「TCGカードゲーム紹介コーナー。今回の紹介作品は「スピマテ」カードゲームよ。このカードゲームはインディーズTCGの1つで、ゲームマーケットにて発表されるカードゲームなんだけど、その魅力と新弾イラストの情報。製作者さんインタビューなどを交えて紹介していくわ!」
「ゲームマーケットって何だっけ?」
「ゲームマーケットっていうのは、『ゲームのコミケ』みたいなイベントよ。“電源を使用しない”アナログゲームのイベントで、出展者が製作した、さまざまなジャンルのボードゲームやカードゲーム、テーブルトークRPG、シミュレーションゲームなどが販売されていたりするわ。体験卓ブースもあったり1日中アナログゲームを楽しめるイベントの事ね(。・ω・。)」
「流石カンペがあるとササっと言えますわね(๑╹◡╹)」
「うっさいわね。で、スピマテなんだけど今回は、5周年というのもあってPR紹介も兼ねて魅力を伝えていくわよ」
「そうですね!(´・ω・`)早速見ていきましょう!」
- スピマテカードゲームって?
- 5枚以上でデッキ構築できる『構築の自由さ』と1つの選択の重要さを問われるTCG
- 3カ月毎に公式でオフ会を開催。毎週土20時ネット対戦も。
- スピマテカードゲームの情報を独占入手&製作者のひろさんにインタビュー!
- Qひろさんが思い入れのあるデッキって何ですか?
- Q新召喚方法 クリエイト召喚・アルケミー召喚とは?
- 【スピマテカードゲーム】まとめ:
スピマテカードゲームって?
「スピマテカードゲームとはTCGでは非常に珍しい”1パック”で始める事が出来る非常に資産的にも優しく新規勢でも入りやすいインディーズTCGです。5年も続いた歴史あるカードゲームの1つですが、ルールが手札・盤面が『何もない状態』で攻撃すると勝つという「手札アドバンテージ」を重視したTCGなので初心者やデッキ構築面においてもリソース管理のバランスを感じさせられるゲームになっています。
特に様々なシステムや新効果などが増えてもビートダウンやコントロールなど「すくみ」を前提とした構築になっているのが特徴です」
「そういえば、手札が全部なくなってしまうってバランスも中々に斬新よね。言ってしまえば「自分のやれるべき事が出来るかどうかが数ターンで分かるTCG」って事か。
勿論コントロールや様々なものがあるけど”最初から相手ターンで打てる魔法”などがシステム上で組み込んであるまま制作してあるからバランスが崩壊するようなインフレも起こしづらいわね(。・ω・。)ゲーム初期から作りこまれてる除去やコントロールはすくみとしての基盤になっているし」
「ゲームの回転を速める部分のメリットとしても機能しますね。ゲーム性において手札が重要なのはTCGにおいては当たり前ではあるのですが、相手のデッキを早期に知り除去がどの辺りで発動するのかの読みあいも大事になります。
5枚以上でデッキ構築できる『構築の自由さ』と1つの選択の重要さを問われるTCG
「スピマテの面白い点の1つとしてパック1つで完結した上で、尚且つデッキ構築が非常に自由という事。デッキ枚数も実際は5枚からという破格の条件や、デッキ構築も歴史が増えるごとに変わっていく良さもあります。遊戯王だったら即エグゾディアみたいな感じなんですが、スピマテの場合はそれをうまく使っており1つの行動が即敗北につながるゲームという面白さになっています。
特にコントロールデッキではそれが顕著で、マッチ戦となるとハンデスや押し切られての戦闘があれば即座に負けてしまう・・・それがスピマテの醍醐味と言えるでしょう」
「因みにスピマテの世界観は様々で、ネット小説が元になったデッキもあるんですよね(´・ω・`)」
「2018年で個人的に推しな《ハニー☆ガール》だけどこのデッキもスピマテの環境が大きく変わる中で評価されたデッキの1つでもあったわよね」
「後はスピマテのデッキ構築上「すくみを意識したデッキ」の立ち位置が非常に濃く出ていて環境が変われば「ガラッとデッキの評価も変わる」面白さもあります(カウンターソーサラーなど)。普通であれば資産ゲーという形になりますが、インディーズTCGという特性上「そんなデッキでも組みやすい」という点があるんですよ」
(だいこんって何だろう・・・)
「そして定期的に新作が登場し、パックだけで完結する
「パック」毎で世界観・デッキが完結しており、魔女の持つ1冊の本としてイメージしています。このカードゲームには、パックが2種類があります。また、作品のイメージとしては1冊の本に補完されたデザイン設計になっているのでデッキとしても、改造パックとしても楽しむ事が出来るのです」
