- ■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その1・・・登場したデッキに関しては半年程度は制限や禁止にかからない法則。
- ■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その2・・・登場パックに応じて何を環境トップにさせたいのかが予想できる。
- ■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その3・・・アニメの新作と共に一度環境を全体的に制限する動きがある。
- ■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その4・・・エラッタ&緩和で既存のカテゴリーを復活
- ■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その5・・・1年で一番環境を荒らしたカードを禁止MVPに認定
- ● 1&2月に出たテーマを世界大会で活躍させたい動きが?
- まい。式遊戯王制限改定予想システムのまとめ
~ぶらりブログの舞台裏~
まい。「いやぁ~今日も制限改定書くの楽しかったなぁ。色々と遊戯王の制限改定の調査に関しては結構動く事が多くて想像しやすいから見てて楽しんですよねー」
シフォン「こんばんは!お疲れさまですの~。そういえば今回制限改定書いている時に結構苦労したんですの?」
そうなんですよー。今回は遊戯王の制限改定において5つの変動する理由があるので非常に疲れましたー。
ただこういう制限予想に関しては他の遊戯王プレイヤーの方々も行うようになって来たので今回はちょっとメモ書きというか分かっていた事や書いてて楽しかった事について色々と書いていこうと思います。
所謂まい。の予想システムみたいなものなので、参考にする際やこれちげぇぞ!?(孫悟空風)という意見がある事はご了承ください。
■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その1・・・登場したデッキに関しては半年程度は制限や禁止にかからない法則。
「実は遊戯王の中で公式側がある程度売りたいジャンルに関してはあまり制限をかけないというジンクスがあります。これは2016年6月に登場した【ABC】は勿論の事【魔道】であっても3ヶ月以内のリミットレギュレーションには反映されないという動きがあります。
コレに関しては、制限改定のスピード。及び公式側の意図があるように思えますね」
「ふむ。最速記録は現在の所、《Emヒグルミ》や《EMモンキーボード》等を入れた167日・・・つまり5ヶ月ちょっとが今の所最速という事ですのね。実際リミットレギュレーションの期間は4月や7月といった微妙に環境カテゴリーが出て日にちをずらし、上手く環境の制限に乗せないように出来ていますの」
「勿論これは筆者も十分予測していて【十二獣】制限になれーとかドランシア禁止とか叫んでいますが、このジンクスを知ってからは冷静になりました。
というのもこのヒグルミの様な効果を持っているモンスターの最大の特徴はモンスター効果に1ターンに1度の制限がなかったという点だけであって、この制限を設けている以上=【壊獣】というベストアンサーの存在がいる限り公式としては制限にかけるには半年は売りたいなぁという意味があるのでしょうね。
特にマキシマム・クライシスもそうですが、あれは1月に登場したので制限にかかるとすれば7月辺りのリミットレギュレーションは微妙。世界大会に限っては規制を逃れ、10月の制限改定予想で皆さんは恐獣がなぜ禁止にならないんだ!!って叫ぶんじゃないかなぁと(笑)
勿論前例はありますが、これは禁止やきつい制限のおはなし。実際は準制限などで枠を埋めたりしますが、その時に天キ等のカードがとばっちりに合う事が多いんですの。
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■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その2・・・登場パックに応じて何を環境トップにさせたいのかが予想できる。
「遊戯王の中では登場しただけで最強と歌われるカテゴリーがある。そういったカードは恐らく活躍させたいのであまり制限にはしないのでしょう。
例えば今回2017年の4月の制限改定予想ではメインモンスターへの多大な制限を予想しました。しかし一方で、《ライトロード》の相互互換である【トワイライトロード】が登場している。
この結果を見れば分かるのですが、実際はインフェルノイドの制限改定に合わせているとも言える動きがありまたメインデッキの墓地肥やしをどこまで規制するかが公式の裁定で分かる事になります」
「実質《妖精伝姫-シラユキ》は【シラユキライロ】や【インフェルノイド】で活躍中・・・そして墓地を肥やすカードは主に《灰流うらら》が登場してから見ていないという経緯もありますの。
英語版の《妖精伝姫-シラユキ》は服が赤なので個人的に好きですの♪
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実際はサイドで対策が出来ると言えども2017年の1ヶ月前での優勝回数では一気にインフェルノイドががた落ちに見える結果がありますが、制限にかかるジンクスがある【十二獣】を徹底的に採用しなくても強かったのはこの2つのデッキだけ。
故に完全に墓地を肥やすテーマに関してメタを張る事や、元々60枚に近いデッキにして《隣の芝刈り》を発動させないEX0デッキ構築の【真竜】デッキが以前優勝していたのですし、実はこの制限に関してはアツーい制限争いがありますのね」
「勿論の事ですが、今回の制限改定にて非常に難しい点が多かったりします。
