星杯のストーリーがある程度考察出来るレベルまで判明したのでリースの黒幕説から様々な【星杯】のストーリーとルートを紹介!星遺物の物語とそもそも『リース』の語源って何なの?ってお話。
「なんか環境以外の話もしてーって事で今回は折角パラディオンである程度星杯のストーリーが人段落してしまったのでちょっと考える事にしました。
実際お気づきの通り【星杯】と【星遺物】は聖杯をイメージしたもので繋がりが非常に繋がりの強いものです。星遺物に関して【星杯】なのは勿論、【星槍】というのもお察しの通りロンギヌスの事。そんな感じで分かりやすい元ネタとなっている聖杯の物語ですが、たびたび遊戯王ではエクシーズ以降『聖杯の物語』をモチーフにした物語が良く出てくるんですよね。
そういった中でアーサー王伝説等ではなくオリジナルストーリーとして展開したのは初なのでは?と気づいた昨今。裏側を覗けば、【星杯】のストーリーは基本的に『キリスト教のストーリーを基盤にしている』ものが多くその名前も同じ物があったりするのは否めませんが、ただ一つ謎なのが【星杯】のストーリーの中で『その元となる人物』が未だに出ないことでしょう。
そしてその話の中核の前半はリースが全てを象徴しています。
今回は【星杯】のストーリーから、リースの行動。その裏とコンセプトとなったキーワードを見ていきます。というかとりあえず考察の為の基盤作りだと思っていただければ嬉しいかな(´・ω・`)勝手な妄想が多めなのできっと話は違う方向に行きます。裏ネタや考察のポイントとして楽しんでいただければなと思います!」
その1
元ネタと【星杯】の主役4人をおさらい編。
- 【星杯】のストーリーの星遺物はなぜ7つ?
- 星杯の妖精リースってそもそも何者だったのか。
- 【星杯】ストーリーに関連する4人の戦士たち。
- 《星杯に選ばれし者》 《星杯剣士アウラム》
- 《星杯に誘われし者》 《星杯戦士ニンギルス》
- 《星杯の守護竜》 《星杯竜イムドゥーク》
- 《星杯を戴く巫女》と《星杯神楽イヴ》
- そもそも、リースの存在って黒幕だったけど4章で本当に消滅したの?ってお話。
【星杯】のストーリーの星遺物はなぜ7つ?
「そもそも【星杯】のストーリーで一番の謎だったのが星遺物は何故7つなのか?って事でしょう。
星遺物の7つを解き放つと・・・?と言いつつも実際は良く考えると7つって何処からそのキーワードが来たんだよ!って話。
実はキリスト教においての『7』という数字は非常に大きな『完全』を意味するという意味合いが強く、世界の創造が7日で行なわれたなどの神話があるんです。リースの言葉である『解き放つ』の意味を意味深に考えてしまうキッカケとなるんですが、そもそも遊戯王にはストーリーで創造神という存在がおりましてあまり良いことをしないんですよ」
「そもそもこの言葉の意味というか7って数字は一週間とか日本人にはなじみの深い言葉よね。
だって、その結果として後述するトロイメアという『7つの大罪』が出てきたわけだし。結果的に今後7に関連する「七つの美徳」「聖霊の七つの賜」とかこういう話も実際はあって、世界を7日で作ったとかそもそも黙示録に7が付いてたりとか遊戯王のストーリーには考察しなければならないストーリーとコンセプトがあるのは間違いないわよね。というか最近7つの美徳ってアニメかゲームで出てなかったっけ?」
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「確かに7由来って多いですよねー。
そしてどう転んでも7つの話に関わるものを純粋に入れてきているというのが【星杯】のストーリーな訳で、全く神話等と関係ないという訳ではなさそうです。
まず何より星遺物が7つというのならパック販売的には2年をスパンとしているのは明らかであり、その話の終局は『来年の1・2月』と環境を乗っ取る位の強いカードを出せるというジンクスに合わせているのも遊戯王ユーザーであれば絶対に考察点として見ておくべき事情でしょう。
え?販売事情は考察外って?そんなー(´・ω・`)」
星杯の妖精リースってそもそも何者だったのか。
[rakuten:card-museum:10288425:detail]
