「という訳で今回はリクエストも来た訳ですし、ライズベルトの考察でもしようかなーと思います。ライスベルトのストーリー考察をするに至って、とりあえず考えたいのは時系列が全く不明でわからない事が多かったので今回はまずキャラクターを色々と考察する事にしました。
ライズベルト新規の期限は『LORD OF THE TACHYON GALAXY』という2013年というかなり古いカードであり当初はまだペンデュラムという概念がそこまでありませんでした。
【ボックス】YU-GI-OH LORD OF THE TACHYON GALAXY
ちゃんと考えてみればセームベルとかって『エクシーズのレベル調整とかのカード』なので、召喚師セームベルは更に古い2011年のカードとなっています。つまりストーリー的にはセームベルからライズベルト。その上で各種ストーリーが作られたというのが正しいですね。
特にガガギゴ辺りの時代のストーリーは整合性が取れていないものは多いのですが、最新のストーリー考察の増加もあってか『全てを繋げるとちゃんとした話になる』というものが増えてきました。
その上で、闇落ちがあるストーリーは大抵『パラレル分岐』が多く、何かしら妄想してしまうストーリー展開は多いんですよね」
「その上で考えたいのが登場人物ですわよね」
「そうそう。というか実際この物語の基盤は名前で判明してしまっているので、誰が悪役?かは明白ですよね。セームベルとライズベルトの考察もしたいのですが少し登場人物のおさらいだけしてしまいましょうか」
- ライズベルト・・・今回の主役。闇落ちする『三角関係の被害者』。
- セームべル・・・妹でありライズベルトのストーリーに登場するかわいい少女。
- ヒュプノシスター・・・催眠少女と目が特徴のモンスター。後ろの手が物凄く怖い。
- ネコ・・・証言者とシスターの影に隠れていた黒幕?
- ■ 4名がこのストーリーの謎を握ってる!影で操ってる犯人は誰だ!
- 遊戯王ストーリー考察シリーズ
ライズベルト・・・今回の主役。闇落ちする『三角関係の被害者』。
ペンデュラム・通常モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻 800/守 800
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げる。
【モンスター情報】
妹セームベルをとても大事に想っている、心優しき兄ライズベルト。
昼下がりの午後に妹と一緒に魔術書を読む時間は毎日の日課になっており、
そんな二人の仲睦まじい様子に周囲の人は自然と心が癒されてしまう。
「まずは主人公のライズベルトですね。このライズベルトという人物はセームベルの妹であり、唯一ペンデュラムモンスターとして登場しています。
昼下がりに本を一緒に読む時間のが日課と言いつつも埴輪を出して遊んでいるようにしか見えないのはご愛嬌。後ろになんか黒い影があって癒されもしてないモンスターが後ろに控えていますし、なんか嫌な予感しかしないイラストなんですよね。時系列の収録では本当読むのが難しいんですが、《調星師ライズベルト》と《覚星師ライズベルト》の二枚が登場しています。
この二枚のカードは『闇落ち』しているイラストとなっており、ヒュプノシスターによる誘惑によるものではあるものの、そのストーリーの終着点が分かっていないというのが今回の考察ポイントでしょう。
因みに《調星師ライズベルト》の登場したパックはかの【征竜】が登場したパックであり、そっちの方が醒めない悪夢だったと思います(こなみかん)」
「後、ライズベルトのストーリーの核となる罠カードは『ライズベルトの効果を無効にするカード』であることがポイントになりますわね。
遊戯王ではたびたび墓地は『墓場』という意味があり、破壊され墓地には行かないんですけど、除外と破壊という意味では意味がぜんぜん違ってきますの。
揺るがぬ絆は、ライズベルトが誘惑から打ち勝った・・・つまり悪夢からの目覚めを意味していますわね。故に破壊ではなく除外されており、自身を『除外すること』で悪夢からの脱出を意味していますの」
「あれ?それってライズベルト自身何処かへ行ってません?」
「まぁそうなんですわよね。また、醒めない悪夢でも夢が醒めずにそのまま破壊され何度場に戻っても『破壊され続ける悪夢』としての位置になってますわね」
「なんかそういう意味ではライズベルトって報われていないんですよね。
ライズベルトって唯一ペンデュラムモンスターとしての立ち位置ではあるんですが、揺れる 眼差しと言い『目の色で立ち位置が変わっている』のも重要なポイントです。正常なライズベルト君の場合目の色は緑色で、闇落ちしているときは赤色になっています。靴の色にも注目してもらいたいんですけどちゃんと双方の居場所に合わせて色も変わってるんですよねぇ。
まなざしの時点では既に赤色になって錯乱しているのできっとこの時点でライズベルトは洗脳されているのでしょう。ちなみに目の色が緑色のライズベルトのイラストは『正常』ではあるんですが、セームベルと一緒にいるときは緑。ヒュプノサイドの場合は赤と捉えることが出来ます。