しかし分かっているのは制限改定に関してちゃんと数字を確認しているというのは明白であり、【十二獣】等の優勝回数に関しての回数はちゃんと確認しているようです。
一応【abc】に関しても問題はないという訳では無かったのですが
ある程度暴れたから良いじゃない
という意見もあったり。
「そういう意味ではお疲れ様会に近い物がありますわね。あぁ・・・ユニコーン様が・・・というとばっちりは今でも忘れませんの。」
そう言う意味ではデュエマのようにTier制度的なものを何か決めている節があるような感じがありますねー。特に売上げに影響するという訳では無いんですけど十二獣が優勝しているとしてもテンプレート的な構築は現在【十二獣】以上の多岐に渡るものです。
なのである意味《EMモンキーボード》以上の制限規制は起きないとも言えますねー。勿論環境のループは1月3月6月7月9月というおよそ一カ月おきに移動しているので、規制しようにも考察が間に合わないんじゃないかなぁ・・・と。
「でも2016年の制限改定に関しては本気で《SRベイゴマックス》が制限にならないのかと思う人も多かったですし・・・今後は出張カードは最速準制限になるカードの可能性は今後も増えそうです
まさか最速での禁止等が更新される事は無いと期待したいですのよ?」
頼む。
最速記録は更新しないでくれー。
■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その3・・・アニメの新作と共に一度環境を全体的に制限する動きがある。
「一方で他のtcgよりかは弱いのですが新アニメによる全体的名規制はこのころ非常に多かった気がします。今回の遊戯王VRAINSでも同じようにサイバース族やリンク召喚(L召喚)を流行らせたいが故に各種カードの中で制限解除する動きは見られそうですね」
「確かにペンデュラム召喚が登場した時に《激流葬》が制限解除されていますの。こういった新システムによる制限解除は必須であって、制限予想の時にはかなり重要になりますわよね?」
「勿論そうなってきますね。
一応今回のリンク召喚(L召喚)は実際モンスター召喚に関しての問題なのでエクシーズと同じで最初は爆発的にヒットしないと考えています。
ただし《デコード・トーカー》の例もありまして、制圧に関しての《サンダー・ボルト》なんかは結構制限解除の狙い目と思っている人が多いようですね。こういった新システムに関してのメタカードは駆け引きという面で制限解除される場合もあるので考察する場合では結構必須な事になります。
実際エクシーズ召喚が登場した2011年のスターターデッキでは《グレンザウルス》等の環境からは一線はなれたカードが多く流行るまでにある程度の月日を有する事になりました。
リンク召喚(L召喚)は今の所エクストラデッキから登場するカードに関しての問題としてデフレを促進させている様に見えますがリンクモンスターの効果次第ではインフレがおき兼ねないので多分制限的にはそこまでかわらないかもしれませんね。
■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その4・・・エラッタ&緩和で既存のカテゴリーを復活
「と、ココまで様々な事を考えてきましたが、実はエラッタ等で帰ってくる可能性も最近では視野に入れなければならないようになりました。
昔では20th アニバーサリーパック2nd wave等で登場した《氷結界の龍 ブリューナク》はそのエラッタで帰ってきましたし、なんだかんだでこういった制限解除による利点は今までのデッキに加えて、復帰する可能性のあるカテゴリーも多いです。
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ですが制限解除に関しては【甲虫装機】などある程度環境に復帰しないカテゴリーである事が前提になっているのでいきなり【征竜】が復帰するという事はありえません。でもエラッタしたら戻ってくる可能性が・・・なんているカードかもしれませんね。
「勿論今回の制限改定では、様々なカテゴリーが戻る可能性があるのは否めませんの。また各種デッキの反応として《大嵐》や《ハリケーン》の入れ替えや元々魔法罠の除去カードの前面規制などがあったりする等環境デッキをどうするのかがポイントですわね」
「一応制限緩和に関しては《エルシャドール・ネフィリム》とかが結構気になりますね。《クリッター》の次の存在として《黒き森のウィッチ》が挙げられますが、このサーチ効果の範囲がかなり怖いので公式的にどうするのかは気になります。
特に《悪夢再び》等で回収出来るカード等をサーチ出来てしまうというのを何処まで悪用出来るか・・・とかは楽しみで仕方が無いなぁと。ほぼ全てのデッキに入ると昔は言われていましたが現在ではクリッターの効果のようにエラッタされる場合もありますからね」
■ 制限改定予想で考えておくと楽しめる事その5・・・1年で一番環境を荒らしたカードを禁止MVPに認定
「そして1年間輝いていたカードは殿堂入りとして禁止カードに放り込まれてしまうのです・・・」
「実は毎年1月にあったレギュレーションでは《Emヒグルミ》が。そして2017年では《マジェスペクター・ユニコーン》が禁止になってしまったという事ですのね」
「なんだかんだで現状の制限改定ではこういった問題が多々あるのは否めません。ただなんかとばっちりというか汎用性高くしたからこそ引っかかる存在が多すぎて実際はこういったデッキパワーで悪用されるものが多いのではないか?という推測も出来ます。
実質こういった制限の問題では最近だと【ABC】位しか専用のカテゴリーでの規制がなかった印象が強いですし、【インフェルノイド】であっても《左腕の代償》とか、《隣の芝刈り》なんていう名称なので何でもデッキに投入出来てしまいます。
《隣のインフェルノイド》とかだったら【インフェルノイド】だけの規制で済むのですが・・・。
● 1&2月に出たテーマを世界大会で活躍させたい動きが?