「そもそもこの【星杯】のストーリーは《星杯の妖精リース》から始まりますが10期のストーリー系カードには『それぞれストーリーに因んだ効果が書かれている』事があり、そのストーリーを読み解く上で非常に大事な証拠となります。
《星杯の妖精リース》の効果は各種【星杯】をサーチする効果。
つまり各種《星杯を戴く巫女》等を導くキーパーソンとなるべき存在です。
効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 100/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える
「《つまり【星杯】達をその場所に呼び寄せた――【星杯】ストーリーの始まりのものという効果になっているという事ですわね。星杯の妖精リース》の効果は【星杯】モンスターのサーチですので【星杯】を中心に生活していた人物をその場所に呼び合わせた・・・そのストーリーの後付けがされていますの。
《星杯の妖精リース》の効果はその中心となっていて、出会った=仕組まれた出会いとも取れるのですが、結果的にこの段階では《星杯の妖精リース》が正しい存在なのかを判断出来なかったために考察しきれなかったんですわよね」
【星杯】のストーリー考察と紹介において、この邂逅と加護をどちらが先なのかというものが明確ではないのですが邂逅が先の場合『サーチ効果』になっていて、加護が先の場合サーチではなく『効果付与』になるのかもしれません。
因みに指を指しているのは後に過酷な運命が待っている少女で、運が悪かったのかその祭器に『何かしらを引き寄せるものがあったのか』・・・。リース自体が悪役として存在するなら今後登場して何かしらアクションを起こすはずですわよね」
「なんかそういう意味では悲劇しか生んでないんですよね。リースが召喚・・・『つまり星遺物の封印を解くための存在』として世界に降臨した時に中心人物たちを呼び寄せたからこそ、彼らの名前は《星杯に誘われし者》・《星杯に選ばれし者》・《星杯を戴く巫女》というストーリーに因んだ名前になっているのでしょう。特に《星杯の妖精リース》の存在は今後重要なキーマンとなっていますが、大抵導かれる存在と抱かれる存在に誘われる奴は大抵良い事が起きないというか
『力におぼれやすい』という鉄板のストーリーがあります。
その通りにならないことを祈りたくもありますけどね!闇落ちしないよね!(白目)」
【星杯】ストーリーに関連する4人の戦士たち。
「ドラクエだったら超優秀なメンバー構成ですね。
さて、星杯のモンスターには今回キーパーソンとして『フレーバーテキスト』が用意されています。これを良く読むと様々な謎が解明出来るようになっており、10月までの『新名称モンスター』の存在まで書いて出てくるようになってるんですよねー」
《星杯に選ばれし者》 《星杯剣士アウラム》
通常モンスター
星3/炎属性/サイキック族/攻1600/守 0
機怪の残骸で武装する、真っ直ぐな心の少年。
星辰の森に古くから伝わる『星の勇者』に憧れており、
妖精リースの願いを受けて、光を授かった仲間たちと共に七つの星遺物を解き放つ旅に出る。
”星明かりの勇者 掲げし剣に光を束ね 大いなる闇を討ち祓わん”
「良く考えたら主人公枠でも特別な効果がなかった人物。兄貴分は結構仕事してるんですが、こっちはただの少年。
しかし、リースの願いを受けて多いなる闇を打ち払う旅に出る事になります。地味にこのカードで注目したいのは剣で年齢と共にオサレになっていきますが、ドンドン持っている剣のデザインが《星杯を戴く巫女》の祭器に近い機械的な剣になっていくんですよね」
「今回のストーリーでは『掲げし剣』という明確な言葉が出ている以上、剣には毎回注目しておきたい所。
特に、ジャックナイツが力を与えた的なノリが非常に謎なのでココはちゃんと書いていきたいです。というのもジャックナイツが狙った意図が【星杯】の破壊であるなら、元々ジャックナイツが味方になるのは当然ですからね。守護竜もなつく神通力の存在が貴重なものでそれを悪用される前に消すという『正義の行動』であるなら、《星杯を戴く巫女》がリースに奪われた瞬間に味方であるアウラムに力を貸すのも納得がいきます」
