遊戯王の環境は新制限でどう変わりそう?環境トップの新制限への影響と各種デッキコンセプトの変化を見てみる。今回は魔術師デッキです。
遊戯王の環境情報です。2018年4月のリミットレギュレーションが判明し、各種デッキの制限が様々かかる事となりました。魔術師等の規制に加えて、「遊戯王の環境」や「遊戯王の環境上位」がかなり変化する事になるはず!という事でここではまず遊戯王の環境においての環境トップでの採用状況への影響を見てみる事にしました。
「うぇーい!というワケで今回は環境の新制限も決まった事ですし、のんびり環境等についての影響を見ていこうかなと。
今回はこの記事を機軸にはするのですが、環境トップだったデッキがどうなっているのかを見ていきましょうという感じです。あくまでも遊戯王の環境を見る感想なので新制限化で一つずつ確認していこうかなぁと思ってます!」
「まずは環境に大きな影響を与えた魔術師デッキからお送りいたしますの」
■ はじめに。遊戯王の新制限前の環境を振り替える。
- 様々なデッキが活躍する群雄割拠環境
- ダークホースが出始めるメタ環境←今この辺り?
- 公式が強化して一気に格差が発生する3すくみ環境
- 公式がなぜか1つに絞って強化する1強暗黒環境
- 最終的に禁止にする終焉環境
「因みにですが、ツイッター利用者様の引用許可やインタビューというか意見交換。その他環境トップに関しての懸念をまいログ数名で行っていますが、2018年1月の環境は兼ね手札誘発が強いとは言え『良い環境だった』と言えますの。
ただし『罠伏せ時代のようなチャンスというよりかは安定性』が結局は大事で、グッドスタッフをどれだけ詰め込めるのかという遊戯王の環境で良くあった『大出張時代』みたいなワケではない手札誘発を複数採用出来る上でのデッキバランスを求められていた所があって、逆にそれが良い様に動いたという感じでしたわね」
「それも勿論ですが、一方で《水晶機巧-ハリファイバー》のような汎用性高いリンクモンスターが多く出た事で凄く語弊がありますが、どんなデッキでもチューナーを入れてしまえば動くっていう発想になる点があったというのも大きいです。
手札誘発はチューナーなのでその点を活かしつつ、尚且つデッキ構築を模索できたというのは嬉しいところ。
汎用カードが非常に横行したお陰でバランスが取れていたとも考えていて、2018年4月の環境はその中でソリティアと汎用性カードを少しずつ抜いた形となっており『環境を安定させつつも』という感じがあったのはいうまでもありません。少しずつ汎用カードを抑えていって環境を安定させる意図があるようには感じました」
■ 遊戯王の新制限で弱体化したデッキは?
遊戯王/第9期/ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・エボリューション−/SD31-JP003 虹彩の魔術師【スーパーレア】
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「凄く難しい話ではありますが、先ほどと同じような感じで環境カードで活躍していた汎用性高いカードと手札誘発が少し規制対象になったという感じでした。
主なカードとしては《覇王眷竜ダークヴルム》《捕食植物オフリス・スコーピオ》《 BF-朧影のゴウフウ》《トーチ・ゴーレム》。アレイスター等と違い『単体でリンク等に繋げられるカード』の規制が強く、各種リンクモンスターに出来る限り悪用されないようにっていう点が見受けられます」
「悪用していたデッキは勿論なのですが・・・一方で、これらを機軸にしてたデッキは辛いという事ですわね。ダークヴルム等もそうですけど、ゴウフウはほぼ全てのデッキに入る位の精鋭でしたので。その代わり各種誘発で止める範囲を考えられるのは大きい事ですの」
「そうなんですよ。誘発系のカードもそうなんですが、大抵これらのカードに依存出来なくなったのは痛いですね。というかカジュアル的なデッキも打撃を受けているはずなのでちょっとそこは辛い所。
ただし、最近制限級並みに規制をかけてくるのは高額なカードではないのでそこだけは助かったという感じです。ただうららも実際は準制限カードになっていますが、2枚は入りますし価格も変わってないのが複雑ですけどね。
【遊戯王 新制限の環境は?】 2018年4月で輝くデッキたち。
「というワケでここ30日での優勝状況を確認してみる事にします。引用という形であれば許可を取っている因幡うさぎさんのデータも参考にして見てみると、環境トップの優勝数はやはり植物リンクと魔術師に焦点が行くのは明白。
・・・と言いたいんですが優勝数的な話をすると環境では別に魔術師がトップに見えているようでも『覇王魔術師』や『EM魔術師』等の種類があったし、植物リンクに関しても優勝数はそこまで変わらないんです。たぶん汎用性とかソリティアという面で規制したのかなぁとは思うんですけどね」
「環境的に見てもこの2つを取り除いて見るだけで良いって感じもありますわよね。しかし実際は規制が入ったと言えど、環境から姿を消すデッキという面では植物リンクの《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》位しか主要ギミックが禁止にならなかった分まだまだ分からない点が多いですわよ」
「魔術師」:環境トップか上位をまだまだウロウロしそう!?調弦等の動きがやっぱり強い。
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「うわぁぁぁ!10月に思いっきり規制が来て詰むパターンだぁぁ!!ってなってるカテゴリーの1つ。実際に2月3月の環境シーズンでは入賞数は1位でした。
