最近マシュマロンの親戚でマシュマカロンというカードが最近登場しました。
遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK にて登場するのですが、最初見たときにこれアンチホープにて採用するという人が多いようです。確かにレベル1で出せるというのは驚異的ですもんね。
ですがこれ、様々な使い道があると思います。
《マシュマカロン》
星1 光属性 天使族 ATK/200 DEF/200
「マシュマカロン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地からこのカード以外の「マシュマカロン」を2体まで選んで特殊召喚する。
特に、墓地やデッキからも出るので今までのリクルーターが羨むほどのカード・・・とも言えるのですがやっぱり欠点もあります。
勿論マシュマロンの上位互換でもありません。
ここではそんなマシュマカロンの魅力と派生デッキについてみていこうと思います。
遊戯王OCG Yu-Gi-Oh! THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK BOX
■ マシュマカロンの効果を再確認する。
マシュマカロンの効果をもう一度読んでみると
このカードが戦闘・効果で破壊された場合に、自分の手札・デッキ・墓地からこのカード以外の「マシュマカロン」を2体まで選んで特殊召喚するって書いてあるので実はかなり制約が無く使いやすいです。
しかし、一方では戦闘面に関して確実に守りきれないという側面も潜んでいます。
リメイク前のマシュマロンは、戦闘では破壊されないという効果を持っているので戦闘に関しての補助はマシュマロンのほうが向いています。リバース効果で1000バーンなど、ただ単に戦闘面をカバーしたいならマシュマロンを投入するほうが良いんですよ!!な、なんだってー!?
ただ、それでもマシュマカロンを必死に使いたいと思う人が多いのはそのレベルと多種多様に使える展開力でしょう。
マシュマカロンを2体呼べるということは映画でもありそうな青眼の3回攻撃を3回防ぐようなシナリオでこのカードが使われるようにその後の展開とカードをサーチ出来る能力に長けていることがこのカードの特徴です。
相手がとりあえず戦闘をする際に一体だけで殴ってきたら2体のマシュマカロンがフィールドに登場しますが、そんな場面はまれなはず。なのでココからコンボとして使うことを考えないといけません。
■ 基本知識・・・手札でも破壊可能で動くことを利用する。
まずどこのブログでも言っていますが、このカードはアンチホープデッキに採用!といわれるくらいのカードであることを念頭に置かなければなりません。
過去にこんな記事を書いてました。
【遊戯王】絶望神アンチホープの効果が判明したから、これのデッキってどうしようか考えた。
いわゆるアンチホープデッキってどうしようって話題です。このときからレベル1を4体並べるという苦労をなんとなく味わってたんですけどマシュマカロンはそれを突破してくれそうな気がします。
星12 闇属性 悪魔族 ATK/5000 DEF/5000
このカードは通常召喚できない。自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を墓地へ送った場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃できない。
②:このカードが戦闘を行うバトルステップ中に1度、自分の墓地のレベル1モンスター1体を除外して発動できる。このカードはそのダメージステップ終了時まで、他のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。
このカードも4体と言いつつもマシュマカロンが2体出てきて、そこから破壊されたマシュマカロンを金華猫で釣れば実際4体揃ってしまいます。それくらい実は簡単なので普通に出せてしまうかも!?というのがアンチホープデッキ採用の理由でしょう。
また、wikiでも書いてありますが 《天空の虹彩》や《炎王の孤島》で破壊すれば、サーチと特殊召喚により2枚のカード・アドバンテージを獲得できるので一番使いやすかったりします。ただ問題はこのフィールドカードにあわせてデッキを作るというところでしょうか。
炎王に関しては、ガルドニクスの効果で破壊してもいいので非常に動きやすいと思いますし最悪ガルドニクスなどの召喚コストとして割り切る使い方も出来てしまいます。
また、せっかくの孤島なんだから炎属性を使いたいという人には、スピリットの大型モンスターや地縛神などの2体リリースモンスターを採用するのもいいかもしれません。
この点は後述したいと思います。
■ マシュマカロンのすばらしい使い道 その1 エクシーズとして使える!
マシュマカロン自体がランク1を作るときの基盤になる日もあるかもしれません。例えば、ランク1ではホープルーツを使用した
ホープドラグーンデッキ
とかも作れてしまうんじゃないでしょうか。
ただ、ランク1の種類が少ないのでこの点は作っていない私には非常に答えにくいですがルーツからのドラグーンは良く見る光景ですし一考する価値はあると思います。
でもそんな枠ってレベル1のルーツデッキにあったかなぁ。
他にも、3対並べるNO.54 反骨の闘士ライオンハートなど案外使い道はあるのでこっち方面でも活躍できると思いました。
■ マシュマカロンのすばらしい使い道 その2 リリースとしての利用も?