「とここまで大雑把に書いてきたので今後更新する気ではいますが、元々世界大会のデッキで優勝を狙うカテゴリーは大体1月から2月に登場しているカテゴリーが多い気がしました。
2016年の世界大会で優勝している【青眼】は1月に発売しているシャイニング・ビクトリーズ (SHINING VICTORIES) 辺りでは結果を出してはいないものの、この辺りから映画特典と合わせて、【EM竜剣士】・【帝王】・【彼岸】に対する大幅な規制が行われた結果環境トップに躍り出ています。
2015年でも、世界大会で優勝した【テラナイト】も、2015年2月14日発売のクロスオーバー・ソウルズ (CROSSOVER SOULS) にて登場しています。この点は《星守の騎士 プトレマイオス》が登場した為と言われていますが、実際はカテゴリー的に恩恵を得やすかった環境デッキでは全てと言えますが結果としてはテラナイトのカードなので・・・。
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「2014年は《ソウル・チャージ》のお陰で結構環境が荒れたのですよね。【インフェルニティ】だった覚えがありますが、あれも特殊召喚するというものを連続で出して【ライフが投げ捨てられても問題ない】という怖さを味わった気がしますの・・・」
「また2013年も世界大会では【征竜】が優勝していますが、これもまた2013年2月16日発売のLORD OF THE TACHYON GALAXYにて登場しているカテゴリーです。
と、ココまでほぼ日本の1月から2月に登場しているパックのカテゴリーの強化されている中から有力候補が出ているのは間違いありません」
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「実は日本で大暴れした【EMEm】や【十二獣】に関しては10月発売なのでもしかすると・・・と思っていましたがまず世界大会系の優勝候補には入っていないんです。元々発売が世界で間に合わないというのもありますが、【ABC】も一回規制を通り抜ければ・・・と思ったらまさかの沈没。
こういった事例があるので6月のストラクチャーは案外ガチで作られてあって、一方で12月はファンデッキや遊戯王が好きな人のためのファンサービスである事が多いです。
その点ではペンデュラム・エボリューションが環境にはいっているのはえぇと驚きましたが、マスタールール4の改正でなんとなく納得がいってしまいました。
「つまり遊戯王の環境はトップクラスの強さはちょうど1月や2月で登場しているカテゴリーが多いという事ですのね。
そこから制限改定の考察をしていくと・・・強いデッキの規制が半年以上というのは世界大会がおおよそ半年後の7月から8月であって、環境に大きな影響が出ないようになっている感じで調整してあるというのが特徴ですの」
「と実は他のカテゴリーをディスっているわけでも無くて2016年の世界大会では【マドルチェ】が一時期話題になったように様々なデッキが強いのは言うまでもありません。
運ゲーという部分もありますし、確実な事は言えませんが世界大会の結果だけで制限を決めるというのも若干おかしいとは思います。
様々なバランスを崩すという意味合いもありますし、実際はこういった問題もあった位で済ましていただければな・・・と」
まい。式遊戯王制限改定予想システムのまとめ
とココでまとめておくと制限改定予想ではこんな感じです。
- Tier1(環境トップ)のデッキは主に1月から登場するパック等の可能性が高い。現状結果が出ていないカテゴリーであっても世界大会で優勝する可能性がある。
- 6月のストラクチャーは強い傾向があるが、翌年の制限改定で制限される可能性が強い。
- 中堅辺りのデッキは比較的多くどのデッキが優勝回数を増やせるかはTier1の優勝デッキの対策から外れるものデッキである可能性が高いものである。
- アニメ等の影響で制限等を一時期スタン環境並みに戻される可能性も考慮に。
- とばっちりで禁止入りするのはなんだ!?と予想しておくと面白い。
「すごーく言いたく無いのですが遊戯王の制限改定は主にこれらに合わせて調整されています。なんだかんだで繰り返される環境であるとお察しいただければ最近の制限改定予想も楽しく見えてきますよ(棒)」
「あくまでもこう言う調査は言いたくは無いですが、遊戯王はスタン環境は無くとも1年で大きく環境が入れ替わるゲームだったという事ですの。実際中堅デッキ等も踏まえると楽しい環境なのでその点は忘れ無いでくださいですの」
実際は環境デッキが蔓延していると言っても半年置きの制限を見て行ければ全く問題ありません。ストレスがたまったら1年遊戯王を辞めればまず環境自体は一周しているという事に繋がっているのでマスタールールの改正ではそういった誘惑もあるかもしれませんね。
と言うわけで今回は遊戯王の制限改定予想で考えておくと楽しめる事でした~それではまたのお越しをお待ちしております!!
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【遊戯王 制限改定】2017年4月の制限改定予想(リミットレギュレーション)と規制候補について考える。 - 中古 買い物で得する人生~”ぶらりネット下車の旅”