真竜デッキの最新優勝デッキの考察・紹介!
「という訳で安くて強いの代名詞真竜デッキが優勝したとの事で今回は真竜デッキを見て行きたいと思います!
いやぁ。真竜デッキは懐かしいなぁ。まだ私がこのまいログを本格的に始めてないときの物でして、正直ちょっと懐かしい感じもします。ほら上記の画像もマスターPが存在する訳で・・・」
「本当だ。っていうかこれまだ私もいなかった頃じゃないの?」
「そうなんですよねぇ。ルール改正の影響も少なく、尚且つ世界大会等でも優遇されたデッキの1つで破壊するだけでアドっていうのがどれだけ強いのかというのを感じさせられるデッキの1つでもありました。
マスタールールの改正があった後でも普通に強くて焦る・・・ってレベルのデッキだったのですが、ドンドンと規制カードが増えていってしまい最終的にはマスターPもフィールド魔法も過去の物となってしまう事になってしまって」
「あの頃のインフレは実際に物凄かったですし『起動効果が全て』見たいな時代でもありましたのである意味では妥当な気がしますの。
しかし、現在でもexリンクという問題が発生してる以上ある意味では残しておいても良い存在かもしれませんわよね。リンク・ヴレインズ・パックでも新規が来てくれたらなぁと思うデッキの1つで、今後はどうなるのかがちょっと気になる所でしたの。
そんな時に登場したのが《真竜剣皇マスターP》に頼らない《命削りの宝札》を採用した【命削り真竜】。特に純構築の時にはあまり採用されなかった【真竜導士マジェスティM】が注目されたのは大きい点で、様々な構築が作られていきましたのよ」
「あ、確かにそういった問題があったのは覚えてるわよ。いやぁ。懐かしいわね」
「特に構築面においてはこういったカードが注目されるって事態になってましたよね。枠が無いからというよりもそもそも魔法罠効果使ったらサーチっていうのが正直言って強すぎたってのはあるとは思いますけど・・・」
「実際打点を魔法罠で破壊していくスタイルもあるから結果的にアドバンテージに繋がってるっていうね」
真竜デッキの効果をおさらい 《効果一覧》
「勿論アドバンス召喚を行った【真竜】は『特別な効果』が付与されますまず↓の【真竜】ですが上級モンスターはサーチ効果が付いて来るんですよね」
《真竜騎将ドライアスIII世》
⇒フィールドから離れたら【真竜】モンスターを出せる!
《真竜拳士ダイナマイトK》
⇒デッキから【真竜】罠を発動できる!
《真竜戦士イグニスH》
⇒デッキから【真竜】魔法を発動できる!
《真竜導士マジェスティM》
⇒デッキから【真竜】モンスターを発動できる!かわいい!
「そして最上級モンスターになると効果が非常に強力に!《真竜剣皇マスターP》や《真竜機兵ダースメタトロン》等で一気に相手を倒しちゃいましょう!っていうデッキなんです。」
《真竜剣皇マスターP》
⇒ドランシアのように起動効果での破壊効果+リリースしたカードの効果を受けない。
《真竜機兵ダースメタトロン》
⇒相手によって破壊された場合地・水・炎・風属性のいずれかの融合・S・Xモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
「こうみていると単純にアドバンス召喚が成功した時にアドバンテージが取れないので帝より弱く見えますわね。だって帝の場合では出した時に既に相手のカードを除外できるガイウス等がいますの」
「確かにそうなんですけど、その代わり【真竜】には永続魔法や永続罠をアドバンス召喚のコストに出来るのですがその時に相手の魔法罠やモンスターを破壊できる効果があるんですよね。なので破壊+アドバンス召喚と相手にすると非常に辛かったりするんです。」
【真竜】デッキレシピの動かし方その1 まずはアドバンス召喚した【真竜】の効果を使ってアドバンテージを稼いでみよう!
「真竜デッキの回し方の基本は真竜と名前の付いた永続魔法罠をリリースしアドバンス召喚する事で魔法罠・モンスターを破壊しつつ、相手が効果を使った時にモンスターをサーチしたり、魔法罠を持ってきたりする真竜の効果でアドバンテージを稼いで行くロービートデッキです。
最終的にワンキルの布陣を整えるのは難しいデッキなのですが、少しずつアドバンテージを稼ぐことに特化しているデッキなので全く無駄がありません。少しずつ盤面を作り上げていき、相手の札を消費させていくのも重要な戦略と言えそうです。
真竜拳士ダイナマイトKは現在制限カードとなっていますが、真竜「永続罠カード」を1枚発動させる事が出来たりと『相手ターンで動くことがメインなデッキ』である点も注目。相手の誘発等に対応・・・という訳では無いんですがエフェクト・ヴェーラーや無限泡影をすり抜けやすいというちょっと特殊な効果が特徴的なんですよね」
星6/水属性/幻竜族/攻2500/守1200
このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、
モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。
(1):1ターンに1度、アドバンス召喚したこのカードが存在し、
相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
デッキから「真竜」永続罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドに発動する。
「また、これら真竜のカードはどれも非常に優秀でかなり強いですの。効果一覧的にはこうですわね」
⇒フィールドから離れたら【真竜】モンスターを出せる!
《真竜拳士ダイナマイトK》
⇒デッキから【真竜】魔法を発動できる!
《真竜導士マジェスティM》
⇒デッキから【真竜】モンスターを発動できる!かわいい!
「後忘れてはいけないのは真竜の『真竜機兵ダースメタトロン』!
このカードはエクストラ含めて盤面に大型を出せるというのが特徴。また、リリースした種類のカード効果を受けない効果があり、モンスターや魔法・罠に関しての耐性を残したま盤面に居座れるので、効果モンスターの効果の影響を受けずに倒すことが出来ます。今回の優勝デッキではexがありませんでしたが、盤面維持も出来るスグレモノなのです(´・ω・`)」
真竜の魔法罠で相手のアドバンテージを削ぐ!
