《灰流うらら》の効果考察!環境活躍間違い無しの1枚。
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今回の話題は《灰流うらら》についてです。
マキシマム・クライシスでの高騰カードの1枚で、マキシマムクライシスに収録されたのですがこういった季節系のカードは実は1年周期で登場していて、1~2月のパックで収録されていたりします。
という面では、《幽鬼うさぎ》《浮幽さくら》に合わせて登場した、3枚目の現環境に対応した手札誘発モンスターですね。
《灰流うらら》の効果はそのカード効果に合わせたメタとしてデッキに関連する効果をメタに登場しました。
この時代の現環境カードと言えば遊戯王カード検索の公認大会等のデッキランキングの振り分けで確認すると、マキシマム・クライシス発売前の環境はこんな感じ。
1 位十二獣召喚獣 21
2 位十二獣壊獣 15
2位芝刈十二獣ノイド 15
4位十二獣 13
5位十二獣ノイド 12
6位十二獣メタル 11
7位十二獣魔術師 5
8位AFWW召喚獣 4
9位AF十二獣召喚獣 3
10位ABC 2
さてここから見えるのは環境トップで登場している出張カード【十二獣】を筆頭に優勝確立が多い【召喚獣】や【インフェルノイド】等に刺さるカード。
つまりデッキ~何かをする為の魔法カード&罠カード&モンスターカードの効果を無効にしようというカードが登場したという事なのでしょう。
さてどういうカードが刺さるんだったかなぁ・・・。
《灰流うらら》の効果をおさらい
遊戯王カード MACR-JP036 灰流うらら(スーパーレア)遊☆戯☆王ARC-V [マキシマム・クライシス]
《灰流うらら》(はるうらら)
効果・チューナー
レベル3/ 炎属性/ アンデッド族/ 攻 0/ 守 1800
「灰流うらら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
●デッキからカードを手札にを加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
《灰流うらら》の効果はいわば、手札からデッキからカードを加えたりデッキからモンスターを特殊召喚したり、墓地に送るという効果を無効にするカードです。
その代わり無効にして破壊では無いので、モンスターの効果の場合は場に残り続けると言った問題はありますが、召喚権に依存した《召喚師アレイスター》にはぶっささる効果ですし、他の環境カー祖にも刺さると言っても過言ではありません。
環境メタ(対策)としての《灰流うらら》の効果を考える。
《灰流うらら》の効果は先ほども言っていたのですが、大抵なんでも刺さります。
というかデッキに関連したカードをそのままメタにするという面では、実際にいうと殆どがデッキに関連したものでアドバンテージを取っているカードが多いためです。
マキシマム・クライシスでは他にデッキからエクストラデッキに送る等のカードで《灰流うらら》の効果は避けられるのですが、逆に言えばそんなカードは殆どが効果が直接アドバンテージに関わっていないので、違う面で《灰流うらら》の餌食になってしまうでしょう。
という中で刺さるカードを色々と考えるとこんな感じになるというわけですね。
《十二獣》対策として《灰流うらら》は《十二獣の会局》や《十二獣ブルホーン》等に刺さる!!
十二獣の対策として《灰流うらら》を投入した際には主に無効に出来る動きはこんな感じです。
【十二獣】デッキでの動きは主に《十二獣の会局》から始めるコンボを多く紹介しているサイトも多いのですが《灰流うらら》の効果で最初の動きを止める事が出来ます。
ですが、十二獣の場合は他に何か違うカードを採用していたり、《十二獣の会局》が止められたとしても《十二獣モルモラット》等を持っていればそのまま展開させられてしまうのが弱点。
また、十二獣のデッキコンセプトとして混合デッキという部分には無力である点も注目したいですね。一応《十二獣の会局》が無効になったとしても【十二獣真竜】では、真竜のアドバンス召喚のコストになったりするという点ではちょっと連続で押してこられたら弱いかなぁという印象を受けました。
ただ純粋に1枚で回すというのを起点とする十二獣ではこの《灰流うらら》の効果は確実に刺さりますので、この点に関しては優秀かなぁというイメージ。
ただ《灰流うらら》を《十二獣モルモラット》で打って安心してると今後は《十二獣ブルホーン》のサーチ効果を使われるので相手の混合デッキで何を重視しているかを見極めると良いかもしれませんね。
【召喚獣】に対して《灰流うらら》で刺さるポイントは?
《灰流うらら》で無効にして止めておきたいカードは《召喚師アレイスター》の起点となる3枚です。
- 《テラ・フォーミング》によるサーチ
- 《暴走魔法陣》によるサーチ
- 《召喚師アレイスター》によるサーチ
- 《煉獄の狂宴》墓地に送る効果?というよりもデッキから特殊召喚する効果かな?