「パックも「コモンパック」と「デザイナーズパック」の2つがあるのね。デザイナー、絵描きなど、テーマを1つ決め独自の世界観で完結してるからデッキ制作という部分でも中々に分かりやすいわよ」
「デッキ構築とかでもそうですけど、綺麗にすくみやメタがあるので、それを考えてデッキを選ぶっていうのも面白いですよ(´・ω・`)」
3カ月毎に公式でオフ会を開催。毎週土20時ネット対戦も。
「(๑╹◡╹)後は幅広い商品展開とオフ会。ネット対戦ですわね。このゲームを遊ぶ場として「スピマテオンライン」と呼ばれる、PC・スマホから操作できるブラウザ上のネット上の対戦ページがありますの」
「えっ?そうなの?」
「え!?調べてなかったの!?」
「し・・・調べてなかった。という訳でスピマテのもう一つの特徴ですが、コミュニティとしてのインディーズTCGとして結構様々なアプローチをかけているという特徴がありました。
まずは公式大会というオフ会形式の大会を3カ月に1回は開いているという事。
そして、ツイッター・ディスコードで対戦募集も可能です。好きなパックのデッキ紹介を確認し、気に入ったパックで対戦したりもできます。インディーズTCGではコミュニティという部分が最重要になりますし市場という意味で遊ぶユーザーが必要な部分がありますがこの点をクリアしているんですよね(´・ω・`)」
【スピマテ・オンライン紹介】ブラウザ上でスピマテを楽しめます。
— スピマテ制作委員会(ひろ) (@spiriamaterial) March 23, 2019
1、「ユーザー登録」でID・ニックネーム・パスワードを登録、ログイン。
2、「デッキを構築」後、「対人対戦(デュエル場)」へ
3、さあ、ディスコードで対戦相手を探し対戦だ!(定期対戦会毎週土20:00-) https://t.co/R2P3a315V3 pic.twitter.com/Yy1NqnzI0a
「気になったらネット対戦とかで遊んでオフ会が気になったら気楽に参加するって流れも出来るって事よね。結構気になるなぁ」
「これってすごい事なんですよ。特にツイッターや様々な部分でも最新情報は見る事が出来ますから一度確認してみると良いかもしれませんね。
因みに風機械族や水属性に様々なカードを投入するなど「改造でアーキタイプも変わる」のも一つの特徴です。ぜひ自分にあったデッキタイプを探してみましょう!!」
スピマテカードゲームの情報を独占入手&製作者のひろさんにインタビュー!
「という訳で今回は、スピマテの製作者である「ひろ」さんにお話を伺う事が出来ました!なんと今年発売の「スターターE」の情報も盛りだくさん!
スピマテユーザーさんの考察の1つになれば幸いです!よろしくお願いします!いつもの様に様々なインタビュー内容を紹介していこうと思います(´・ω・`)」
Q 自己紹介とスピマテについて教えてください!
「スピマテは、遊戯王を始めとするTCGが大好きな人達のサークルで、ここが変わったらまた違う面白さがある。そう考えていろいろなことをやりながら制作されたインディーズTCGです。
具体的には下記の3点です。
1、初期サーチ+デッキ5枚以上
例えば、いわゆる始動札のサーチを行う為に、多い場合は、デッキの20枚程度をサーチカードで占めます。また、始動札を手にする為の目的で、同じカードを3枚積こともあります。超乱暴な解釈ですが、つまり、(40-20)÷3≒6種のカードしか実際には使わないことになります。
スピマテでは、最初から一枚好きなカードを手札に出来る。というルールを採用し、デッキ枚数を40枚ではなく、5枚以上にしました。
2、ライフがない。全部手札枚数、アドを奪い合う。
多くのTCGで、ライフを投げ売りする環境が続きました。また、他のTCGにおいてもプレーヤーが攻撃を受けるとドローが出来たり、有利になります。
スピマテでは、攻撃を受けるとライフの代わりに手札を1枚捨てる為、攻撃が一度でも通ると、手札アドバンテージを失い、実質負けです。
また、とにかく全てのリソースが手札に集中しており、モンスターを召喚するコストは、手札を捨てることで払います。
3、優先権がない。
スピマテは、相手の効果にしか対抗(遊戯王のチェーン)が出来ません。その為、相手が効果を使った時、自分が対抗しなければ、そのまま効果が処理されます。優先権確認が楽です。
Qひろさんが思い入れのあるデッキって何ですか?