ただ魔術師といいながらも『覇王魔術師』や『EM魔術師』っていう感じでカテゴリーが分かれているからだけで優勝数に関してはトップクラスで1位というわけではありません。他のデッキも優勝はしているので、この流れ的にどうなるかは若干気になりますね。
各種制限がかかった部分として《虹彩の魔術師》。後はやっぱり汎用性の高かった《覇王眷竜ダークヴルム》の規制が大きく響いてくるはずです。
ただし、これ両方採用しているって場合が無くてダメージ的には《覇王眷竜ダークヴルム》を主軸にしている【覇王魔術師】の方が喰らっているのですがここだけを採用を変えるだけで良いので虹彩の魔術師等を帰れるかが勝負の鍵でしょう」
「それ以外の採用枠候補も結構多いので、枠をどうするのかは気になりますわね。1枚採用が多い《EMペンデュラム・マジシャン》《黒牙の魔術師》を3枚採用するとかに加えて《幽鬼うさぎ》の採用枠を増やすって可能性もありますの。
魔術師はバリエーションも多いので、調整しやすいっていうのは良いですわね」
「そうなんですよね。例えばサーチカードを増やしたい!って場合は、《デュエリスト・アドベント》がありますし、改造しがいがあるってものです」
遊戯王 デュエリスト・アドベント MACR-JP063 スーパー【ランクB】【中古】
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
- ショップ: トレトク 楽天市場店
- 価格: 260円
■ まだまだ規制対象のカードは多いので環境トップに居座る可能性は多そうです。
「上記のデッキでも色々と紹介していますが、覇王魔術師デッキは闇属性のグッドスタッフである事。EM魔術師も実際は『魔術師+EM』の可能性がいくらでもあるので、環境上位にいるのは間違いありません。
特に遊戯王の環境で店舗代表デッキ分類を見ていると分かる通り様々なデッキがいる分参加数が結構減るから・・・っていう印象だと思うんですよね」
「この辺りの正確なデータが無いんですわよね。CS等では魔術師等の結果も出ていますが、結構この辺りは気になる点でもありますの」
「まぁ、フォロワーさんとかと話していた通り実はこれキーパーツは大抵規制されてないんですよねー。調弦は規制候補かなって思ってたんですが《アストログラフ・マジシャン》や《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の2枚は制限を欠けられていません。
そういう意味では今後環境入りはまだまだあるんだろうなーと思います。数年前、魔術師がストラクチャーデッキで 暴れた実績がありましたが果たして今回は世界大会まで持つのか。それだけが気になる所ですねー」
中古遊戯王/ウルトラレア/ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-SD31-JP001 [UR] : アストログラフ・マジシャン
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
「アストログラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、
自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このターンに破壊されたモンスター1体を選び、
その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
(2):フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、
「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」
「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
中古遊戯王/スーパーレア/リンク・ヴレインズ・パックLVP1-JP086 [SR] : ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/サイキック族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからPモンスター1体を選び、自分のEXデッキに表側表示で加える。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの
表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。
(3):自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
2018年4月他の環境トップ候補達の規制はあまり変わらず。
「すごーく環境的に読みづらいとは思うんですが、環境的には結構まだまだ拮抗すると思うんですわよね。
というのも魔術師もキーパーツが減らされても動けるのは事実ですし、制限等があった所でというお話でもありますの。なので個人的には『魔術師・トリックスター・おルターガイスト』辺りが頑張るとは思いますわよ」
「ですねぇ。基本的にはノータッチって感じが多いですし、汎用カードを使ってないデッキであれば問題ないですからねー。
その中で注目すべきは環境の帝デッキがフルパワーになったことでしょう。しかしながら、0帝等に関しても環境にいけるのかと言えばなんか微妙な感じ。主に手札誘発が若干少なくなったとは言え、誘発でのマストカウンターをどこまで攻め込めるかが勝負でしょう。ここは色々と環境を覗き次第書いていこうかなと思います」
2018年4月前の遊戯王環境で起きた話題はこちら!制限改定等。