《クラッキング・ドラゴン》が判明したので効果考察!攻守ダウンと活用方法を考える。
今回の効果考察はコード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)より登場した《クラッキング・ドラゴン》です。
前回の《トポロジック・ボマー・ドラゴン》に引き続き《クラッキング・ドラゴン》も一緒に考察してみる事にします。
コード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)では主に《ファイアーウォール・ドラゴン》も収録されていますがサイバーチックな名称と共に産声を上げたのはまさかの破壊すると言うサイバーでは天敵になる存在。
そんな数式の世界で溢れている《クラッキング・ドラゴン》を今回は先に考察していきたいと思います。
1《クラッキング・ドラゴン》の概要。
星8 機械族 闇属性攻3000守0
効果モンスター
➀このカードは、このカードのレベル以下のレベルを持つモンスターとの戦闘では破壊されない。
➁このカードがモンスターゾーンに存在し、相手がモンスター1体のみを召喚・特殊召喚した時に発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時までそのレベル×200ダウンし、ダウンした数値分だけ相手にダメージを与える。
最強のハッキングモンスター登場!攻守ダウンでついでに【剛鬼】メタ!
「という訳で登場したライバルモンスターその2!研究してみたいまい。です。元々《クラッキング・ドラゴン》という言葉の由来であるクラックはコンピュータを不正に利用することの意味を持つ彼・・・?いや兵器ですが、攻守をダウンさせるのはレベルモンスターのみといささかOSの種類がまだ選べないっぽいのが通な点(笑)」
まい。「事実上、《悪夢再び》で回収できるこの《クラッキング・ドラゴン》は、《影星軌道兵器ハイドランダー》 のようなエースとして活用できる強さは十分にあります。回収という点でも便利ですし、メインモンスターを中心として回す際にはこのカードを主軸にして組むという点でもアリな選択肢だと思いますが、現状《クラッキング・ドラゴン》を出す手段というのが乏しく環境にマッチしていないというのが最大の考察点と言えるでしょう」
「ただし、最大の問題がレベルを指定している点。そして、相手がモンスター1体のみを召喚・特殊召喚した時というテキストという指定の為多分ですが
2《クラッキング・ドラゴン》の効果考察&戦術
「現在《クラッキング・ドラゴン》を活かす最大のポイントはこのカードを如何にして出すかという点を考えないといけないことでしょうか。
現状コード・オブ・ザ・デュエリスト(COTD)ではこれらのサポートカードとして《ジャック・ワイバーン》や《ハック・ワーム》が登場しました。この2枚を駆使して出そうと考えてしまうのが一般的ですが、現状ではこの効果で出そうとすると実質1ターン遅いという点になりがちでそこまで強く感じないと思います」
ジャック・ワイバーン
星4/機械族/闇属性 攻1800守0
効果モンスター
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
➀自分フィールドの機械族モンスター1体とこのカードを除外し、自分の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
ハック・ワーム
星1機械族・闇属性・攻400・守0
効果モンスター
➀相手フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
「まず何がこの《クラッキング・ドラゴン》とかみ合わないかというとリリースした時等の効果が無い為手札がかなり少なくなってしまうことにあります。というのも如何に理論上《クラッキング・ドラゴン》を出せたとしても手札消費が激しければ強くても返し札が無くて詰んでしまうからです。
他のデッキにカウンターで返されてしまうことを考えなければなりません。
実質《影星軌道兵器ハイドランダー》 のように破壊耐性も持っていないので、ダメージを与え続けることが出来ても、壊獣やブラックホールで破壊されてしまうと結構キツイのが現状で《ジャック・ワイバーン》に関しても回収出来たところで戦えるのかというのは考えないといけない部分でした。」
「なので個人的に戦術を考えるのであれば【覇王眷竜】を含めた【覇王門】等の高スケールデッキでの採用や、アドバンス召喚を軽減するデッキには《クラッキング・ドラゴン》をメインに組める可能性があります。その為には闇属性を中心に《悪夢再び》を3枚導入してもいいデッキがあれば良いですが・・・それくらいのデッキであれば活躍しそうですね。」
3《クラッキング・ドラゴン》のメイン採用枠を探す。
まい。「現状では《死皇帝の陵墓》でも採用したい気分ではありますが単体で立たせる為にはまずレベル10では無いので耐性を付与できる《神縛りの塚》を採用出来ない以上こちらはまずアドバンテージの損失無しで《クラッキング・ドラゴン》を出すことを目指すしかありませんでした。
実はこのときに既にデッキ構築として睨んでいたのは【剛鬼】デッキです。
「と言うのも【剛鬼】デッキでは既に《剛鬼再戦》という優秀な二体蘇生という切り札を備えていたこと。
そして墓地に送られてもそのまま盤面を活かして手札に【剛鬼】を加えられるという点は双方にシナジーがあり、3体揃えると言う《剛鬼ザ・グレート・オーガ》の前座として十分な上、守備力が0なので《剛鬼ザ・グレート・オーガ》の邪魔にならないという性質があった為です」
※ 【剛鬼】デッキの考察に関してはこちら。
「こういったパック販売でのシナジーは確認して置くべきものだと思いましたが、皮肉にも敵と味方のシナジーがあっていると言うのは皮肉と言えば皮肉ですね・・・一応ですが、現状では以下のシナジーが考えられます。」
- リリースするコストに関してディスアドバンテージが存在しない。
- 召喚権を使わずに素材を揃えられる
という二面をクリアするというのが基本的なポイントになっています。
これらを活かせると言う面ではやっぱり【剛鬼】デッキが一番相性のいいように見えるのですが一方で【剛鬼】デッキの《剛鬼再戦》を《クラッキング・ドラゴン》の為に全て費やすというのは若干の疑問を覚えてしまいました」
「特に【覇王眷竜】のようにコストを何回でも使えたであろうペンデュラムデッキでは今回のマスタールールの弱体化によって規制されてしまったという面もあり個人的にはあまり好きにはなれません。モンスターを出すという面も1体+αを召喚権無しで行えるデッキは少なく、最終的には《ジャック・ワイバーン》を頼るしか無いように見えます。」
「なので覇王門のようなスケールの大きい事を活かすデッキに採用してみてみるのが一番いいのかもしれませんね」
まい。「相手がエクストラを使わないデッキなのであればそれだけでも相手の主軸を出すまでにダメージを与える要塞として使える強みは紛れも無くあります。現状では真竜ではなく、《究極伝導恐獣》までを出すまでのルートまでのダメージを見て見たり・・・相手が1枚を出すという点ではなくそこまでのルートで時間がかかるデッキには最大限のメタカードとして発揮してくれるでしょう。
相手に取ってはまさに《苦渋の決断》を強いられるかもしれませんよ?」
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mai´sポイント・・・70点!!強いので1枚は持っておくと良いかも!
「という訳で《クラッキング・ドラゴン》の点数は甘めに《トポロジック・ボマー・ドラゴン》よりちょっと低いですが、70点という事にします。
このカードの将来性は主に盤面に出したときの制圧力を持っているのは間違い無いのですが・・・専用構築を組まないといけないことで若干のマイナスになりました。
現状ではレベルだけで戦闘特化モンスターは簡単に抜かれる一方効果耐性が無いと言う面で今後どう響いてくるかが問題ですね。
逆に言えばエクストラモンスターゾーン(EXモンスターゾーン)に頼らないデッキばかりの場合はかなり重要なカードに変わりますから、ファンデッキとして作りたい人は買いでしょう!
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