「なんか王道のストーリーなノリで考えるとジャックナイツの存在って正義の為なら1人の少女の犠牲も仕方ないタイプの存在に見えて仕方ないんですよね」
「なんか弊害がありそうですけどジャックナイツの存在が一番の謎なんですよね。
元々ジャックナイツって機界騎士による支配から守っている存在ではありましたが、『星遺物の開放を危険視』してたのか『《星杯神楽イヴ》自体を危険視してる』のかも分からないんですよ。だって《星杯を戴く巫女》の持っている祭器自体を狙っているように見えてあれは星遺物じゃなかった筈ですし」
鍵の様な存在となっていて、それを活用し何かをするのは明白なんですがなんせ【星杯】のストーリーって悪役が毎回入れ替わってるので話の流れがぜんぜん落ち着いて見れないんですよね。
クローラーとかもそうなんですけど、1話ごとに主人公に敵対する勢力が出てきてリースが裏切り星の脅威が攻めてくるってなんかもう主人公じゃなければ絶望感が半端無いストーリーだなぁ」
「ジャックナイツってベジータ的ポジションじゃないですの?」
「え゛。うーん、まぁその通りですよね。ジャックナイツだけ良い奴なのか悪い奴なのか分からないし、そもそも鍵を引き継いだ存在としてフレーバーテキストでは描かれています。つまり最終的にはイヴに取り込まれる前に祭器の鍵の力を選ばれて力を貰うというストーリーは胸が熱くなります。
ただ、星の杯に継がれし意志は新たな鍵となり 闇を断ち切る剣とならん。と書いてますが次回にもう星が脅威になってるんですけどね・・・恐らく剣と鍵がアウラムにとって重要なファクターになるんでしょう」
《星杯に誘われし者》 《星杯戦士ニンギルス》
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 0
機怪との戦いに明け暮れる青年。
森の周辺に生息する機怪蟲が突如凶暴化した際にも、
一歩も引かずに結界への侵入を防ぎ続けた。
常に先陣を駆けるその雄姿は森の民を奮い立たせるが、
本人はたった一人の妹を守る為だけにその槍を振るっている。
《星杯の守護竜》 《星杯竜イムドゥーク》
《星杯を戴く巫女》と《星杯神楽イヴ》
通常モンスター
星2/水属性/魔法使い族/攻 0/守2100
星神に鎮魂の祈りを捧げる巫女。
手にした杖は代々受け継がれし祭器であり、
力を結界に変えて機界騎士による支配から森の民を守護している。
森の守護竜が懐く程の神通力をその身に秘めているが、
普段は兄と幼馴染を大切に想う、心優しい少女の顔を見せる。
「なんかかわいい(思考停止)
《星杯を戴く巫女》自体に効果は無いんですが、ジャックナイツというワードとちゃんと杖で森の民を守護しているカードです。
【星杯】の元となった聖杯のストーリー「聖杯伝説」では『乙女が捧げ持つもの』が聖杯となっていた辺り、星杯のストーリーにて『【星杯】を戴く存在』として位置づけられたのかもしれません。
因みに聖杯と聞くとFATEを思い出すと思いますが多分『良い事が全く何も起きない』という【星杯】の立ち位置は変わらないでしょう。というか巫女の存在が消失してる辺り所悪の根源的な存在ですし、リースと出会わなかったら良かったんですけど神通力という特殊能力が何かしら意味があったのかもしれませんよ?
また、《星杯の妖精リース》から効果を受け継ぎ、《星杯神楽イヴ》となりましたが、神楽は元々神に捧げるために行われる歌舞という意味があります。「アダムとイヴ」という存在があり最初はイブという存在があるのかなと思いきや、彼女自体が『音楽の一部』として取り込まれる象徴となるとは誰が予測したでしょうか。
夢幻崩界イヴリースという名称になってしまい、最終的には・・・となってしまいますが、【星杯】のストーリーの中心にいたのは言うまでもありません。実際に4章では消滅しかかっているものの、聖杯の元ネタ的には復活とか治癒能力が備わっているので何処かで生き延びている可能性は十分にあります。
遊戯王の世界ではなんちゃって生存ルートというのが存在し『精霊獣使い ウィンダ』など希望はまだ捨ててはいけないじゃないかなーって」
そもそも、リースの存在って黒幕だったけど4章で本当に消滅したの?ってお話。
「というか、リースの存在って実際にいなくなったのかは分かりません。【星杯】というキーパーソンが存在する事と、そもそも