のみでコレクター需要での価格を踏まえてみても『一気に価値が下がる』ものではありません。またシングルカードは再録される事が多く、高額カード等以外は100円程度で買える物が中心となった分「再録されないカードが高騰する」という簡単なロジックのみ。
また、シングルカードも30円が中心になっていますしカードショップとしては利益を追求した『オリパ』の存在などもありますし相場が見れなくなった事で『シングル価格の初動相場のみが混乱する結果』となってしまうかもしれませんね」
「ただこれに関しては後に舞台裏で確認しますけどある程度相場を見れる手段を後出しで得れたのでショップ的に大損する事は無くなりそうですの」
「そうそう。後はどうやって宣伝し、付加価値を提供するかが鍵になるでしょう。
それに各種ショップが縮小しているのは遊戯王OCGに頼りきったコンテンツである事も背景にはあります。リスクヘッジや資産運用を行い大手が縮小している事も視野に入れたやり方が出来ていたのかも今後の争点もなりそうな印象が。
色々と話題が尽きませんし、ココは少しずつのんびりと書いていきたいし、前回の付加価値と共にカードショップを紹介していければなと」
カード検索さんがビジネスでサイトを運営しなかった理由。
そもそもがKONAMI様の意向で運営しているサイトではありませんので、本格的に収益化してまで運営するのは筋が違うことになります。
「これが本来やるべき事なんだろうなぁ。
収益を発生させるライターは雇わない理由はこの部分があるからなんですよね。正直なところ、お金かぁという反論があって、そうじゃない!とか言ってる方は多いですが
著作権違反って分かってる?
ってのが結局な所なんですよ。それに、ブログってのは基本申告されてないだけでグレーゾーンな事だらけです。
ADSもそうですし野ざらしにされてるからこそ出来る運営ってのはありますし、そんな中でライター募集とか営利目的を手段として行えば”いろいろと今後問題になってブログ自体が無くなってしまう”事だってあります(要するにコンテンツを使用不可にすれば良いので。ありえないとは思いますが)。
例えば遊戯王・jpの情報は元々無断転載って書いてませんでしたが、様々なサイトが画像を無断転載するせいで『左下に無断転載』と書かれるようになりました。
広告やそういった収益を発生させる物を無くせば良いじゃないか!って話ですがそんな事すると殆どのサイトは『廃止』されてしまうでしょう」
「遊戯王に拘る必要も無いもんね」
「まぁブログは基本的にノーコストですからね。
人件費とかいろいろとかかる!って人もいますけどウチはブログのドメイン代とサーバー代なので年間で2万円程度しかかかってませんし。でも収益無しで趣味で年間2万円飛ぶってのはちょっと辛いでしょうし。
ただお金目的で書いてる人が今回の件を見ると『働くより金が入るからやるわ』的なノリで書いてしまうのでしょう。勿論応援してくれる方のコメントやフォロワーさんの増加は非常に私としても嬉しいですのでずっとやっていきたいとは思いますけど」
「でも私的には収益が無い方が「良質なコンテンツが生まれる」とは思うんですよね。
これは某動画コンテンツを見ていると分かるのですが、ニコニコ動画にあるコミュニティの一生のように
初期:面白い人が面白いことを書く
中期:面白くない人が面白いものを見に来る
終末期:面白くない人が面白くないものを書き始める
という流れになっています。
基本最近のまいログもそうですけど、殆ど内容がコピーとかまとめ内容ばかりで、本質的にはドンドンと質は下がったのだろうなぁと。特にそれは1部のスパイクユーザーは納得する話でしょうから。実際の所本当に優秀なユーザーが書く内容とは程遠いのがこのサイトだという自覚もあるので質を上げる努力とかはしていきたいですね。」
相場が全体的に値上がりし”様々なサイトでの紹介”が今後の基盤に
「まぁそんな感じかなぁというのを片っ端から書いていったのですが、公式がこういった事に手をださない故にコンテンツが増加してしまったという問題もあり一概に何が悪いのかは正直分かりません。
特に広告ブロックに関しては??って思うところも多いんですよ。
これは今検証していることなんですけど・・・DDOSとかあったのかも分からないですし、サーバー補強に関しても企業向けでなければ月100万pvを越えだすと本気でサイトが見れないってのも多いですからね・・・カード検索さん自身の将来や今後の仕事を応援していきたいです。
しかし、悪貨が良貨を駆逐するって何年も前から言ってるんですけど俺のターンの閉鎖もあった上に、カード検索も閉鎖となってしまったのも事実。そして収益メインで扱う商業的なサイトが増加している一方でカード検索さんの気持ちをもって運営している人もいるというのは忘れてはいけないことでしょう。
特に相場だけというのではなくて今後怖いのは様々なユーザーのデッキが確認しづらくなること。
コレに関しては今後いろいろとこのサイトで補填していければ良いかなと思っています・・・。というかCSSとか勉強しようかなと思ったんですけど本当に難しいですよね。
2020年に小学校でプログラミングが必修になる今、今後は簡単なものになっていくのでしょうけど少しずつサイトコンテンツを増やしていく努力はしていきたいですね」