という訳で前回はストラクチャーデッキが同時発売で有名なストラクチャーデッキ武藤遊戯を見ていました。
あっちはマグネット・ウォリアーとブラック・マジシャンが中心に再録されるかもしれないという期待もあるんですが、こっちは海馬なのでユニオンと青眼両方の強化が期待されるデッキになっています。
でもここまで来ると怖いのがどういった強化が来るのかというところ。
実際今までのVWXYZ(ヴィトゥズィ)カードの登場のさきがけになったXYZのカードは海馬が使ってたんですからリメイクされるのはこのカードなのは明白。実際に光属性で機械族は優遇されているイメージが多々ありまして・・・。
じゃあ海馬ではどういった強化が来ているのかというと・・・なんかABCも出てきたと思ったらなんとAからZという6体合体という事をしていました。
ちょっと待って!なんで遊戯と一緒で勇者シリーズっぽいの!?(笑)
という驚きしか隠せないカードゲーム。それが遊戯王。
実際初代の中でもバトルシティ編はかなり面白かったですがそれを忠実に再現している感じがして個人的にはコレクター的要素もある気がしました。当時磁石の戦士とかXYZとか集められなかった人多いだろうなぁ・・・。
【収録カード】6月18日(土)発売『ストラクチャーデッキ-海馬瀬人-』に「ドラゴン・目覚めの旋律」が収録! #遊戯王 #ARCV #ygo_SDKS 商品HP>https://t.co/z6iD1wyag9 pic.twitter.com/YcY9AAcXYN
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2016年5月18日
そしてAMAZON(アマゾン)では予約開始しています。
遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキ -武藤遊戯-(仮)
遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキ -海馬瀬人-(仮)
駿河屋でも予約は開始されてる模様。
予約トレカ(遊戯王)遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキ -武藤遊戯-
予約トレカ(遊戯王)遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキ -海馬瀬人-
さて、中身は実際どんな感じなのでしょうか。ちょっと追加されたカードを見ていきましょう。
■ ユニオンが結構多い内容なの?
という訳でユニオンカードがかなり増えている感じがするんですが、遊戯のストラクチャーと同じようにユニオンも合体することで強化されました。こっちはこっちで強い印象を受けますし、《超電導戦機インペリオン・マグナム》と違って手札コストを有するものの何回でも発動できるというメリットがあります。
名前がまたユニオンっぽい名前ですが、さらっと神と同じ打点にいる点にインフレしか感じません。
《AtoZ-ドラゴン・バスターキャノン》
星10 光属性 機械族・融合 ATK/4000 DEF/4000
「ABC-ドラゴン・バスター」+「XYZ-ドラゴン・キャノン」
自分フィールドの元々のカード名が上記のカードを除外した場合のみ特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
②:フィールドのこのカードを除外し、除外されている自分の「ABC-ドラゴン・バスター」「XYZ-ドラゴン・キャノン」を1体ずつ対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
このカードの特筆すべき点はストラクチャーデッキ海馬瀬人の看板カードである点と、それに見合った効果。そして、今までXYZなどのカードと比較しても最終的に手札コストをどこまで確保できるかが勝負の鍵を握ってるという意見が勝ってしまいました。
元々ユニオンはマシンナーズのように手札コストで・・・とか解除して攻撃などがあるデッキですから手札は結構カツカツな気がするのです。
特に《超電導戦機インペリオン・マグナム》では、破壊された時というのが唯一の弱点であるという感想を書いた《電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン》の効果を踏襲するように表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。と言う効果に変わっています。
という部分を考えると、ユニオン故の強み等も生かしたいところです。実際フィールドから離れた場合というのも協力ですし、出せれば強いと言えるカード。
しかし、そこまで手札コストを如何に減らせるかが勝負の鍵を握っています。
実際6枚ものカードを速攻で揃えることは出来ませんし、出来る限りサーチなどを駆使して終盤に出せればかなりの制圧力を誇るので、これに特化したユニオンデッキでも中々面白いかもしれませんね。
■ サポートカードも結構充実。
また、磁石の戦士でもそうでしたが、サポートカードも結構優秀です。
実際磁石の戦士と違いこちらはユニオン全体での強化に繋がってる事がテキストで伺えたので、実際ユニオンといえば結構種類があるのですが・・・機械族・光属性のユニオンって何がいるんだろうと思って探してみるとヴァイロン位しかいませんでした。
となるとストラクチャー海馬瀬人でのユニオンモンスター限定に近いか、もしくは今後の追加名称の可能性で強化が確定されている感じかもしれません。《強化支援メカ・ヘビーアーマー》は、その中でも墓地のカードを出せると言う利点も兼ね揃えていて面白いカードですね。
《強化支援メカ・ヘビーアーマー》
星3 光属性 機械族・ユニオン ATK/500 DEF/500
①:このカードが召喚に成功した場合、自分の墓地のユニオンモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの機械族モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
③:装備モンスターは相手の効果の対象にならない。
一応このカードは、機械族に装備できるというカードなので最終的に《AtoZ-ドラゴン・バスターキャノン》に装備させ効果の対象にさせないという耐性を与えることが目的な気もします。特に、《ABC-ドラゴン・バスター》に装備させても優秀な除外要因として輝ける・・・そんなカードな気もします。
マジカルチェンジで!?(白目)
《ABC-ドラゴン・バスター》
星8 光属性 機械族・融合 ATK/3000 DEF/2800
「A-アサルト・コア」+「B-バスター・ドレイク」+「C-クラッシュ・ワイバーン」
自分のフィールド・墓地の上記カードを除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる。(「融合」は必要としない。)
①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:相手ターンにこのカードをリリースし、除外されている自分の機械族・光属性のユニオンモンスター3種類を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
● フィールド魔法《ユニオン格納庫》でユニオンモンスター確保!