「過去作で言うと、思い入れのあるデッキはスピマテ第2段「BattleField of Daikon & Sword」のカードを中心に構築した、通称「フリーディア大根」が思い入れがあります。このデッキは、1弾と2弾のカードで構築されており、未だに強いデッキです。
スピマテ第2段「BattleField of Daikon & Sword」は、遊戯王のインフェルニティのようなデッキで、1ターン目から手札がゼロの状態で戦います。大量の墓地肥しをして初めて使えるいわゆる「カウンター罠」である「リーズの逆襲」で相手のデッキのキーカードを的確に止めて戦います」
スピマテでは、3カ月に一度秋葉原で公式大会をしているのですが、当日初参加でルールも分からない初心者(他のカードゲームの経験はあり)が、この「フリーディア大根」を使い、「リーズの逆襲」で的確に相手のデッキの動きを止めて準優勝までいったこともあります。使い方自体はシンプルなデッキです。
「召喚法」で私が好きなのはやっぱり「アルケミー召喚」です。特に、「魔法少女フリーディア」というカードが好きで、このカードは他のモンスターの「衣装」に合成を行って着替えることで、その力を使うことが出来ます。魔法少女好きなら特におすすめです!」
Q新召喚方法 クリエイト召喚・アルケミー召喚とは?
今回、スターターEでは、火・水・風・地のいずれかの魔法カードを「合成」して出す事が出来る「合成魔法」が登場します。また、新しい召喚法「クリエイト召喚」も登場し、新たな種族「天使族」も登場します。それら色々なギミックがスターターEの16枚で楽しむことが出来るようになっています」
「これが新しいスターターデッキですね!スピマテでも同じように様々な召喚方法があると思うのですが、クリエイト召喚の魅力とか教えていただける事はできますでしょうか?」
「クリエイト召喚は、場のモンスターをエクストラデッキに送って、レベルの1つ高いモンスターをエクストラデッキから特殊召喚するという召喚法です。この召喚法の魅力は、クリエイト召喚で出した上級モンスターに対して、さらにアルケミー召喚(遊戯王でいうところの融合)を行ったりと、多種多様な展開が出来る点です。スターターEのパッケージにもなっている「星の神レナ」は、クリエイト召喚からアルケミー召喚に連続して繋げる召喚法によって呼び出されるカードです。
このカードがデッキの最終形態となります。このカードを目指して、「アルケミストの魔女」はクリエイト召喚・アルケミー召喚を駆使していくこととなります」
「このカードを目指して、「アルケミストの魔女」はクリエイト召喚・アルケミー召喚を駆使していくこととなります」
Q スピマテは何処で買う事が出来ますか?
「因みにですが昨今カードゲームにおいて重要なのは”カードの入手手段”な気がします。スピマテはどのようにして購入することができるのでしょうか?
(´・ω・`)振り返りになるとは思いますがよろしくお願いします」
「スピマテは、イエローサブマリンで取り扱いをして頂いています。また、通販ではBOOTHという流通システムを使い、入手しています。毎年に年2回、ゲームマーケットというものに出展しており、そこで新弾発表と、過去の全てのパックを確実に手に入れる事が可能です。一番には、ルールの説明も出来るのでゲームマーケットをおすすめしています。また、妥協案としてスピマテではPDF印刷による、いわゆる「プロキシ」の使用も可としています(現状は大会でも使用可能)」
「(´・ω・`)プロキシ使用の許可は珍しいですよね。
ゲームマーケットとは国内最大規模のアナログゲームイベントとお伺いしていますが、今回も新弾が出るという事でしょうか?」
「はい。スピマテは1年に2~3つほど新弾を出しています。今回のゲームマーケット春2019年(5月25日、26日の土日)にも、第9弾目となる新作「スターターE~Elements of Alchemist~」が出ます。スピマテのパックは全て構築済であり、買ってすぐ遊べるところが特徴です。もちろん、各段のパックを組み合わせて構築も出来ます」
Q 最後に一言お願いします!
「超ざっくり言うと、スピマテは遊戯王などの難しいTCGを簡略化して5枚くらいで遊べるようにしたゲームです。インディーズTCGはカードプールが広くないので、少し環境を離れてしまった友達とも遊ぶ事が出来ます。是非あなただけの激強デッキを作り上げて下さい!」
【スピマテカードゲーム】まとめ:
「という事で今回はPR記事のスピマテカードゲーム紹介でした!いやぁ気楽に始められるインディーズTCGは久しぶりに触れたのですが、面白いですね(´・ω・`)」
「ゲームマーケットも開催されるし是非1度スピマテコーナーに寄ってみてね!(。・ω・。)ネット対戦など色々とあるから気になったら調べてみると良いかも!」
(´・ω・`)スピマテを知りたいという人はこちら!
※開発者さんのツイッターアカウントはこちら!
※まいログでは主に様々なカードゲームの宣伝活動を行っております。興味がある方は公式ツイッターにてご連絡くださいませ。