「という事で、ここでは《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》を始めとしたイラストアドを中心にしたヴァンパイアデッキは一体どんなテーマデッキなのか!ここで解説していこうと思います。
最近ではヴァンパイアの話題は少ないものの、アンデッド族デッキとしての噛み合いや海外での人気具合は本当ピカイチ。しかし肝心のヴァンパイアデッキと言えば今やシャドウバースでのデッキ解説位しか見当たらない現状に飽き飽きしている人もいるかもしれません。黙示録という名の《ブラックホール》が制限解除された今。
今後はヴァンパイアも活躍する可能性があると思えましたが・・・」
新品サプライきゃらマットスリーブガード Shadowverse「ヴァンピィ (ヴァンピィちゃんはさいきょーですし!)」 [No.MTG006]
「現状そこまで実は詳しくなかったという事ですわね」
「うぇーん。そうなんですよ。申し訳ない。という事で今回はヴァンパイアの新規が来るという前提で過去のヴァンパイアデッキ等について見ていこうと思います」
「枠等の調整のため編集中ではありますが公開状態にしております。ご了承ください。また、一部枠等の変更にて一部表示がおかしい場合もあるので、その点も指摘いただけたらと思います」
「ま!値上がりする前にカードもチェック出来ますからね!コメントでこれ強いよ!ってカードがあればおしえてくーださい!」
ダーク・セイヴァーズで登場した新規カードの項目をまとめました。
1 ヴァンパイアデッキの概要
ヴァンパイア/Vampire
SHADOW SPECTERSでカテゴリ化した「ヴァンパイア」と名のついたカード群。属するカード自体はThousand Eyes Bible -千眼の魔術書-で《ヴァンパイア・ベビー》が登場していた。しかし正式なカテゴリとなったのは、上記シリーズからである。初登場から実に12年半越しのカテゴリ化となる。
「という事で、実はヴァンパイアというメジャーな名称は歴史を翻ると2000年12月14日発売に発売された《ヴァンパイア・ベビー》位にまで戻ってしまいます。遊戯王の歴史という意味では最初期のカードである事と同時に『名称としてはこれ以上に無い有名な名前』である事もポイントですね。
しかもこの頃からヴァンパイアのコンセプトを揺るがしていないところを見ても、最初期の《ヴァンパイア・ベビー》から結構作られていたものとしてみるべきな感じはします」
「最終的に蓋を開けてみると、結構面白い効果なんですけど、その非常に重要な名称ゆえにヴァンパイアは基本闇属性のヴァンパイアであるサポートカードばかりというのは遊戯王の小ネタでも有名ですわね」
「え゛そうなの!?」
「WIKIにも書いてますが、英語名で「Vampire」が含まれているのでも関係ないのまで入ってしまうためですわね。
例えば地属性では、《ブラッド・オーキス》と《吸血コアラ》への対応とか、そういうヴァンパイアというよりも吸血鬼的なイメージを他に持ってきているからですの」
「だから、ある意味ではヴァンパイアサポートは闇属性である事も考えていかないと駄目ですわよ」
「なるほど。海外新規では例外もありますが、実際ヴァンパイアで闇属性が多いのはこういう理由があった為ですね。」
ヴァンパイアデッキの切り札の特徴。 不死の効果と、相手の墓地利用戦術がニクイ!
「あーかいつーきー、赤い月―(ディスガイア感)
さて、現在のヴァンパイアデッキはどうなっているのかなーという事で色々と調べていきますと、《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》を中心にしたビートダウン!そして主軸として『相手のカードを奪いつつ打点を挙げるスタイルに注目したいですね』」
「上級モンスターだけど、召喚が簡単に出来ない!そんな悩みを解決してくれるサポートカードもありますわね」
「もっちろん!その為のカードもちゃんとあります。
って事でまずは切り札になりえるカードを色々と見ていきますね。まずはイラストアドとなりうる《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》です!
効果モンスター
星7/闇属性/アンデット族/攻2000/守2000
(1):このカードが召喚に成功した時、
または自分フィールドに「ウァンパイア」モンスターが召喚された時に、このカードより攻撃力が高い相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「このカードの面白い点は、召喚に成功した時、または自分フィールドに「ウァンパイア」モンスターが召喚された時に自分より攻撃力が大きいモンスターがいればそのまま装備カードにする効果って事。
最上級モンスターではありますが、名称ターン制限で無い事や『自身より打点が高いカードの対策』が出来ているというのは良いですね」
「ネタ的な発想では壊獣と合わせれば除去+大型打点の完成であったり、このカードの効果で装備カードを装備したこのカードが墓地へ送られた場合にを墓地から特殊召喚する強制的に発動できるカードなど『リターンも豊富』なのは便利ですわね」
「しかも、ヴァンパイアには様々なサポートカードがありますからね。簡易的に見るとすればサポートカードが豊富にあります」
遊戯王カード ヴァンパイア・ソーサラー (レア) シャドウスペクターズ (SHSP) YuGiOh!
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
- ショップ: カードミュージアム 楽天市場店
- 価格: 120円
「また、ヴァンパイアデッキでは闇属性サポートカードとして《ピラミッド・タートル》でのリクルートを駆使したり、《終焉の焔》でリリース要員を確保するっていう手段があったりします。
また、リンク召喚でのサポートも出来るようになったので《スケープ・ゴート》からの召喚補助も可能に!っていう感じでリンク召喚・モンスターで追い風もあるカテゴリーと言えるでしょう」
スケープ・ゴート SD33-JP026 ノーマル 速攻魔法【遊戯王カード】
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
- ショップ: じぃぱわーず楽天市場支店
- 価格: 30円
ヴァンパイアデッキの不死の効果!相手の墓地利用戦術のエクシーズモンスターにも注目!
