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【遊戯王 剛鬼 優勝情報】【剛鬼】デッキの苦悩とは。【剛鬼】デッキレシピで見えてくる彼らの弱点に迫る【週刊 環境デッキを追うvol3】

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【剛鬼】と「剛鬼デッキ」に関しての大会情報です。

 

コード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)で活躍しているモンスターの大会優勝情報と共に【剛鬼】デッキが当日から大会で優勝したという事がツイッターにて報告され話題になっていました。

しかし中身は【トワイライトロード】という事で紹介していたようで中身に関しては【【トワイライトロード】と【剛鬼】を合わせた【トワイライトロード剛鬼】というデッキになっており確実に純構築での結果を残せている訳ではありません。

 

今回のコード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)では主に【剛鬼】や【トリックスター】など様々なデッキがある中で実は純構築としての優勝情報があまり見受けられないのがこの【剛鬼】デッキでもあります。

 

なぜ彼らは単体での強さを得られることが出来なかったのでしょうか。今回はそんな【剛鬼】に焦点をあててみようと思います。

 ■ 【剛鬼】デッキってそもそもなんだったのか。強みを活かした構築に迫る。

実は現状の【剛鬼】デッキに関してはまだまだ発展途上という側面を持っていました。

実際今回のコード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)で共通している弱点は『召喚権が足りない』という事。

 

この点に関して先陣を切って解決したのが【トリックスター】です。

(コンボならお任せあれ!)

この【トリックスター】は、《トリックスター・キャンディナ》から《トリックスター・マンジュシカ》に繋げる際にチェーンを打てる事で、サモンチェーンを発動。

 

コレにより3回の召喚権を得ることが出来た【トリックスター】はワンキルルートまで確立し、一気にバーンビート戦術を取り入れたデッキへと変貌したのでした。

しかし大して【剛鬼】デッキではこれを活かすことが出来ません。かれらは出してからと言う側面が強く、墓地に送られたときという少し遅い効果を持っていたことによる問題は速度を活かせないという面でかなりの問題を抱えてしまっています。

【剛鬼】だけで《剛鬼ザ・グレート・オーガ》を簡単に初手で出せないのは痛い。

現在の環境では切り札は自分のカテゴリー内で出せる事を目的にしていますが実は今回初手で《剛鬼ザ・グレート・オーガ》が出せないのが【剛鬼】だけでした。

 

【トワイライトロード】はその意味ではすこしかけ離れていますが【剛鬼】デッキの切り札の《剛鬼ザ・グレート・オーガ》は、3体の【剛鬼】を出すという面で苦労する点になっており現状の環境ではなんだかんだでモンスターを盤面に出すという事が出来ないのです。

 

コレに関しては原因が2つ。

1つ目・・・低リンクでの収録がなかった。

今回【剛鬼】デッキの失態?は低リンクでの収録がなかったことでした。

まず《剛鬼スープレックス》からの展開でもモンスターは2体しか並ばす、こちらは《剛鬼スープレックス》からサモンチェーンも打てはしないという状況が現在非常に辛い様子。

 

そして単体での活躍が【トリックスター】より強くないのが弱点とも言えます。一応墓地に送られたからモンスターは増えるけどという印象ではあるものの、これらを活かすための構築を迫られるのが最大の問題点でもありました。

もちろん純構築においてとも言えますけど、真竜のように手札からでも破壊されればというテキストがあったとしてもという感じでしょうか。

 

2つ目 【剛鬼】だけで3体を並べる手段がかなり遅い。

また、肝心の《剛鬼再戦》も初手であれば良いものの、一度落とす必要があるという面ではかなりキツイ。そして今の環境で戦闘特化だけでは生き残れる訳がない・・・。

 

《剛鬼ザ・グレート・オーガ》はある意味で《究極伝導恐獣》を対処出来る存在にはなっていますが展開前に止められたりと、リソースが十分に確保出来ていてもという悪循環が止まらないのが現状のようです。 

 

墓地に送られてもディスアドを取らせない【シャドール】が活躍出来たのは【エルシャドール】の存在がいるから。

鬼塚豪(おにづかごう)は、その中で活躍する為に《剛鬼ザ・グレート・オーガ》よりも特殊召喚できるガジェットを持ってこなければならないという現実に突きつけられることになりました。

 

混合デッキでも気づかされる地属性の闇。

さてその中でコード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)から登場した際に重要な点として召喚権の増加という側面がありました。一方でこれらを活かすのが《ジェムナイト・セラフィ》 の存在です。

一応これらのコンボによって【剛鬼】デッキは輝くのですが、残念な事に【剛鬼】デッキでは地属性だけであり光属性のカードが存在しませんのでまず活かすために違うカードを採用しないといけないのですが回すのが今後は大変に。

 

それに通常モンスターを【星杯】のように活かせない以上更に事故率を上げる事になるのは明白でこれらを活かす点を探さなくてはなりません。

 

例えば案件としては【メタルフォーゼ】等のデッキが挙げられますがまず【剛鬼】を破壊する=サーチしても墓地におくられるのでサーチが出来ても・・・、《剛鬼ザ・グレート・オーガ》を出すには初手で3枚必須という悪夢を抱えており、【剛鬼】が3種類いなければまず【剛鬼】でのアドバンテージの回収を行うことが出来ないのもまた苦悩の1つ。

 

彼らは何処に向かえばいいのか。そういった苦悩は召喚権を増やすことで補うしかありません。

個人的に採用したのは二重召喚の採用。また、チューナーである《TGストライカー》によるシンクロで補ったり、捕食植物からの展開を行うなど、何か【剛鬼】では無くて、フィールドから墓地へ送られたときのコンボパーツとしての採用なのではないかという懸念を感じています。

 

ただしこの【剛鬼】。

実は可能性を秘めているデッキではあるのでテラナイトと同じ素材が2個で出てくるカテゴリーのモンスターという点で解決出来ます。


それが出るのはいつの日か・・・というか【剛鬼】さん。せめて格闘技は1・1での対戦なんですから2体素材をちゃんと出してください(´・ω・`)

 

それではノシ

 

【特集 環境デッキを追うシリーズ】

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