勿論マシュマカロンの使い道しだいでは2体のリリースとして活用できる事もあります。マシュマロンと違って確定でリリース要因には出来ませんが、先ほどの炎王の孤島のようなカードと合わせて2体分のコストとして使うというのもアリなのではないでしょうか。
実際孤島でフィールドにマカロンが2体並んでもサーチできるのは炎王のみなのでただのコストで出してしまうのも孤島の(2)効果にある
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこの効果を発動できる。
手札の鳥獣族・炎属性モンスター1体を特殊召喚する。
という部分でアンチシナジーになってしまいます。
なので、ちゃんとしたシナジーを考えると他の方法を模索するしかありません。手札を破壊するカードは今のところヤクシャと孤島しかなかったと思うので、マカロンを能動的に破壊し召喚権を残したいと思うならこの2枚を採用したデッキを製作するのがいいでしょう。
■ マシュマカロンのすばらしい使い道 その3 制約が無いので様々な用途でも使えたりします。
また、先ほどの孤島以外にもこのカードを2体出すことが出来たのなら結構用途が広がります。
孤島からの破壊で2体並べた後に、精神操作などを使用して3体フィールドにモンスターを並べることが容易になったのでアルカナフォースEXデッキのようなデッキにはかなり朗報な話です。
今やだれも使ってないのでさびしいですが、2回攻撃や墓地カード回収など意外と侮れない効果を持っていると思いたいです。思いたい。
孤島でマカロン破壊で炎王サーチしてそのまま召喚すれば即座に素材がそろいます。
また、2体分のシンクロ素材や即座にコストとして割り切りたい場合はかなり有用です。フィールドに取り残された場合は最近破壊してアドをとるカードが多いのでスクラップドラゴンとかの破壊コストでも使えたりします。
その後マカロンが2体そろえばシンクロのコストで更に利用するなんて事も出来るんじゃないかなぁと。
理想的な流れは、2体相手のターンで出てきてレベル8のシンクロでマカロンを1対残しつつシンクロし、そのまま破壊してもう一回マカロンを2体並べて・・・なんてそんな都合よく動くデッキも知らないし、違うギミックを搭載したほうが早いんじゃないかと思ってしまったり。
ただ、やっぱりアンチホープとかホープドラグーンとか
ランク1に特化しているデッキとかの方が使えるのかもしれません。
■ 個人的には欲しいカードの1つ!
やっぱり色々考えたんですが、ホープが相性良いというよりも大量展開に関しては強いので採用する動きがあったりします。
最近の大量展開で殴る時代でマカロンを単体で伏せてもその後戦闘で2体破壊されればそのまま出した意味も失ってしまうので何も考えずに採用するならアンチホープのようなレベル1である利点を活かさないと弱いと思います。
孤島とかヤクシャに関しても、破壊するのはマカロンでは無く地縛神コアライアの方が破壊時のアドバンテージを取れていくので結果的にこっちを採用してしまいそうです。
マシュマカロンは単体では戦闘を封じるように見えてしまいますが、今の環境では戦闘破壊が無いカードが3回防げてもうーんという状況が多く存在するのでこの点を課題として考えいきたいですね。
なので個人的に作ってみたいのはアルカナEXや地縛神のようなコスト要因でのリリース。
2体でのリリースでは相手の除去も踏まえたうえでのクロスソウルや、帝王カードでのアシストがある以上上手く出来ませんが精神操作が無制限である以上、モンスターを3体も並べる条件を簡単にクリアできる良カードです。
The tripping MERCURYとも相性がよく、今後3体リリース系のカードが今後登場したら
最悪1体でも残っていれば、金華猫やジャンクシンクロンでサーチ出来ますし肝心のマカロンもレベル1なので、ワンチャンやワン・フォー・ワンで持ってこれますから無駄がありません。個人的には採用してみて動きを確かめてみたいと思いました。
あれ?でも精神操作ってシンクロ用のコストじゃ無かったっけ?
まぁ、様々なところで試してみたいカードですよね!
今後こういったカードが人気になる事になるとすればモンスターを並べる意味が変わる事と、手札でカードを破壊できるカードが来たら価値は一気に跳ね上がるかもしれません。
それではノシ
(あれ、そういや誰か忘れているような・・・?)
中古遊戯王/シク/デュエリスト エディションVolume 1DE01-JP158 : D-HERO Bloo-D
関連記事っぽいの
・やっぱりアンチホープには勝てなかったよ・・・。
普通に採用候補なので一考したいです。もうちょっと考えます。