「さて、ここで一旦エクシーズでのヴァンパイアデッキの切り札を見ていきましょう。
大型のエクシーズモンスター、《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》は相手のモンスターを奪いつつ、使役する特殊な効果が特徴。
しかも相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
次のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚するっていう特殊な効果が目を見張ります」
《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム/Crimson Knight Vampire Bram》
エクシーズ・効果モンスターランク5/闇属性/アンデット族/攻2500/守 0
アンデット族レベル5モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の墓地のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
「紅貴士-ヴァンパイア・ブラム」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果で特殊召喚に成功した場合、
このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
次のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
「と、実はちゃんと初期に刷られた《ヴァンパイア・ベビー》を意識している効果もあるのです。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、墓地に存在するそのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事」という中々に面白い墓地利用効果があるのもポイントかなと。」
「実際墓地利用というのは結構相手依存なので使いにくくはありますけど、現在ではリンク素材等で使ったりする手段なんかがありますし、結構展開手段は豊富な様子。ただし、そのモンスターでしか攻撃できないってのが難点で、昨今のインフレ環境ではこのカードを主軸にすると難しかったりするかもしれないかなぁ」
2 ヴァンパイアデッキのモンスターカードについて。下級ヴァンパイアカード編。
「じゃあこれらのエースをどう活かすのか。様々なヴァンパイアカードを紹介だ!」
《ヴァンパイア・ソーサラー》
中古遊戯王/レア/シャドウ・スペクターズSHSP-JP029 : ヴァンパイア・ソーサラー
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1500/守1500
このカードが相手によって墓地へ送られた場合、デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体。または「ヴァンパイア」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。このターンに1度だけ、自分が「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
「ヴァンパイアデッキで3枚必須となるのはこのカード。
相手によって墓地に送られると、デッキからヴァンパイア系のカードをサーチ!ついてにそのまま召喚補助を行える便利なカードです。
ヴァンパイアデッキは主に上級モンスターが多いため、ヴァンパイアでは事故防止と共に役立ってくれる良いカードですね」
「ヴァンパイアデッキの特徴として、上級モンスターが多いというのは仕方が無い事実ですの。それらを踏まえてサーチしつつ、次のターンの召喚を狙うのがよさそうですわね」
「純構築ではそれがメインとなりそうですね。」
《ヴァンパイア・レディ》
中古遊戯王/ノーマル/天空の聖域(308)308-013 [N] : ヴァンパイア・レディ
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1550/守1550
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、
カードの種類(モンスター、魔法、罠)を宣言する。
相手はデッキからその種類のカード1枚を選択して墓地に送る。
「攻撃力が1550という時代を感じる攻撃力。そして、戦闘ダメージを与えると種族のカード指定して墓地に送るっていうまぁなんとも言えないカードなんですが、フィールド魔法の《》のカードと合わせると
「まぁメタビート構築では覚えておいて損は無いカードですね」
3 ヴァンパイアデッキのモンスターカードについて。上級ヴァンパイアカード編。
「エクシーズも狙いつつ動く上級モンスターは大抵が強力な効果を持っています。そして召喚時というのが大きなキーワード。
召喚時の強力な効果と共にヴァンパイアのカードを見ていきましょう」
《シャドウ・ヴァンパイア》
中古遊戯王/レア/シャドウ・スペクターズSHSP-JP030 : シャドウ・ヴァンパイア
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードが召喚に成功した時、
手札・デッキから「シャドウ・ヴァンパイア」以外の
「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功した場合、
このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、このカードをエクシーズ召喚の素材とする場合、
闇属性モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
rakuten:mediaworldkaitoriworld:10044053:detail
「召喚時に手札・デッキからヴァンパイアを特殊召喚できる効果を持つモンスターで、ヴァンパイアでは他にレベル5のヴァンパイアを特殊召喚すればエクシーズも狙えたりします。
「ランク5の闇属性・・・・と言えばこんな感じのラインナップですの」
ex:《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》《シャーク・フォートレス》《終焉の守護者アドレウス》《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》。
「召喚制限とか攻撃制限とかもありますけど、今後コントロール奪取とかが来たら考えたい1枚ですね。そのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できないってデメリットをどう扱うかが鍵でしょう」
《ヴァンパイア・デューク》
ヴァンパイア・デューク (遊戯王)(ノーマル)(エクストラパック ナイツ・オブ・オーダー)
- ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
- ショップ: トレカ魂
- 価格: 28円
「召喚時に墓地のヴァンパイアを蘇生。特殊召喚した場合にはデッキ破壊を行う効果を持っています。
と同じように見えますがこちらは蘇生攻撃制限がないのが無いので自ターンでの攻めでは結構有用です。先ほど紹介したランク5闇エクシーズモンスターの使い道が増えたって奴ですね。
また《シャドウ・ヴァンパイア 》と《ヴァンパイア帝国》とのコンボが出来ます。
特殊召喚効果にて、デッキ破壊の後にフィールド魔法の効果が発動。そのまま相手のカードを破壊出来るんですよねー。
▼ 一連の流れ
- 《シャドウ・ヴァンパイア 》を召喚。
- 効果で《ヴァンパイア・デューク》をデッキから特殊召喚。効果で相手のデッキから好きな種類のカードを墓地に送る。
- 《ヴァンパイア帝国》の効果が発動。カードが墓地に送られたので『自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を墓地へ送り、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する』。
「実際ヴァンパイアデッキの核にはなりそうですわよね」
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