って全部サーチじゃねーか!(笑)
【召喚獣】では今回残念ながら完全なメタカードとなってしまいます。
《召喚師アレイスター》の効果の中心はいわば《召喚魔術》のサーチに繋げて融合するという手段なのですが、【十二獣】と同じでデッキからの展開を中心に行っているメタカードなのでそのままカードを止められてしまうという事が多々ありそうです。
特に十二獣と大きく違うのは召喚獣自体が融合を起点としている点にあるので《召喚師アレイスター》の効果処理に合わせて打ってしまうとそのまま《召喚師アレイスター》が棒立ちになってしまうという弱点を抱えてしまいました。
しかし、召喚獣には大会採用型のタイプにて《フォトン・スラッシャー》を採用しランク4の《十二獣ブルホーン》を立てて《召喚獣メルカバー》に変えるという手段があります。
この点でも抜け道はあるので確実に初動を止めれるという訳ではないのですが、《召喚魔術》を握っていないと悟ればそのまま動きを止める事が出来るようになりました。
この点は《エフェクト・ヴェーラー》と同じ活用方法になりますが、止めるとすればまずは《召喚師アレイスター》召喚時の効果で《暴走魔法陣》サーチする部分。
この展開を止めれば何とかなる部分がありますね~。
【インフェルノイド】を《灰流うらら》で止める場合にはやっぱり芝刈りを止める?
《灰流うらら》でインフェルノイドと対戦するときには主に墓地肥やしを中心に止めなければなりません。
- 《左腕の代償》による墓地肥やし
- 《隣の芝刈り》による墓地肥やし
- 《名推理》による墓地肥やし
- 《モンスター・ゲート》による墓地肥やし
- 《煉獄の狂宴》墓地に送る効果?というよりもデッキから特殊召喚する効果かな?
【インフェルノイド】が主に活躍した理由としては大会等では刺さらない《次元障壁》や《幽鬼うさぎ》等の対策カードが刺さらずに一気に墓地を肥やせる点にありました。
今までインフェルノイドデッキでは、墓地を肥やす手段が豊富にあるせいで非常に困っていましたが、今回の収録では主にこの【インフェルノイド】が一番刺さるように思えます。
例えば、《左腕の代償》を打つことにチェーンして《灰流うらら》を打つと手札コストでカードが消費された上に無効にされるので事実上の敗北になってしまいます。
それ以外にも《隣の芝刈り》等のカードを採用していると、そのカード依存では無効に出来なくなったのも大きく、こちらが《灰流うらら》を複数枚手札に持っている瞬間に【インフェルノイド】は何も出来なくなってしまいますね。
という部分はあるものの【インフェルノイド】では別途で、【芝刈十二獣ノイド】等の動きで最初の動きを鈍らせるというポイントが重要です。
《隣の芝刈り》を二枚持っていたりする場合ではさすがに《灰流うらら》ではきついのですが、【インフェルノイド】の対策カードとしては重要なカードになるので投入するという事は確実にアリだなぁとは思います。
《灰流うらら》は《増殖するG》に打っても無効化できる!
[rakuten:clubwind:10125739:detail]
灰流うららの裁定 増殖するGにチェーンして効果を無効にできるという事らしいです。え!?と思ったのですが、確かに無効に出来るという意味では非常に重要ですよね。
なんかツイッターで話題になってました。
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
「増殖するG」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できず、
相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、
自分はデッキから1枚ドローしなければならない。
ただし《増殖するG》に関してはチェーンに打たないと駄目の様なのですが、g系統に関しても無効に出来るのは結構大きな点のような気がしますね。
「ドローしなければならない」
という記述ですらも《灰流うらら》で止めれるという感じでしょうか。そうなってくると《強欲で貪欲な壷》も止められてしまいます(´・ω・`)また直接記述によるドローでも無効にされるのは怖い所。
《皆既日蝕の書》なんかも裏側表示にするらしいのですが、そのままドローを許してしまうということで・・・なんか遊戯王全てのアドバンテージのカードを全て返されると言っても良いでしょう。
昨今ではドローするのが当たり前。そんなときに《灰流うらら》と来たら殆どが無効にされちゃいますからね・・・。
●デッキからカードを手札にを加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
《灰流うらら》で分かった今後の遊戯王の環境とは。
確かに、今回の《灰流うらら》の効果は非常に強いのですが、帳汎用カードというよりも相手の先行での動きを遅らせる強力なカードという立ち位置な気がしました。
ですが、先ほどの環境カードの存在を色々見ていると何かが封じられても何かで対策が出来るというカードが多く、先行制圧のメタにはなるものの《エフェクト・ヴェーラー》の強化版という感じで、こちらの攻め手をどこまで減らせるかという部分のカードな気がします。
また場にモンスターが残るという点は逆に利用されるという弱点も抱えています。この点も今後の環境で大きく左右されるポイントかもしれません。
特に浮幽さくらが登場した時でも、このカード登場以降エクストラデッキでの枚数変化があったり1強ではないという状況も生まれているので遊戯王では新しくメタカードとしての存在を入れて先行での有利性を減らしたかったのでしょう。
一時期は無効にして破壊するというカードが多く登場しましたが、【壊獣】等のリリースして破壊というカードに変わってしまったりする感じで今後は召喚やコストとしてカードを切るカードが遠慮されがちになる可能性は十分に考えられます。
ものすごく強いけど、打つ場所を間違えると結局は制圧されてしまうカードでもあるのでその点に関しては注意かもしれませんね。
特に【十二獣】ギミックを止めるだけでも十分な動きをしてくれますし、先行で動くという面ではかなり便利なメタカードとして君臨しそうです。
しかし一方でこれからはデッキ依存でカードを動かすデッキは殆どが2手以上の展開をするか、魔法罠を多くして対策する方が強いという裏返しになりますね。
今後の遊戯王の大きなインフレを感じさせる一枚でした。
それではノシ
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