《真竜皇の復活/True King's Return》
永続罠
「真竜皇の復活」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
(1)(2)の効果は同一チェーン上では発動できない。
(1):自分の墓地の「真竜」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
「このカードだけではアドバンテージを稼ぐのは難しいのですが、この永続罠に合わせてモンスターを出したりアドバンス召喚で永続罠をリリースする事で起動効果で相手のモンスターを破壊する事が出来ます。帝王の烈旋等もそうですが、これらの効果を活かしつつ戦うのがセオリーという訳ですね。」
「なるほど。勿論他の【真竜】でも十分に強いけど追撃を考慮するならって事ですわね」
「まぁ特に真竜の醍醐味の1つなのでなんとも言えないのですがこのカード達が無いとリリースが無くて詰むってのが正直な意見ですね。
実際に効果が強いのは当たり前なのですが、真竜デッキではこれで相手のモンスターや魔法罠を除去していかないと打点で届かなかったり、キーカードを破壊出来なかったりと辛い所もありますし・・・因みに真竜に関してはココも制限が若干かかってたりもして(´・ω・`)」
中古遊戯王/ノーマル/マキシマム・クライシスMACR-JP054 [N] : 真竜の継承
永続魔法
「真竜の継承」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。このターンにフィールドから墓地へ送られた「真竜」カードの種類(モンスター・魔法・罠)の数だけ、自分はデッキからドローする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
中古遊戯王/ノーマル/マキシマム・クライシスMACR-JP054 [N] : 真竜の継承
永続魔法
「真竜の継承」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このターンにフィールドから墓地へ送られた「真竜」カードの種類(モンスター・魔法・罠)の数だけ、自分はデッキからドローする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。「真竜」モンスター1体を表側表示でアドバンス召喚する。
(3):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
真竜 優勝デッキ紹介!
本日の遊戯王大会
— ALANN尼崎 18周年 (@alann_ama) 2018年8月10日
優勝/真竜/ヂレイ
コメント
『誘発もエクストラも要りませんでした!』
おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/GMzFViNwPt
「という事で今回優勝した真竜デッキはこちらです!命削りがメインと思っていたのですがサイドに添える事で時械神とラースフィアを入れているのが大きな特徴ですね。真竜の場合アドバンス召喚権が増えるというメリットを活かし相手のexリンクを潰すという大きな役割を持っています。
元々エクストラメタや展開メタカードではあるんですが、真竜デッキの場合だと、ラースフィアで相手の大量展開を防いだ上で押し切れるのが強いですね!」
真竜デッキ 優勝者さんにおすすめポイントを聞いてみた!
「という事で今回はトキソラさんから優勝者インタビューを受けていただけましたので一緒に紹介しようと思います!トキソラさんありがとうございます~」
1 大会で今回のデッキを使おう・握ろうと思った理由
1 今期は先攻ゲーなので、後攻で盤面引っぺがした後に蓋をできるテーマとして、除去しながらメタビできる真竜を選びました。
2対面で一番気になり対策したカテゴリーは?
2 剛鬼&ABC 最終盤面の合計火力が高く、盤面を荒らし切れないままターンを渡すと物量で押し切られてしまいます。メインのラー球3枚もそういうことです。ですがラー球は閃刀姫相手にはほぼ腐るのでダースメタトロンを2枚にしておきました。
「そうそう・・・ラースフィアだけでは結局手札的に事故ってしまうって事もあるんですよね。なので閃刀姫を防ぐためにもまずは効果モンスターや魔法を無効して盤面に出せる3000打点は優秀という事で採用したい所なのです。
勿論閃刀姫も突破方法は色々とありますが、カガリや閃刀魔法による除去やコントロール奪取が注目点なのですが、このカードにはこういった効果は効きません。真竜の強みでもあるので今後注目されていく可能性はありそう(´・ω・`)」
3回す・動かす際に気を付けた事。
3 どの順番で盤面を壊していくかですね。例えばオルターガイストなら、時械神は無理に出さずに魔法リリースで真竜を出すことで罠を割りまくる、とか。サンドラ相手ならその逆でサンドラが壊せない時械神からスタートする、とか。順番を間違えると手札にたくさんゴミを抱えることになりかねません。
「実際に時械神やラースフィア等のカードが重要なのはあるんですが、盤面を出す順番や要素は考えないと辛いですね。特にオルターガイストや様々なデッキがある中で対抗策を考える必要があるのですが、時械神もまたメタトロンと一緒で『破壊耐性』等があり相手を牽制しつつ叩くことが出来ます!」
4今回のデッキのおすすめポイント
4 あまり見られないデッキタイプ(真竜は少しいるようですが時械神はほとんどいないようです)なので、対策が取られづらい・ジャンケンに負けても平気・Gが刺さらない・サイチェンで削り真竜にすることで先攻渡しのケアになる・安価
「後はやっぱり安いのとシェア的に対策が取られ難いというのは大きいですの。メタビートというタイプではありますが、真竜の場合打点もあって尚且つ強力なコンボがあったりと無駄な事が何一つなく活用できるので非常に強力なデッキなんですわよ」
「確かにキーパーツ自身は安価ですもんねー。そして何よりこのデッキもですが誘発枠はそこまで必須じゃあありません。こういった面も合わせて今後も注目されていくデッキかなーって思います。私も真竜デッキを持ってるので非常に愛着あるんですよね(´・ω・`)若干時械巫女が高くて焦るときありましたけどまだまだ安価で組めそうです」
「出来ればマスターPとか帰ってきてくれると嬉しいですわね」
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