しかしながら非常に問題があるとすればライズベルトのストーリー考察の際に『全くセームベルとシナジーしないレベル3』という点があることでしょうか。最終的に種族等もヒュプノシスターの方が相性が良く、なんかかみ合わない兄弟なんですよね」
「というか兄弟ならセームベルに何故
シスターが付かないんですの?」
「え?そりゃあ分かりきった関係というか・・・まぁ後でそれは考えよう(白目)因みにその反論としては名前が『レベルに関連したもの』であることでありと意外と考えられるのでそこまで問題はありません。
しかしライズベルトの効果は『元々レベルを上げるとかの効果』であり、《調星師ライズベルト》と《覚星師ライズベルト》の効果はその効果の範囲が上がってたり『純粋に効果が強力になっているだけ』という意味合いに見えます。
ライズベルトの考察にはまだまだ考えることは多いですが、ストーリー考察では装飾品とか色々と大事なものが多いですし見逃さないようにしていきたいですねー」
遊戯王 覚星師ライズベルト SHSP-JP044 ノーマルレア【ランクA】【中古】
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
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セームべル・・・妹でありライズベルトのストーリーに登場するかわいい少女。
「かわいいで済ませばそれで楽なんだけどなぁ。実はこのカードにも結構謎が含まれているカードです。やけにニヤついている埴輪はライズベルトの出した埴輪とは表情が正反対であったり、シスターの横にいる猫に似ている鈴を持っている猫が若干転がっていたり。
というか良く見たら結構不気味なイラストなんですよね。そもそもこの猫どこに行ったのも分からないですし、立て目に見えるような猫のイラストもここでしか載ってません。少なくとも目を共通点としたストーリーにしているのは言うまでもないでしょう。
またセームベルを象徴するメタファーは『星』です。
イラストの細部には星をイメージするものが多くレベルを意識しているのかは分かりませんが、シスターの渦巻きとは違うものとなっており、ここから各種キャラクターのイメージを見ることが出来ます」
「特にセームベル等の効果を見るとライズベルトと同じモンスターレベルに関連した効果になってるんですわよね」
「そうそう。セームベルて兄弟なのに種族が違ったりちょっと意味深がものが多いんですよね。偽りの兄弟とかよくあるギャルゲーものなんですけどユーザーはどっちが好みなんでしょう。ヨスガにそr」
「・・・・・・」
「(´・ω・`)す、すいません・・・調子乗りました」
ヒュプノシスター・・・催眠少女と目が特徴のモンスター。後ろの手が物凄く怖い。
「最後の登場人物がヒュプノシスターです。ヒュプノという言葉は恐らくギリシア神話に登場する眠りの神ギリシア語で「眠り」の意味を持っているモンスターになっています。疲れた人間の額を木の枝で触れたり、角から液体を注いだりして人を眠らせるというらしいんですがこのシスターちゃんにはまだ角はありません。
実は最近のパックで登場したカードのみ『角が大きくなった』のを確認出来ます。つまり時系列的にはこっちが後の可能性が大きいんですよねー。
こっちも可愛いし好きなんですけど、ヒュプノシスターには催眠というか数々の誘惑を仕掛けライズベルトを闇落ちさせる様にみえてしまいますね(´・ω・`)後ろにイナイレのムゲンザハンドみたいな物が浮かび上がってますが、あれでライズベルトを誘惑しているのだと思います。
←大体こんな感じ。
「そして面白いカード点としてこちらのメタファーは赤と渦巻きですの。シスターの登場時のみ赤い目になっていているのが特徴ですわね。最終的には触手となり悪夢再びのイラストに繋がるのかは不明なんですけど、最近このモンスターの謎を解明する一枚のモンスターが登場したんですの」
ネコ・・・証言者とシスターの影に隠れていた黒幕?
「そう。猫です。
トランスファミリアっていうらしいんですが、今までストーリーに登場していたことや何故か誘惑の際には猫が出ておらず、シスターの装飾品をかたどったものがヒュプノシスターの方についていたりと謎なことが多いイラストで登場しています。
しかも成長した角が付いており、更にネコの姿は赤い目はベルに。催眠に使う道具などはシスターの方に移っていることなど謎を深めるキーパーソンとなっていますし黒幕説は若干濃厚な様子。
ネコがいないときは実はシスターの目が光ってないことにご注目。
ネコが本体という考察はストーリー等ではかなり重要なワードになっていて、悪夢再びの時に見せたヒュプノシスターの角の成長が見られたり時系列的には考えたい物が多かったですね。黒幕なだけに黒猫ってね!」
「……」
「たまには考察していたらこういう寒いギャグも言いたくなりますって」
■ 4名がこのストーリーの謎を握ってる!影で操ってる犯人は誰だ!
「という訳であらかた重要人物はまとめておきましたが、この4人が今回の中心人物のようですね。次回はどういった時系列かどうかを追うとして、とりあえずあらいざらい情報をかき集めてみました。果たして誰が悪役なのか。
そしてライズベルトの運命は!?
次回に持ち越しですが、色々と伏線を残しつつ終わろうと思います」
遊戯王ストーリー考察シリーズ