《ユニオン格納庫》
フィールド魔法
「ユニオン格納庫」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体を手札に加えることが出来る。
②:1ターンに1度、自分フィールドに機械族・光属性のユニオンモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動出来る。そのモンスターに装備可能でカード名が異なる機械族・光属性のユニオンモンスター1体をデッキから選び、そのモンスターに装備する。この効果で装備したユニオンモンスターは、このターン特殊召喚できない。
また、手札アドバンテージが取れなくて辛い・・・という感じもあったのか、フィールド格納庫というカードが出ています。フィールド魔法なのでサーチも容易。そして余ったテラ・フォーミングはこのデッキの性質上手札コストとして切ることが出来ます。
意外とフィールド魔法のデメリット?と噛み合ってる感じがしますし、手札コストも一番の効果であるこのカードの発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体を手札に加えることが出来るというので帳消しに出来ます。
これがかなり強くて、サーチしてなおかつ貼れるのでアド的にもおいしいんですよ。また、ユニオンを同時にデッキからサーチ出来るので使い道はありそうです。言ってしまえば、テラフォーミングにモンスターサーチが加わってるものなので、ここだけでも評価したいなぁ。
■ 《スクランブル・ユニオン》で除外されたモンスターを特殊召喚!?
《スクランブル・ユニオン》
通常罠
「スクランブル・ユニオン」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:除外されている自分の機械族・光属性の通常モンスターまたはユニオンモンスターを3体まで対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の機械族・光属性の通常モンスターまたはユニオンモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に戻す。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
さて、問題のカードはこっちです。このカードは罠カードですが、同時に異次元からの帰還をちょっと弱くして、尚且つユニオンを対象にしたカードとして登場しました。このカードの特徴は除外されたモンスターを一気に特殊召還出来ること。
これにより、《ABC-ドラゴン・バスター》。または《XYZ-ドラゴン・キャノン》をもう一通り特殊召喚できるという性質があります。これは何か嫌な予感がするぞ・・・。
Xさん「あ、僕もノーマルカードですけど出せる枠に入ってるよ!!」
特に筆者が思ったのは機械族の光属性を除外できるのはもう一つあって、サイバー・エルタニンでの除外も可能だと言うことです。
ユニオンではあるものの、特筆すべき点はそこな気もします。
というか除去して展開という悪夢のパターンが生まれてしまいました。そこからABCモンスターを各自攻撃していくと・・・なんていう想像が出来ますね。
意外とユニオンであるという部分も優秀な面ではあるんですが、忘れてはいけないのが機械族だという事。
リミッター解除などのカードもある上でこの汎用性の高さはまさに一級品な気もします。特に、《ABC-ドラゴン・バスター》《AtoZ-ドラゴン・バスターキャノン》はともにエクストラデッキに入るカードなので圧迫はするものの、マグネットシリーズの様に出す面倒さがあまり無いのが利点です。
という訳で、ストラクチャー海馬瀬人を見ていったのですが、やはりユニオンは強かった・・・というよりなんかというか地盤が出来ているからこその強さがある感じがします。ただ打点や手札コストなど回してみないと分からないことが多く、ストラクチャーを買ってみてという流れになる感じもしました。
特に融合でエクストラが埋まりますが、単純にレベル4が複数並ぶんですからエクシーズでも何でも出来てしまいます。こういった部分も踏まえつつどちらが良いか考えるのがベストだと思います。
それではノシ
追記。
ストラクチャーの中にあるユニオンモンスターの効果ですが、地味に効果が書き換えられているようです。
まず効果にも対応しているという部分。そして、ユニオンの装備枚数に制限がなくなっているので器用になりました。これにより破壊耐性による効果も期待できるように。
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「X-ヘッド・キャノン」または「Y-ドラゴン・ヘッド」1体を対象とし、
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は600アップする。
今までのユニオンとは若干効果が違う様子らしいので、これは後で確認しておきます。
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